山口県岩国市尾津町1-12-29
074_telephone 0827-34-0303
 
あなたは 3406259 番目の訪問者様です

« | »

増える大腸がん

大腸がんにかかる方が、近年、日本では急速に増えているといわれています。
根底には、日本人の食生活の大きな変化があるようです。
もともと、大腸がんは欧米人に多い病気でしたが、日本人の食生活が欧米人に近づくにつれ、日本人にも大腸がんを患う方が増えてきたようです。
一方、大腸がんは、比較的、性質がおとなしい癌であり、早期発見すれば、ほぼ100%完治する癌です。
胃がんや肺がんに比較すると、成長も遅く、リンパ節移転も極めて少ない性質の癌なのです。

便秘が大腸がんリスクを高める

便秘は大腸がんリスクを高めるといわれています。
私たちの食べる野菜の多くは化学肥料を使って作られていますが、この化学肥料には、硝酸が含まれています。
もちろん我が国の農業で使われる農薬は無害であることが実証されていますが、この農薬に含まれる硝酸が、便秘によって増える悪玉の大腸菌やクロストリジウム菌によって亜硝酸イオンに変化します。
この亜硝酸イオンはたんぱく質が分解されることによってできるアミン酸と結合することによって、ニトロソアミンという化学物質に変化します。
このニトロソアミンが発がん性物質で、大腸がん発生のひとつの原因と考えられるのです。

大腸がん発生の複雑なプロセスの中で、便秘がひとつの原因になっていることは驚きですが、逆に言えば、便秘を解消することによって、ある程度、大腸がん発生を抑制できるともいえるわけです。
今や、大腸がんは癌による死亡率で、肺がん、胃がんに次ぐ第3位。
便秘を解消することで大腸がんリスクを下げることができるのですから便秘解消に努めるのは当然といえるでしょう。

便秘解消でがん防止

腸内の悪玉菌は、腸内で腐敗するたんぱく質を好みます。
そして発がん性のあるニトロソアミンを作り出すのです。
さらに脂肪を分解する働きのある消化液である胆汁酸は、ニトロソアミンが傷つけた大腸の細胞をさらに傷つける作用があります。
便秘の状態は、大腸がんの原因となるニトロソアミンが発生するのを助けるばかりか、大腸の細胞をさらに傷つける状態を長時間に亘って維持することになるのです。

大腸がんを防ぐためには便秘を解消することも有力な方法です。
医師に相談して便秘を解消すると共に、食生活の改善など、医師のアドバイスにしたがって、再び便秘にならないように気をつけることで、大腸がんリスクは大きく軽減するのです。