γ-GTPのみが高値

γ-GTPはgamma-glutamyl transpeptidase の略で、

γ-グルタミル基をペプチドやその他のアミノ酸に転移する触媒となる酵素です。

肝臓や腎臓などでつくられる酵素で、肝臓では通常肝細胞や胆管細胞に存在し、胆汁中にも存在しています。

たんぱく質を分解・合成する働きをします。

お酒の飲み過ぎ・肥満やある種のお薬などにより、γ-GTPがたくさんつくられるようになります。

そのためγ-GTPが血液中に漏れ出し、数値が上がります。

胆汁うっ滞や胆管細胞の破壊が生じると、

細胞内や胆汁に存在するγ-GTPが血液中に漏れ出し、数値が上がります。

 

・アルコール摂取

γ-GTPはアルコールに顕著に反応します。

アルコールは栄養ドリンク、みりん、ノンアルコールビール等にも含まれています。

・薬の摂取


抗てんかん薬、ステロイドや糖尿病関連のいくつかの薬もγ-GTPを上昇させることがわかっています。

健康食品などでもγ-GTPが上がることがあります

・脂肪肝・慢性肝炎

アルコール性でない過栄養性脂肪肝では代謝が低下してきて、

肝臓に沢山脂肪が溜まってきますと、γ-GTPは上昇します。

脂肪肝でなくても、検査前の油脂の取り過ぎで上がることもあるようです。

アルコール性肝炎の場合は GOTのほうがGPTより多いことになっています。

GOTよりGPTが上昇していてγ-GTPも上昇しているようでしたら、脂肪肝か慢性の肝炎が普通考えられます。 

慢性肝炎の多くはウイルス性なのでB型とC型のウイルスを検査すれば有無が分かります。


・胆道系疾患


γ-GTPは、胆道系への分泌に障害があると血中に流出されます。

障害の原因となるものは、原発性胆汁性肝硬変、閉塞性黄疸、胆石、胆管炎、等です。


γ-GTPは、大部分が腎臓、次いで膵臓、肝臓に存在しますが、

細胞が破壊されて血液中に流出するのは膵臓、肝臓由来です。

しかし肝細胞の破壊は必ずGOT/GPTの上昇も伴うので、肝臓を除外すれば、

膵頭部のガン、胆管ガン等が考えられます。

 

・その他

自己免疫疾患で上がることもあります。

体質や体調によっても高くなることはあります。

γ-GTPは、数値が高いことそれ自体には何の問題もありません。

高めている原因が問題になるだけです。

 γ-GTP単独で上昇している場合、その本当の原因は完全に解明する事は困難です

アルコールで上昇するのは本当ですが、飲まない人でも上昇している事があります。

現実に一番多いのは 食べ過ぎ、運動不足による内臓肥満であるところの脂肪肝です。

血糖値を上げない食べ方

現在、「糖尿病もしくは糖尿病の可能性がある」人は、2000万以上といわれていて、

単純計算すると日本人の6人に1人の割合になります。

糖尿病は、血糖値が高い状態になり、血液中のブドウ糖が少しずつ血管をボロボロにしていきます。

そのまま放置しておくと、失明、神経障害、脳卒中、心筋梗塞

などさまざまな合併症を引き起こす恐ろしい病気なのです。

糖尿病の治療や予防には、血糖値のコントロールが必要不可欠です。

食事制限やインスリン注射、運動などに気をつけて生活をしなければいけません。

その中でも、食事が重要ですが、好きなものを我慢する食事療法は大変困難なようです。

しかし、食事の際に食べる順番に気をつけることで、血糖値の急上昇を抑えることができるのです。 

「野菜・きのこ・海藻類を食べきり、次にたんぱく質を。そして、炭水化物は最後に食べること」

これだけが守るべきルールだそうです。

食物繊維→ たんぱく質→炭水化物の順番

食物繊維

食物繊維は、脂質や糖質を吸着して、そのまま排出されます。

サラダや煮物など食物繊維が豊富に含まれているものから先に食べるようにしましょう。

【代表的な食材】

野菜、キノコや海藻、こんにゃく類





 

油分ゼロの食事より少し油を使った食材がはいるほうが腹持ちが良くなるためタンパク質もしっかりとる

【代表的な食材】

チキン、ステーキなど肉類や魚類


 炭水化物を早いうちに食べると血糖値が上がらず満腹感が得られない為、最後にたべる

【代表的な食材】

パン、ご飯、パスタなどのめん類


 

