健診での便潜血が陽性に出たのですが?

  自分で痔だろうと決め付けずに早期の検査が必要でしょう。

便の潜血反応はオルトトリジン法が一般的です。 この反応が陽性ということは便中のヘモグロビンに反応しており感度は高くて食事中のヘモグロビンにも反応します。 検査前の食事制限をしても陽性なら口から肛門までの消化管のどこからかに出血があるということです。 肛門の痔でも当然、出血して潜血が陽性に出ますが、自分で痔だろうと決め付けずに大腸の検査・大腸ファイバーを受かられたほうが良いでしょう。 出血の原因には腸の炎症やポリープもありますがのこともありますので早期の検査が必要です

市の胃がん検診(バリウム検査)で再検査の通知が来ました

市の胃がん検診(バリウム検査)で再検査の通知が来ました。所見の部位 胃角部 小彎 所見の種類は胃角変形とありました。

胃の曲がった部分が変形している状態だと説明されましたがそれ以上は検査してくださいと言われました。 胃カメラ検査をするように言われました。 症状としては 最近はなくなったのですが 2・3ヶ月前に急いで食事をした後に胃が重い感じになったことがありました。1時間ぐらい横になっていると治りました。 その後も忘れて早食いすると症状になるので市販のガスター10を2度服用したらすっかりなおりました。 急いで検査しなくても良いでしょうか? 小彎 胃角変形とはガンの可能性があるのでしょうか?

回答
まず胃角部 小彎・・・ここは潰瘍の好発部位です。 で、潰瘍が出来ると周りの組織を引っ張るため 粘膜の異常や胃角に変形をもたらす訳です。 ただ 心配なのは潰瘍が本当に有るのか? 有った場合、その潰瘍の周りにガンは無いのか? です。また「ガスター10」 は通常の潰瘍なら簡単に治ってしまいますが 逆に恐いのはガンを伴った潰瘍も治してしまうとこです。 ガン自体から痛みを発することは少ないのです。残念ながらバリウム検査での小彎 胃角変形だけでは 潰瘍、胃炎、ガンの判断は出来ません。 再検査の通知が来たのなら ご自身の為に早急に胃カメラをお勧めします。(結果、異常なしの場合もあります)

回答
心配を抱えていると胃に悪いですよ。 胃カメラやっちゃったほうがいいのではないですか?何もなかったらスッキリしますし、何かあれば早く見つかったほうがいいですから。私も胃の調子が悪く、春に胃カメラをやったらたいした異常がなく、とてもスッキリしました。 そのあと体調がよくなったような気がします。

私の父なのですが先月会社の健康診断で血便が出て精密検査が必要となりました。 …

私の父なのですが 先月会社の健康診断で血便が出て精密検査が必要となりました。 胃の方は問題ありませんでしたが 今日大腸内視鏡でポリープが見つかり切除しました。 切除したのは1個で山みたいで頭が赤くそこから出血し血便したと説明されました。

回答
大腸ポリープですが、これがあると、便潜血が陽性になります。 それで、大腸にポリープがあるという事がわかるのですが、取れたのであればそんなに大きくはないのでしょう。 組織を送って、癌かどうかを調べます。細胞診というのをしまして、クラス分けをします。 クラス1、2は正常です。 クラス3は微妙な路線ですね クラス4からは癌です。 大腸がんの場合は、部位によりますが断端が陰性であれば、取りきれます。 遅くなってしまうと腹膜や、腹水に出たり、リンパに転移しますが ポリープ自体はそれほど大きくありませんし、内視鏡でその場で採れるものは そんなに大きな問題にはならないことが多いです。大丈夫ですと言い切れませんが、癌でなければそれほど大きな問題にはなりません。

大腸がん

2004年の統計では、女性のがんの死亡原因の一番は大腸がんです。 2020年には男女合わせた日本人のがん罹患率の一位になると予測されています。大腸がんのリスクが高まるのは、男女とも40才から。以降年齢を重ねるごとにリスクは飛躍的に高まっていきます。早期にはほとんど症状ないので、40歳以上は便潜血検査を受けてください。

便潜血陰性だから大丈夫?

