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1年に1度の検査

大学病院で大腸の検査をしたところ,肛門の近くに小さなポリープが3つ見つかり ました。検査の結果,5段階の”3”で,1年に1回検査をすればいいといわれまし た。 ”3”とは腺腫性のポリープで,これはガン化する率が高いと聞きましたが,この ような ポリープの場合も1年に1度程度の検査でよいのでしょうか。もっと頻繁に検査し なくても大丈夫なのでしょうか。また,腺腫性のポリープはどれくらいの割合でガン 化するもの なのでしょうか。

とりあえず「1年に1回」は妥当なところだと思います。グループ3のガン化率は非常に議論になるところです。形態的にはグループ3と「高分化(おとなしい)ガン」 は全く区別がつかない(粘膜下浸潤で区別される)といわれています。病理診断する 先生によって判断がことなることも多く,学会でも問題となっています。しかし,グ ループ3のポリープは非常に多くの方に見つかりますので,実際にガンになるのは, そのほんの一部と考えられています。 かえって混乱したかもしれませんが「グループ3は必ず切除すべき。でも,切除して しまえば何の心配もない」と考えてください