 サラダ→お肉→ご飯といった順番に食べると血糖値の急激な上昇が防げます

血糖値を上げる原因となる炭水化物(ご飯や麺類)や果物は、最後に食べることで、

血糖値の急上昇を防ぐことができるのです。


・炭水化物は小腸で吸収されてすぐに糖になり、血糖値が急上昇する。

・血糖値が急上昇するとインスリンが過剰分泌されて、脂肪がつきやすくなる。

・急いで食べて血糖値が急上昇すると、2~3時間ですぐにお腹がすく。

血糖値を上げないように、太らないようにとストレスを感じながら食事をするのも血糖値を上げる原因になります。

 

 

 

中性脂肪が高い

中性脂肪が上がる要因は大きく3つです。

1 炭水化物(パン、ごはん、麺類)の食べすぎ。

2 間食(甘いお菓子、菓子パン、果物)の食べすぎ。

3 お酒の飲みすぎ。


肉を魚に変えるより、パンを毎食ごはん150gに変えるだけで、効果がすぐ出るのでは?と思います。

特に菓子パンは、中性脂肪をおそろしく上げますから、注意してください。

コレステロールが基準内で中性脂肪が高い人は、脂っこい食事をしているのではなく、

炭水化物や甘いものの食べすぎな場合がほとんどです。

淡白な食事にするのではなく、炭水化物を甘いものを控えることが一番です。

食べて体内で中性脂肪になるのは炭水化物です。

炭水化物・・・お米、小麦、穀物、麺類、いわゆる主食です。

これらを減らし、野菜をたくさん食べましょう。

肉・魚などのタンパク質は体に必要です。

極端に減らすことはないです。

中性脂肪の数値が異常に高くなる原因は、アルコールや甘い物ばかりではありません。

ハンバーグやステーキなどの肉類の食べすぎや揚げ物や天ぷらなどの油っこいものの食べすぎ、

ジュースなどの清涼飲料水の飲みすぎなども中性脂肪の数値を異常に高い原因となります。

また、運動不足や不規則な生活、睡眠不足や過度のストレスなども

中性脂肪の数値が異常に高い原因となることがあります。

中性脂肪の数値が高いままだと、さまざまな病気を引き起こすことになります。

糖尿病や高血圧などの生活習慣病、さらには動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞など、

生命の危機に関わる疾患を引き起こすことになります。

早めの改善をしていきましょう。

また、中性脂肪の異常高値(1,000mg/dl以上)は急性膵炎を引き起す恐れがあります。

摂取カロリーを減らす


20代から30代、30代から40代と、生命を維持するための基礎代謝量は減少します。

しかし食事の総量はなかなかへりません。

体が必要としないカロリーを摂取するので、中性脂肪が増えます。

有酸素運動を行い消費カロリーを増やす

ジョギング・サイクリングを30分以上しましょう。

できないならば、早足で歩くだけでも効果があります。

基礎代謝量を増やす


加齢と共に筋肉が減ります。筋肉は脂肪と比べて、基礎代謝量が多いですから、

筋肉を増やせば消費カロリーが増えます。

スポーツジムへ通うなど、筋トレを行いましょう。

高糖質食(ジュース類・甘味類のお菓子・米・ウドン・ラーメン・蕎麦)は糖がエネルギーに換えられてから、

過剰分が脂肪変換されますので高TG(中性脂肪)血症の原因になります。

アルコール過飲、過食、運動不足、肥満も高TG血症の原因です。

・炭水化物

中性脂肪と言うから脂肪分だと思ってしまいますが

現代人にとって中性脂肪が高くなる原因の多くは

炭水化物の摂り過ぎです。

もちろん、脂肪分の摂り過ぎも中性脂肪の上昇につながります。

ですが、食生活習慣から考えると

脂肪分よりも炭水化物が過剰摂取されている可能性のほうが

圧倒的に多いんです。

食生活をちょっと考えると、納得できるかと思います。

たとえば

一日の炭水化物摂取量は、ごはん茶碗4杯分でじゅうぶんです。

それ以上はとりすぎ。

・糖分

炭水化物が中性脂肪上昇の原因ですが、そもそも炭水化物が

中性脂肪上昇の原因になるのは、炭水化物が体内で糖質に

変化するからです。

ということは、糖分の摂り過ぎも中性脂肪の上昇に一役買います。

食生活習慣という点で考えても

甘い物は別腹。とかいって食べ過ぎますからねー。

炭水化物で糖質が足りているところに別腹で甘い物を摂取すれば

中性脂肪は上昇してしまいますね。

・アルコール

さらにアルコールも中性脂肪上昇の原因になります。

男性が中性脂肪値が高いとされる原因は、アルコールと炭水化物の

摂り過ぎが原因でしょう。

 

