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■慢性下痢

 

慢性的な下痢・・・・精密検査が必要です

下痢は、便の水分が80~90%のものを呼ぶそうです。

慢性下痢では水分を多く含んだ便の期間が、2~3週間以上続きます。

数ヶ月、原因不明の下痢が続き 、発熱、血便、粘液便、体重減少なども見られたら

炎症性腸疾患かもしれません。
 
これは原因不明の持続する大腸炎で、

ひらたくいうなら「腸の慢性アレルギー(アトピー)」といえるものです。


「潰瘍性大腸炎」「クローン病」が代表的なものです。


潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に潰瘍やただれができる病気です。

30歳以下の成人に多い病気で、血便が続く場合などは潰瘍性大腸炎の可能性があります。

クローン病では慢性的な下痢に粘性血便、発熱、貧血、体重減少といった全身の症状を伴います。

厚生労働省特定疾患に指定されている難病で、原因不明の病気です。

そのような症状は無く、

「下痢というよりも、ちょっとしたストレスですぐ便意をもよおしトイレにいきたくなる。

しかし便はわずかしかでない。

トイレからでた後もなんとなくすっきりせず、すぐまた便意をもよおす。

初めての人に会ったり、電車に乗ったり、

大事な会議などがあるとトイレにいかないと不安でしょうがない」というような場合は

過敏性大腸症候群が考えられます。

これは「神経質」「完璧主義」な方に多く本質的には

「内臓の神経が感覚・反射とも過敏になっている」状態です。

潔癖症(何度も手を洗わないと不安)や強迫神経症(家を出るとき、

不安で鍵を何度も確認する)と共通の部分があります。

患者さん自身が「自分は過敏でストレスに弱い」と自覚している事が多いです。

精神的ストレスが原因で大腸の調和が破綻する”排便反射の異常”です。 
 

やっかいなことに炎症性腸疾患と過敏性大腸症候群は症状が似ており、

しかも両者が併存していることがよくあります。

特に直腸に炎症があると過敏性大腸のような症状を起こします。

また、炎症性腸疾患も精神的ストレスで悪くなります。

原因不明の長期の下痢の患者さんで1度の内視鏡で、

大きな異常がないと安易に過敏性大腸症候群とされてしまうことが多いのですが

以外な病気が見逃されることもあります。

原則として専門医に診断を依頼しましょう。

慢性的な感染性腸炎

感染性腸炎は細菌感染によるもので、

食中毒菌(サルモネラ、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオなど)や

伝染病といわれる細菌(赤痢菌、コレラ、腸チフス)などの細菌や

腸結核、大腸アメーバ、寄生虫、クラミジアなどが原因です

診断の難しい病気が多いです。


稀に大腸癌でも下痢になる

主な症状は排便時の出血で、その他に下痢、腹痛、便秘などがあります。

意外なことですが大腸ガンは一般に「便秘」になるのですが下痢になることもあります

(逆説的下痢と言われます)。

大腸がせまくなると、一度に便を全部だしきれず、少しづつ細い便を何回にもわけて出すことになります。

すると患者さんは下痢と勘違いしてしまいます。

虚血性大腸炎

大腸の血液循環が悪くて炎症を引き起こす病気です。

突然の血便と腹痛で発症することが多く、慢性的な下痢がおこることもあります。

大腸ポリープ

まれに血便(下血)、場合によっては大量の粘液水様便などが見られる。

排便後の残便感、肛門奥の異物感などを感じる。

大腸ポリープは、大腸の内側の粘膜にできるキノコ状の突起です。

直径2cm以上、半球状のものはガン化する確率が高くなります。

40歳以上から発生しやすくなり、特に50~70歳代の男性に多く見られます。

40歳以降の男性は大腸ガン検査をかねて年1回、便に血液が混じっていないか、

検査を受けたほうがいいでしょう。

原因は不明です。

これまでは日本人に少ない病気だったのですが、最近は急増していることから、

欧米型の脂肪が多く繊維質の少ない食事が一因ともいわれいます。

他の消化器の病気の下痢

また大腸に病気がなくても原則的にあらゆる消化器の病気が下痢をおこします。

あらゆる消化器の病気が「消化不良」をおこし下痢の原因となります。

よくみられるのは胃の大きな病気(胃がん)、すい臓の大きな病気(膵ガン、慢性膵炎)です

慢性膵炎の主な症状にはみぞおち、上腹部の痛みが続いて、下痢を引き起こすこともあります。


消化器以外の原因の下痢

また消化器の病気以外にも甲状腺の病気、副甲状腺の病気、腎臓の病気、糖尿病

なども下痢の原因になります。

甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが異常に分泌される病気で、

自己免疫反応を引き起こして甲状腺が腫れます。

この病気によっても下痢を起こすことがあります。

糖尿病や膠原病、アジソン病尿毒症では、腸管運動の低下によって下痢を引き起こすことがあります。

原因不明の長期の下痢の患者さんで内視鏡では異常がない場合はこれらの検査も必要です。

■ 下痢とストレスの関係

最近増えているのが、自律神経の乱れが原因で起こる過敏性腸症候群による下痢です。

下痢で消化器科や胃腸科を受診する人の4~7割を過敏性腸症候群が占めています。

緊張すると誰でも汗をかいたり、ひざが震えたりします。

下痢の原因はいくつかありますが、このような緊張や精神的な不安、

ストレスが引き金となって下痢や腹痛を起こすのが「過敏性腸症候群」という現代病です。

 

過敏性腸症候群による下痢の予防や対策としては、

食事時間の不規則や暴飲暴食を改め、

アルコールやカフェイン類、冷たいもの、香辛料を控えます。

日常生活では、体を冷やさないようにして、睡眠・休養を十分にとり、軽く汗をかく程度の運動をします。

また、趣味などでストレスを発散させることも有効です。 

ただ、毎日の生活習慣や自分を取り巻く環境は、短期間で変えることはなかなか難しく、

それだけでは下痢対策には不十分です。

下痢は、腸に悪玉菌が多くなることで腸内環境が悪化し、

自律神経によって支配されている腸のぜん動運動が乱れて起こるのです。

自律神経によって支配されていて、自分の意思でコントロールできません。

日々の生活を見直しながら改善すると同時に、腸の環境改善も必要です。

 
<治療>

  • 一般的に下痢への対処方法として、 お腹の善玉菌を増やすことは有効です。
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  • 下痢の時も善玉菌が減っていますので乳酸菌を含むヨーグルトを使った料理はおススメです。
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  • 刺激物の多い食品や脂肪の多い食品、生野菜、アルコール飲料、タバコは控えるようにします。
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  • (腸への負担を軽くするため)
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  • 意外な感じがしますが、「にら」が非常に下痢によいのです。
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  • 炒め物など、脂っこいものが食べたくない時は、温かい「にら雑炊」などどうでしょうか。
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  • これならば、体が温まり、栄養もばっちりです。
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  • 緊張や不安などによる精神的なストレスなどの場合は、その解消に努めることが大切となります。
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  • 下痢止めや腸の運動を抑える薬で一時的に改善しますが、原因になる病気がある場合は、その治療を優先します。
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