便潜血陰性であっても安心はできません。
ポリープからいつも出血してるとは限りません。 癌があっても検査の時に出血がないと、当然陰性反応になります。 陰性になるまで、検便を繰り返す方法は信用できません。
集団検診では、便潜血は検診の効率を高める目的で検査を行います。 つまり、便潜血陽性群の方が陰性群より、癌の方を多く含んでいると考えられるため、 精密検査をしているだけです。
陰性の方にももちろん大腸がんの方が含まれています。 検便の検査を過信しないことが大切です。

大腸がんの検査

日本が欧米化し肉食が多くなるにつれ、大腸がんによる死亡率が増加してきました。大腸がんの検査は現在、「便潜血検査」で満足されている方が非常に多いのが現状です。  これは専用の容器に便をつけ提出し、便の中に血液が混ざっていないかを調べる検査です。開発当初は画期的な検査方法といわれていましたが、当然のことながら出血していないような小さなガンや前癌病変のポリープでは、なかなか陽性にはでません。 また肛門の疾患(イボ痔、切れ痔)でも陽性として検出されてしまうという問題が明らかになってきました。バリウムによる検査は小さなポリープを検出することが難しく、検査後の頑固な便秘に悩まされる方も多い検査です。また実際ポリープが見つかっても、切除することはできません。

 

大腸がんは前癌病変(ポリープ)のうちに内視鏡によって切除すれば予防できます。また、ポリープがたとえがんになっていても、早期(粘膜内癌)に発見できたら完全に視鏡にて切除し治すことができます。  大腸内視鏡検査は現在大腸ガンを予防するためでも早期大腸がんを治すうえでも最も有効的な検査なのです。

便潜血反応陰性でも安心はできない

一般的な大腸がん検診に用いられる「便潜血反応テスト」が陰性であっても決して安心はできません。なぜなら早期がんの半数、進行したがんの10%がこの検査では陰性になるといわれているからです。 早期がんの発見には大腸内視鏡検査が最も精度の高い検査であり、欧米でも大腸がんの検診には内視鏡検査がすすめられています。

大腸癌は治療から予防の時代へ。

大腸ポリープが数年、経過して、癌化することがわかっています。 そしてポリープのうちに、内視鏡で切除してしまえば、大腸癌は100%近く予防できることがわかっています。 大腸内視鏡は早期発見よりも、予防的治療をめざしています。

1年に1度の検査

大学病院で大腸の検査をしたところ,肛門の近くに小さなポリープが3つ見つかり ました。検査の結果,5段階の”3”で,1年に1回検査をすればいいといわれまし た。 ”3”とは腺腫性のポリープで,これはガン化する率が高いと聞きましたが,この ような ポリープの場合も1年に1度程度の検査でよいのでしょうか。もっと頻繁に検査し なくても大丈夫なのでしょうか。また,腺腫性のポリープはどれくらいの割合でガン 化するもの なのでしょうか。

とりあえず「1年に1回」は妥当なところだと思います。グループ3のガン化率は非常に議論になるところです。形態的にはグループ3と「高分化(おとなしい)ガン」 は全く区別がつかない(粘膜下浸潤で区別される)といわれています。病理診断する 先生によって判断がことなることも多く,学会でも問題となっています。しかし,グ ループ3のポリープは非常に多くの方に見つかりますので,実際にガンになるのは, そのほんの一部と考えられています。 かえって混乱したかもしれませんが「グループ3は必ず切除すべき。でも,切除して しまえば何の心配もない」と考えてください

大腸の検査

A(55歳)さんは市の検診で便潜血検査(便の中に血液が混ざってないかを調べる検査)が陽性となりました。 あわててAさんは近所の医師をおとずれて便潜血検査を2回やり直しました。すると今度は2回とも陰性でした。実はAさんは痔を患っていました。Aさんとしてみれば一回だけ陽性になったのはたまたま痔から出血のように思えます。 大腸の検査は大変だと聞いたことがあるのであまり検査に乗り気でありません。Aさんは大腸の検査を受けたほうがよいのでしょうか? 血液検査ではだめなのでしょうか?


Aさんが内視鏡が望ましい理由

  1. 3回のうち一回しか陽性でないが?…たとえ大腸がんがあったとしても持続的に出血することはまれで,時々しか出血しないことが多いのです。よって,2回陰性だからと大腸がんを否定することはできません。これは厚生省のガイドラインでも強調されています。
  2. 便潜血陽性は痔のせい?…この可能性は高いですしかし,痔はきわめてありふれた病気(日本人の3人に一人は痔持ちです)であるため,痔があるからといって便潜血検査を無視すると大腸がんの発見ができなくなってしまいます。そのため、専門医は痔のある場合でも大腸の検査を勧めます。
  3. 血液検査ではだめ?…胃の場合と同様,残念ながら大腸がん早期発見に役に立つ腫瘍マーカーはありません。

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