おなかが鳴る(腹鳴)

おなかがなる原因は二通りあります。

まず、食べ物を消化するときの音です。

胃や腸は、食べ物の消化を助けるために盛んに消化液を出し、伸縮運動などで食べ物とよく混ぜ合わせます。

そして小腸や大腸は蠕動(ぜんどう)運動によって、この食べ物を移動させるのです。

消化管の内容物(食べ物)の移行は、末端までこの蠕動によって行われていて、

胃や腸の中には、つねに空気やガスが入っており、蠕動運動によって腸の内容物やガスとに移行する際に、

腸の壁を動かすために音が鳴るのです。

次におなかがへるときの音です。

胃袋は伸びたり縮んだりして、食べ物を動かし、消化液によく混ざるように運動します。

そして、食べ物をどろどろにしてから、腸に吸収されて栄養分になります。

そこで、空腹になり血液中の糖分が少なくなると、脳が身体にサインを送り、空腹感を感じるようになります。 

すると、胃は食べ物が入ってくる準備をします。 

すると脳はいつ糖分が入ってきてもいいように、胃袋の中のものを十二指腸に送り出すよう指令を出します。

その結果、胃が伸びたり縮んだりを活発にし、中の空気が圧縮されて、

その空気が狭い胃袋の出口から腸に移動する時にグーグーと音が鳴る、これがお腹の音の正体です。

普通、正しい時間を決めて食事をしているときは、胃腸はいつでも応じられるように準備しています。

つまり、食べ物がいつ何時不意に入ってきてもいいように臨戦態勢ができているというわけです。

ところが十数時間も絶食していると、胃腸は待ちくたびれて臨戦態勢を解除してしまうのです。

このままでは消化器全体を維持するためのエネルギーが無駄になるので、戦線を縮小しなければならないのです。

この縮小というのが、文字通り胃や腸が小さく縮んでいくことであり、その際に音が発生します。

 

