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どのようにして大腸ポリ-プを内視鏡的にとるのでしょうか   

     


40才の男性に見られた大腸ポリ-プです。
 訴えは健診での便潜血反応陽性で、何ら自覚症状はありませんでした。  
盲腸まで、内視鏡を挿入し、全大腸検索致しましたところ、S状結腸に写真のようなポリ-プが発見されました (上左1番目)。 
大きさは10mmで、くびれがはっきりしております。

ちなみにポリ-プやガンは直腸・S状結腸(左下腹部に相当します)に数多くみられますが、次いで盲腸部(右 下腹部で肛門からは最深部)と続きます。 
2番目の写真はスネアーワイアーという細い針金を用いて、ポリ-プの根元で縛り吊るし上げたところです。 
次いで、高周波電流を流しつつ、ワイアーで切断してしまうのです。 
腸の内面には痛みを感じる神経はありま せんので、全く苦痛はありません。

次の3番目はポリ-プの切断直後の写真です。 
切断部は火傷のために白くなっております。 
出血もなく、う まく切断されました。 
切除したポリ-プは回収し、顕微鏡による検査を行い、良性であるか、そうでないかの最 終判断をいたします。

最後に切断部をクリップで縫い合わせました(4番目の写真)。 
これらの処置(内視鏡による大腸ポリ-プを摘出する手術)は外来でなさ れ、1時間ほど休んでいただきます。
その後、どのような処置をしたのか、今後注意すべきことがらを説明し、理 解して帰宅していただきました。
 術後は、順調に経過し、顕微鏡で細胞を調べた結果は、良性のポリ-プ(専 門的には腺管腺腫といいます)で治療は完了・完治いたしました。