しょっちゅう下痢をするのですが、原因は?

次のような人は下痢を起こしやすいので注意しましょう。

精神的ストレスが多い人

自律神経系のバランスがくずれ、胃腸の働きに乱れが生じるため。

睡眠不足など不規則な生活を送っている人も自律神経系が乱れやすい。

乳糖不耐症の人

体質的に、「二糖類分解酵素」が不足している人は、牛乳を飲むと下痢を起こす。

腸の粘膜が水分を十分に吸収できない人

体質によるもので、内容物がドロドロの状態のまま直腸を通過して排出されるため。


アルコールを飲むと下痢を起こす人

体質的にビールなどを飲むと、腸管内に大量の水分がたまり、便が常に下痢状になる。

体質的な問題はなくても、アルコールを大量に飲み続けると、慢性膵炎やアルコール性肝障害を引き起こし、消化吸収不良となって下

痢状態に。

脂っぽい食事を摂ったときも、胆汁が大量に分泌されて膵臓や肝臓に負担がかかり、下痢を起こします。

内痔核

はしり痔や内痔核とよばれ、痛みは無い場合が多いのですが、排便時に出血します。

対策も原因も「イボ痔(外痔核」と共通する事が多く、症状は内臓の働きに大きく影響を受けます。

いぼ痔

一般的に「いぼ痔」と呼ばれます。

正確には「外痔核」といい、ポッコリと飛びだして、押すと鈍い痛みがあり、ほとんど出血がない場合が多いです。

いぼ痔の対策も原因も「はしり痔(内痔核)」と共通する事が多く、後者は排便時に出血が多くあります。

タイプ別痔の対策。 貴方はどのタイプ?

 便秘痔     ・便秘がある  ・残便感がある  ・きばらないと出ない

便秘は

① 物理的に下半身の血管や内臓を圧迫
   (妊婦さんの痔の発生原因とにてますね)

② 便が腸を通る速度が遅くて、便に含まれる毒素を
   吸収しやすく肝臓の負担や炎症がふえる。
   (便秘が悪化するとニキビが悪化、と同じシステム)

便秘痔の対策

① 決して便意を我慢せずに、もよおしたらすぐトイレ。
  そして可能な限り短時間で大便を出す。
   トイレで雑誌等は禁物です。3分以内がベスト。

② 腸内環境を整える。
   サラダ等の生野菜は体を冷やします。(痔に冷えは大敵)
   温野菜、煮物で大量に食物センイをとりましょう。
   ヨーグルトなどで善玉菌を増やすことは、想像以上に肝臓
   を守ることにつながります。

③ 便秘薬をしっかり選んで最小限に。
   便秘薬は種類によっては肝臓負担になるもの、
   体を冷やすものが多く、例えばピンクの小粒類は
   直腸を刺激しすぎて、だんだんと薬量が増える傾向に。。

 下痢痔    ・便がやわらかい  ・大便のあと、何度も拭く

毎朝下痢、もしくはやわらかい便が多い方、
トイレットペーパーで何度もおしりを拭いてしまう方、
どうしても痔が治りにくくなってしまいます。

患部に便が残ってしまい、細菌によって傷の治りを
邪魔してしまいます。

下痢痔の対策

① 便が下痢ぎみ、柔らかい時は必要以上に水分を取り過ぎない。
   食あたりではなく、慢性的にこういった傾向のある方は、
   胃腸が弱く、水分を吸収しきれない傾向にあります。
   過剰な水分の取りすぎが、便をやわらかくします。

② ウォシュレットでこまめに洗う。
   トイレットペーパーで何度も拭くのでは無く、ウォシュレットの
   温湯で洗います。菌も繁殖しにくく、温湯、軽い刺激で血行にも良いです。

  酒痔    ・毎晩酒を飲む  ・脂っこい物が好き  ・肝炎がある

お酒は肝臓に負担をかけている事はご存知のはず、
さらに酒だけでは無く、「ストレス」や「合成医薬品」も肝臓にダメージを与えます。 
合成医薬品とは科学物質で作られたお薬をさし、血圧のお薬、糖尿薬、風邪薬までも合成医薬品です。

そのダメージが毎日つづくと
「肝臓が血液を吸い上げにくくなります」

下の図のように末端から集まった血液は肝臓に吸い上げられるのですが、肝臓に入っていく血液が停滞し始めると
もちろん肛門付近に「うっ血」します。(重力も影響します)
「うっ血した血液が肛門付近で行き場を失い」
そして痔を作り出します。

「いくらクスリを塗っても再発する理由がこれです」
大切なことは「門脈」循環、下半身の血液循環です。

酒痔の対策

お酒を減らす事が重要なのは言うまでもありませんが
なんとか「お酒の害を最小限に」することを考えたほうが
現実的かもしれません。

① とにかく週に1日は休肝日を

② 肝臓の主要な構成成分である「タンパク質」をしっかりとる。
   ※脂肪肝も肝機能に悪影響となりますので、
   
   ローカロリー高タンパクがベストです
  
    酒のつまみに・豆腐・枝豆等を。

③ トウガラシ、にんにく等の刺激物を控える
   東洋医学的にも酒は「湿熱、痰熱」を産生します。
   さらに刺激物、香辛料類は熱を産みだします。
   それが炎症(痛み、出血)の引き金となります。
  
