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表層性胃炎(櫛状胃炎)とは

表層性胃炎は胃炎の初期症状とも言える状態で、胃の粘膜の表面だけに炎症が起こっている状態です。

病理学的にみると、リンパ球を中心とする炎症細胞浸潤(しんじゅん)がみられます。

この時、粘膜は赤く充血しています。

胃鏡(胃カメラ)の所見として、粘液の増量によって生じた付着粘液、発赤、浮腫がみられます。


胃の中央部分(胃体部)に典型的な「櫛状発赤」と呼ばれる線状の発赤を認めます。


急性胃炎。櫛状発赤(櫛でひっかいたような赤い筋)があります。


胃体下部にかけて数条の櫛の目状発赤があります。

飲酒やタバコ、香辛料の摂り過ぎなど強い刺激によって胃の粘膜に炎症を起こしてしまっています。

また、ヘリコバクターピロリが原因となることもあります。

症状は上腹部の不快感や胃もたれを感じますが、表層性胃炎の場合では軽い胃炎と言えますから、

それ程症状は強くなく自然と改善していく場合もあり、強い症状が見られないこともあります。

なんとなく胃が重いと感じられます。

症状が見られるようであれば、胃酸の分泌を抑える薬を使ったり、消化剤を利用する事もあります。

傷みを和らげる鎮痛剤も症状にあわせて使います。

ピロリ菌の除菌を行うこともあります。

規則正しい生活と食生活を送り、ストレスを改善する方法を見つけましょう。

表層性胃炎自体は心配する必要のない病気であり、症状があれば治療を受けるといったことで十分と思われます。

ただ、自覚症状だけでは診断できないため、他の病気、とくに胃がんを除外する意味で

1~2年に1回の内視鏡検査を受けておくことは必要と思われます。