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胃ポリープ4

ポリープの種類 特徴 発見後の処置 右の写真の解説 内視鏡写真
①ポリープ癌
胃のポリープ型のがんは
比較的悪性度は低い

粘膜萎縮が強い胃に多い。
 
ピロリ菌は陽性が多いが、粘膜萎縮の強い場合、ピロリ菌は陰性となることもある

内視鏡的
粘膜切除

内視鏡的粘膜下層剥離術

開腹胃切除術

腹腔鏡下
胃切除術
など
取れるなら、とにかく取る!!
("がん"なので転移をしていれば、取れない場合もありうる)

写真は60代の男性にできた高分化型のがんである。

粘膜にとどまり、大学病院でお腹を切らずに、胃カメラによる切除(内視鏡的粘膜下層剥離術)を受け、治療は終了

現在経過観察中

②胃腺腫 胃がんと同じような背景粘膜にできる。

遺伝子の変化は起きているが、周囲を壊したり、転移をしない状態

これが、癌化することもあるし、その他の部位からがんが発生してくることもある。

経過観察。

内視鏡的切除

病理の診断が大事!!

粘膜萎縮のある背景粘膜にできた中等度異形成の腺腫。

内視鏡による経過観察中(半年~一年)

過形成ポリープ(腺窩上皮型) 胃がんと同じような
背景粘膜にできる。

癌化率は1%程度といわれていて、高くないが、腺腫と同様に他の部位にがんができることもある。

内視鏡による経過観察

場合によりポリペクトミー

ピロリ菌除菌によってポリープの多くが消失ことが知られている。(保険適用外)

インジコカルミン(色素)により、凹凸をはっきりさせた過形成ポリープ写真は鉗子にて組織を採取するところ
④胃底腺ポリープ 健康でピロリ菌感染のない粘膜にできることが多い。特に30代、40代の女性に多発性にできるポリープはこのポリープが多い。

このポリープからがんが発生することは極めて稀で、背景粘膜からがんが発生することもあまりない。
 

ポリープがない他の人に比べ、がんの発生率が高いとは言えず、経過観察する意味もあまりない。しかし、バリウム検査を行っても、毎年引っかかるため、悩ましい。

当院では左のような説明をして、本人と今後に関し相談している。
周囲と色調がほぼ同様の約5mmのポリープ。

この症例では多発していなかった。