食事をするときに空気をいっしょにのみ込んでしまい、胃や腸に空気がたまっておなかが鳴ったり、

あるいははったりすることを「呑気症」といい、腹鳴を訴える人に多くみられます。

原因として多いのは早食いや汁物などをすすることです

その他には炭酸飲料の炭酸ガス、そしてガムをよくかむといったことがあげられます。

また不安や心配事があると無意識のうちに空気をのみ込んでいることもあります。

その他、ストレスなどの原因からなる「過敏性腸症候群」なども考えられます。

空気をのみ込む食べ方、早食い、すする食べ方をしないようにしましょう。

不安、心配事への対処も大切です。

腹鳴は空腹時の消化管の収縮運動によって起こるもので、心配することではありませんが、

おなかが鳴るのはいやだという人は、食事の時に空気をのみ込まないように気をつけましょう。

また炭酸飲料やガムは予想以上に空気をのみ込みますので避けましょう。

そして不安や心配事の解決をはかることも大切です。

胃腸の働きを正常にすることは、ひいては急にお腹が鳴るのを防ぐことにもなるので、

三食決まった時間に食事をとる事が身体には良いようです。

間食は胃の働きを活発にし、胃液の分泌を増やし、逆に胃に負担をかけてしまいます。

また、朝食を摂ることが一番です。

一番食事の間隔があく時間は、夜から朝にかけてです。

よって身体が食べ物を吸収しようとするので非常にお腹がすきます。

朝はパンよりもご飯
をおすすめします。

パンは消化が早いのでまたすぐにお腹がすいてしまうのです。

少量で腹持ちの良いご飯を食べてください。

■背筋をぴんと伸ばす


猫背になっていると胃は窮屈な状態になり、おなかが鳴りやすくなります。

猫背で仕事している時、授業を受けている時におなかが鳴ったら、

リフレッシュも兼ねて背筋をぴんと伸ばしてみましょう。


■おなかに力をいれて、ふくらませる

腹式呼吸の要領で、肺にいっぱい空気をいれて横隔膜を下げ、

胃の動きを妨げることでおなかを鳴らさないようにする方法があります。

おなかが鳴りそうと感じたら、おなかがぽっこり膨らむくらいに空気を吸い込んで、

音がおさまるまでやり過ごすのもよいかもしれません。
 

■朝食を玄米にする

朝食を玄米にすると腹持ちがよくなり、空腹になるタイミングを遅らせることができます。

いつもの白米の3分の1を玄米に替えるだけでも効果があります。
 

■嗜好(しこう)品を使ってみる

詳しい仕組みは不明ですが、チョコレート、コーヒー、お茶などの嗜好(しこう)品は

胃の動きを弱める作用があるそうです。

胃腸が弱っている時にはお勧めできませんが、おなかが鳴りそうな時は、

チョコレートやお茶で胃の動きを鎮めるのがよいかもしれません。
 

■炭酸飲料や水を大量に飲まない、食事はよくかんで

また、日頃の生活習慣を見直すことで、おなかを鳴らしにくくする方法もあります。

炭酸飲料は気泡が含まれており、水を飲むときにも空気を胃に送り込みやすいため、

それらを控えることでおなかが鳴りにくくなるようです。

また食事をする時にも、よくかむことで食べ物にふくまれる空気の量が減り、

おなかの中に空気がたまりにくくなります。

 

味覚障害

  味覚障害


舌に異常がある場合や風邪をひいて嗅覚が鈍っているケースもありますが、

原因のトップは亜鉛不足だと言われています。

ちなみに、味覚を感じるのは、舌や上あごにある味蕾(みらい)という器官

(花のつぼみの形をした微小な器官)。

舌の表面を覆っている白いぶつぶつした突起物を糸状乳頭といい、

その中にあるぽつぽつした赤い部分を茸状(じょうじょう)乳頭といいます。

その中に味蕾はあります。

また、味蕾は舌の奥のほうの10個くらい逆V字型に並んでいる大きないぼいぼ(有郭乳頭という)の中や、

舌の両側のつけ根に赤く盛りあがって見える葉状乳頭と呼ばれる部分や、

上あごの奥の口蓋垂(いわゆるのどちんこの上の部分)にもあります。

実はこの味を感じる細胞は、短い周期で新しく生まれ変わっており、

そのためにはたくさんの亜鉛を必要とします。

つまり
、亜鉛が不足すると細胞が生まれ変われなくなってしまい、味覚障害を引き起こしてしまいます。
 

味蕾にある味細胞と呼ばれるものと食物の成分とが

鍵と鍵穴のような関係で反応して味を感じる仕組みになっています。

この味蕾から神経を介して脳に味が伝えられます。

味覚は他の視覚、聴覚、嗅覚に比べて、最も老化しにくいといわれていますが、

それでも高齢になると味蕾の数は1/2から1/3に減少し、味が濃くなりやすい原因といわれています。

 

  

◎味覚障害の症状

  味覚減退……… 食物の味が薄く感じる 

 味覚消失……… 味が全くわからない

 自発性異常味覚…何も食べていないのに、いつも苦い味がする

 悪味症………… 食物が何とも表現できないいやな味になる

 異味症………… ある食べ物や飲み物の味が本来の味と変わった味がする

 解離性味覚障害…甘味だけがわからないと訴え、検査でも甘味のみ傷害されている 

 

 

◎味覚障害の原因

 
味覚の原因は、不明の点もありますが、多い順に食事、薬物、全身の病気、ストレスがあげられます。 


(1)食事の内容による味覚障害

 

最近、亜鉛などの微量元素が味覚に重要な関わりを持っていることがわかってきました。

 

亜鉛は必須微量栄養素のひとつです。

普通の日本食をちゃんと食べても亜鉛摂取量は諸外国に比べて少ないのに加えて、

偏食、朝食抜き、ファストフードやコンビニの弁当で食事を済ます

という食生活が習慣になると亜鉛欠乏症になります。

また、激辛好みは味蕾を消滅させる危険性があり、無理なダイエッも味覚障害の原因になります。

亜鉛を多量に含む食品(蠣、魚卵、緑茶、卵黄、海草、玄米、椎茸、ゴマ、小魚、大根やカブの葉など)

をとるようにしましょう。

(2)薬剤による味覚障害

 