   やはり和食、粗食がベストです。  

  冷え痔    ・手足が冷える  ・長時間同じ姿勢  ・生理痛がある

手足の冷える方、すごく多いですね。
会社でクーラーがつらい・・
お風呂に入っても湯冷めが早い・・
会社で足先から冷えて冷えて・・

これらの「冷え症」が痔の根本原因をつくりだします。
「冷え性」とは末端の循環障害から発生します。
「痔」も「冷え」も循環障害という同じ原因から派生している
という事なんです。
そして「長時間の同じ姿勢」も下半身の血行を悪化させ、さらに「妊婦さんは大きな子宮が下半身の血管を圧迫」という部分が痔の根本原因になってくるのですね。

特に女性にとって「下半身の血行」は非常に重要です。
卵巣や子宮、副腎等とても大切な臓器が下半身に集まっています。
これ等の臓器は「女性ホルモン」分泌にも大きく関係してます。
痔や婦人病の予防だけでなく美容にも影響します^^

冷え痔の対策

① 毎晩必ず湯ぶねにつかる。
  
  けっしてシャワーだけですませてはいけません。
  夏場でも「ヌル目のお風呂」にゆっくりとつかる習慣を。
  湯ぶねにつかって、お腹を軽くマッサージすると効果的。

② 長時間の同じ姿勢に注意する。

  こまめに姿勢を変える事を心がけて下さい。
  デスクワークなどでどうしても座る必要があるときは、
  必ず1~2時間おきに軽い体操を、前屈、腰を回すなどの
  簡単な体操で結構です。
 

 
 

切れ痔

名前のとおり肛門部分が切れてしまう「切れ痔」。

硬い便を無理に排泄する時に起こる外傷です。

排便時に痛みと共に出血する場合が多く、便秘や下痢の影響を受けやすい状態です。

この出血が貧血の原因となることもあります。

アナ痔、痔瘻(じろう)

アナ痔、痔瘻(じろう)と呼ばれ 肛門の周囲に化膿性の穴があき、強い痛みを伴うことが特徴です。

下痢便などから、細菌感染して炎症を起こします。

押すと痛く、かゆみや熱感があり、血やウミが混じる場合もあります。

この表面に現れる症状が物凄くツライのですが、完治のためには「体内で起こっている現象」、すなわち原因を考えないと再発を繰り返

します。

「くすりを塗る」→ 「一時的に改善する」→ 「すぐに再発する」というサイクルをくり返すうちに、気がつけば悪化していた。

下痢の時、どんな食事を摂ればいいの?

水分を十分に補給していれば、1~2日、絶食しても心配はありません。

症状が軽くなってきたら、次のような食事を摂ってください。

脂っぽい料理や糖分を多く含む料理やお菓子などは、腸管に負担をかけるので避ける。

香辛料の効いた料理や食物繊維を多く含む生野菜などは、腸のぜんどう運動を活発にして症状を悪化させるので、下痢が完

全に止まるまでは避ける。

果物を摂る場合、柑橘(かんきつ)類は腸管に刺激を与えるので、りんごのすりおろしなどがおすすめ。


消化・吸収のよいおかゆなどを、少量ずつゆっくり食べる。

にんじんやほうれんそうなどの緑黄色野菜はビタミン・ミネラルが豊富なので、裏ごしスープにしたり、柔らかく煮て食べる。

味付けはできるだけ薄味に。


病院に行った方がよい下痢は?

注意が必要なケースは次の通りです。

  • 便の中に血液や粘液、膿が混ざっている。
  • 激しい腹痛や発熱、吐き気、嘔吐を伴う。
  • 色が白、赤、緑、黒など普段と違う。
  • 便が腐ったような、すえた臭いがする。

これらの症状があるときは何らかの病気が疑われますので、早めに内科で診察を受けてください。

これらの症状がなくても、たびたび下痢を繰り返す場合には、原因を明らかにさせるために受診することが大切です。

下痢を予防する生活法は?

下痢の多くは食事を含めた生活法が原因で起こりますから、次の点に気をつけましょう。

暴飲暴食は避ける。

普段から栄養バランスのよい食事を摂り、体力と抵抗力をつけておく。

腸を元気にする乳酸飲料や食物繊維を多く摂る。

ただし、下痢のときは避ける。

体調が悪いときや疲れているときは、脂っぽい食事やアルコールは避ける。

嗜好(しこう)品や刺激物を摂り過ぎない。

睡眠を十分とり、規則正しい生活を送る。

仕事時間と休息時間をきちんと分け、生活にメリハリをつける。

ストレスを受けていることを認識し、自分に合ったストレス解消法を見つける。

1日30分でもいいから自分ひとりの時間を持つなど、精神的にゆとりのある生活を。

 



 

下痢のとき、食事で気をつけることは?

脱水症状を避けるため、水分の補給を心がけてください。

とくに子どもやお年寄りは脱水症状を起こしやすく、全身の症状が悪化するケースもありますから注意が必要です。
 
水分補給は湯冷ましや麦茶、番茶、スポーツ飲料などで。

ジュース類や炭酸飲料などは、含まれる成分が下痢を悪化させることがあるので避けます。

牛乳は栄養補給には効果的ですが、脂肪などが腸管を刺激しますから、多量に飲まないようにしましょう。
 
嘔吐を伴う下痢の場合は十分な水分補給が難しく、脱水症状が進むケースがありますから、病院で点滴を受けるようにします。

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