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潰瘍性大腸炎の病変の範囲



潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に広く浅く炎症が生じ、びらんや潰瘍ができる病気です。

肛門に近い結腸は、ほとんどの患者さんで炎症がS状結腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸、のように上行性に炎症が拡がっていく

ことがあり、炎症がびまん性に見られるのを特徴とします。

大腸は内側から粘膜層、粘膜下層、筋層、漿膜から成り立っています。

潰瘍性大腸炎は、このうちの粘膜層、粘膜下層を中心に炎症が生じ、重篤になると潰瘍が筋層に達することもあります。

潰瘍性大腸炎は、直腸から結腸までの炎症の拡がりかたによって、3つのタイプに分類されます。
 

潰瘍性大腸炎の3つのタイプ

直腸炎型

直腸のみに炎症が起きます。

潰瘍性大腸炎全体の約2割を占

めます。

  左側大腸炎型

横行結腸の左半分までに炎症が

及んだもの。

潰瘍性大腸炎全体の約4割を占

めます。

  全大腸炎型

炎症が大腸全体に及んだもの。

潰瘍性大腸炎の約3割を占めま

す。

 
  この潰瘍性大腸炎のタイプは、いつも同じタイプであるということではなく、上に向かって拡がっていくことも

あり、タイプが変化することもあります。

 
  病期の分類

潰瘍性大腸炎の症状が悪化している時期を活動期といい、炎症がおちついている時期を寛解期といいま

す。

 
  ※活動期の状態

血便があり、粘膜に出血が認められる。

びらん(ただれ)や潰瘍によって粘膜下の血管の様子が見えない。
             

※寛解期の状態

血便がなく、びらん(ただれ)や潰瘍が消えて、粘膜下の血管の様子がきれいに見える。