最近注目されてきたのは薬による味覚障害です。

降圧利尿剤・解熱鎮痛消炎剤・抗ヒスタミン剤・ペニシリン系を中心とした抗生物質・

制ガン剤・副腎皮質ホルモン剤などの 長期連用・併用で尿に多く亜鉛が排出されるために

味覚が障害されることがあります。


投与中止で味覚は元に戻りますが、回復に時間がかかることもあるようです。

(3)全身の病気による味覚障害


溶血性貧血・糖尿病・胃切除・肝不全・その他の肝疾患・ネフローゼ・透析・腫瘍・膠原病・内分泌機能低下

などの全身の病気で味覚障害がおこります。

また、妊娠や火傷も味覚障害をおこすといわれています。

(4)口腔の病気による味覚障害

 

舌の病気である舌炎や舌苔(ぜったい)・口内乾燥症・かぜによるのどの病気でも味覚障害をおこします。

また、かぜによる嗅覚障害に続く味覚障害は風味障害として現れることが多いといわれています。

(5)心因性味覚障害


うつ病・ヒステリー・ストレスなども味覚障害をおこすといわれています。

しかし、うつ病は抗不安薬や抗うつ剤を常用していることから

薬物による影響も見逃せないという意見もあります。

 
 
 
 
 

味蕾(みらい:味を感じる細胞)の数の年齢的変化の問題があります。

味蕾は、胎児から幼児までは口腔(こうくう)、咽頭(いんとう)の粘膜に広く分布していますが、

年齢とともに次第に数が減ります。

とくに舌では、中央のものから減り、大人では舌の先の部分と奥の部分が主になります。

また、数の問題だけではなく、 変性に陥ったものが年齢とともに増えます。

この 変性は、女性では40歳ぐらいから、男性では50歳ぐらいから著しくなり、

老人では過半数が 変性してしまっているといわれています。

味覚の感度の低下も問題です。

50歳ぐらいから視力が落ちるように、味力も20歳ぐらいをピークにして、徐々に落ちていきますが、

50歳後半で顕著になります。

味の種類別では、甘味と塩から味の感度が一番低下し、苦味、酸っぱ味はさほど変化しないといわれていますが、

なかにはこれらの傾向をみせない老人もいます。このために、

老人がますます砂糖や塩の味付けを濃くするのは、健康上問題があるといえます。

将来的に味覚障害にならないためには、次のことを心がけ、

舌にある味細胞(みさいぼう)が正確に味覚を感知できるようにしておくことが大切です。

また、味覚に異常を感じるようになっても適度なアルコールや香辛料を口にすることは問題ないですが、

喫煙は絶対に控えたほうがよいでしょう。
 

  • 亜鉛を含む食品を食べるなど、栄養バランスのとれた規則正しい食事をする。
  •  
  • 唾液が出るようによく噛んで食べる。
  •  
  • 食後の歯磨きなどで、口の中を清潔にする。
  •  
  • 喫煙を控える。

肛門周囲膿瘍

肛門は約3~4cmの肛門管という管ですが、その約中間に歯状(しじょう)線という線があります。

その歯状線に十数個の肛門腺という分泌腺が開口しています。

その肛門腺の開口部(肛門陰窩〈いんか〉あるいは肛門小窩(しょうか)から

便が逆流性に肛門腺に入り込むと感染を起こし、化膿します。

(肛門周囲 膿瘍)。

肛門周囲 膿瘍の症状は、 局所の激しい 疼痛(しばしば拍動性)が特徴で全身の発熱を伴う場合があります。

肛門周囲膿瘍の治療の原則は、膿瘍を切開して膿を外に出してやること(排膿)です。

膿を出してあげれば、症状は改善されます。

細菌感染による炎症なので、切開後は抗生物質と鎮痛薬が使用されます。

この治療は外来通院でできますが、炎症が落ちつく前に切開した創が閉じてしまうと、

また膿がたまって症状が悪くなることがあるため、治療が完了するまで通院を続けることがたいせつです。

大抵は通院で切開できますが、 膿瘍が非常に大きい場合や

合併症 重篤〈じゅうとく〉な糖尿病など)がある場合は入院して行います。

切開後2~3週間は抗菌剤等を 投与して、 炎症を抑えます。

 

肛門周囲膿瘍は、痔瘻の前段階と考えられています。

膿が出たり出なかったりをくり返したり、治ったようにみえて再び膿が出てくるようなら、

痔瘻に移行した可能性があります。

痔瘻を起こす菌は、好気性菌の大腸菌、クレブシエラ菌、 嫌気性菌のバクテロイデス菌などです。

痔瘻は体型ががっしりした青年から壮年の男性に多いといわれ、発生場所も背中側が一般的です。

その理由は、直腸と肛門の形から便の流れが背中側に強く当たることと、

体型ががっちりした男性は便を強く息むことができ、

その結果、便が肛門腺窩に入り込みやすいからと説明されています。

常時分泌物や膿が出て、下着を汚したり痒みの原因となります。

ひどい場合は痔瘻の出口(2次口)から便が漏れるようになります。

2次口が塞がるとまた中で膿が溜まり、肛門周囲 膿瘍の症状を繰り返すこととなります。

痔瘻を長く放っておくと、痔瘻の管が枝分かれして何カ所も2次口をつくったり(複雑痔瘻)、

ガン化して(痔瘻ガン)常時肛門の疼痛を訴えるようになります。


炎症
を抑えた後、痔瘻になっていることが判明したら、100%手術が必要です。

痔瘻はガン化する可能性があるため、手術は避けられません。

手術は、瘻管に沿って皮膚や粘膜を切開し、瘻管を開放して切除または掻爬(そうは)する方法や、

瘻管だけをくり抜き、炎症をおこすもとになっている部分を切除する方法などがあります。


手術の時期は、痛みや腫れなどの急性の炎症が落ちついた時期が最適です。

最近では、肛門括約筋(こうもんかつやくきん)を温存する手術が行なわれており、

手術後に便が垂れ流し状態になる心配はほとんどありません。

入院期間は施設によって異なりますが、だいたい2~3週間です。

ただし、入院期間や創が完全に治るまでの期間は、瘻管の走行の複雑さや痔瘻のできた場所によって異なります。

複雑な走行をしている痔瘻や深い場所の痔瘻ほど時間がかかります。

手術後の再発は数%と低くなっていますが、痔瘻が複雑に走行しているほど、また深い場所の痔瘻ほど、

再発する可能性は高くなります。

最近、痔瘻を手術しないで治すシートン法という治療が行なわれるようになってきました。

これは、皮膚とつながった瘻管内に糸や管を通して長期間留置し、

瘻管内の肉を盛り上げながら皮膚をゆっくり切っていくという方法です。

外来でできる治療法ですが、治るまでに時間がかかり、おしりに糸や管がついたままの状態が続きます。

また、どんな痔瘻にも使える方法ではありません。

切開開放術

瘻管を切開して、そのまま縫合せずに開放する手術です。

肛門の後方部ならば、括約筋を切除しても肛門の機能には影響しません。

再発がほとんどみられない手術法です。


括約筋温存手術

括約筋を切断せずに、なるべく傷つけないように 行う手術です。

くりぬき法といって、 瘻管だけをくりぬく方法などがあります。

入院が必要です。

シートン法


瘻管の原発口から二次口へゴム糸を通して縛り、

徐々に瘻管を切開して開放する方法です。

長くかかりますが筋肉に負担がかかりにくく、肛門の変形が少なくてすみます。

便が激しい勢いで肛門腺に入り込み 炎症を起こし、化膿すると痔瘻になってしまいます。

局所の免疫力を低下させる疲れやストレスは痔瘻発生の原因になります。

度の飲酒や息んで排便をする習慣、下痢も痔瘻の原因となります。疲れやストレスをためず、

下痢や過度の飲酒を控える生活習慣が重要です。

 

白色便

ロタウイルスに感染し、感染性胃腸炎になった場合、米のとぎ汁のような白い下痢便 が出ることがありますが、

感染症が治れば元に戻りますから 心配ありません。

胃腸薬などに含まれているアルミニウム塩や珪酸によっても、 ウンチが白色になることがありますが、

薬の服用をやめることで白い色は元に戻ります。

 白色便が出る場合は、胆汁が出なくなっていることも考えられます。
 
胆汁が出ていることで、便の色は黄色がかった褐色を保っていますが、

反対に、胆汁が出なくなれば白っぽいクリーム色になるのです。

胆汁は肝臓で作られるため、高脂肪の食事や暴飲暴食で胆汁を大量に消費した場合、

一時的に白くなることもあります。

また、総胆管結石、A型急性肝炎、B型急性肝炎、 胆石症、胆のう炎、胆管がん、膵がんなどの病気が原因で、

胆汁の通り道である胆管が詰まっていたり、狭くなって胆汁が流れなくなると白色便になります。

これらの場合、カッテージチーズのような便とも言われており、

形のある白色便が長く続く場合はきちんと検査を受けたほうがいいでしょう。


胆道がんによる白色便は、黄疸や体のかゆみ、尿が濃くなるなどの症状とともに現れます。

胆道がんの発生によって胆管が閉塞し、

便を茶色にする胆汁が腸内に流れ込まなくなり便の色が白くなります。

肝炎とは主に肝炎ウイルスに感染することで、肝細胞が破壊される病気です。

ビリルビンが体外に排出されにくくなってしまい、

倦怠感、黄疸などの症状がみられて、便の色が白っぽくなることがあります。

黄疸は胆汁色素が、血液中や組織内に異常に増加して、皮膚や粘膜が黄色になる症状です

肝炎の場合、急性肝炎において黄疸の症状や閉塞性黄疸が認められる時など、

胆汁が十二指腸に排出されないために便の色が白くなります。

胆嚢炎は胆嚢や胆管の胆道系に細菌による感染で炎症が起きた状態のことです。

右上腹部に激痛がみられ、発熱や黄疸などが多く、白っぽい便がみられることがあります。



タンパク漏出性胃腸症とは、消化管に血液中のタンパク質が大量に漏出してしまい、

胃腸からタンパク質が失われてしまう病気の総称です。

症状は、血液中のタンパク質が減少することにより下痢や腹痛、むくみや腹水がみられます。

また、白っぽい脂肪便が出ることもあります。

 



 

 

お腹にガスがたまる

お腹にガスが溜まってしまう原因はいくつかありますが、

一番多いのが食事の時に食物や飲物と一緒に飲みこむ空気です。
 
特に早く食べる人やよく噛まないで食べる人は、 飲み込む空気の量が多くなりガスが溜まりやすくなります。

また、炭酸飲料やビールでもガスが溜まり、 暴飲暴食をした場合もお腹で異常発酵が起こってガスが発生します。

なるべく冷たいものを召し上がらないようにお気をつけ下さい。

ガスがたまる原因の一つに、消化不良が考えられます。

消化不良がおきますと、大腸のほうで、嫌気性菌により食物が腐り、多くのガスが発生します。
 

他に、ストレスを感じやすい人や、運動不足、冷え性、デスクワークが多くて腸を圧迫する人

なども腸の働きが鈍くなってガスが溜まりやすい状態になっています。

食事の回数が少なかったりたべなかったりするのも原因です。

あと、ガムを多量にかむのもガスだまりの原因になります。

炭水化物、特に繊維ものは、大腸菌により消化されますが、やはりガスが発生します。

よく便秘には、繊維物がよいと、多くたべるとガスや便の量が増え、 最悪の結果となりますので要注意です。

腸に良いと思われるキャベツもガスの原因になります 。

他にも、ガスを発生しやすい食品としては、糖質やセルロースを多く含む食品

豆・芋・ふすまなど 全粒小麦製品・タマネギ・大根・キュウリ・果物など)および、

魚や肉類などのタンパク質食品が挙げられます。

お腹の痛みや張りは、一つの可能性として胃腸管の働きが低下して

大腸内を食べたものがスムースに流れないときに起こる症状かもしれません。

或は体質的に腸の働きが弱いので便秘になりやすく 滞留便で腐敗ガスが発生しやすいのかもしれません。

ちょうど、夏場に放置された牛乳が腐敗して悪臭ガスが発生したようなもので、

この腐敗がお腹の中で起こっているのだと思います。

お腹にガスを溜めないためにはこれらの原因を取り除いて、 ガスの発生と排出をバランスよくすることが大切です。

生活習慣を見直して、規則正しい食事と適度な運動を心がけましょう。

食事の時はゆっくりと良く噛んで食べ、食べ過ぎないように注意し、

炭酸飲料などもできるだけ控える方が望ましいでしょう。

機能性乳酸飲料や、ラクトフェリン等を継続して摂取し、腸内の善玉菌を増やす事も大切です。

そして、疲れを充分にとってリラックスできるように睡眠も充分とることが大切です。

お腹がすぐに張ってしまうガス腹の人は、腸の働きも悪いため代謝が悪くなってしまいます。
 
代謝が悪くなるということは、排尿や排便、発汗などもうまくいかなくなるということで、

エネルギーが溜まりやすい状態をキープすることになります。

ガス腹解消のために規則正しい生活を身につけ、運動不足を解消しましょう。


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