山口県岩国市尾津町1-12-29
074_telephone 0827-34-0303
 
あなたは 3297962 番目の訪問者様です

« | »

胃ポリープとピロリ菌除菌

胃の粘膜にポコッと膨らんで出来た病変を総称して胃ポリープと言います。

形や出来る場所などで分類できるのですが、ピロリ菌と関係する胃ポリープと関係のない胃ポリープがあります。

 

ピロリ菌と関係する胃ポリープ

ピロリ菌と関連のあるのは胃過形成ポリープです。

胃過形成ポリープの患者にはピロリ菌感染が認められ、

ピロリ菌を除菌することによって退縮あるいは消失することが分かっています。

 ピロリ菌や粘膜の萎縮と関係し加齢にともない増大します。

胃の集団検診での発見率は0.5%程度です。

大きくなると出血や一部悪性化の危険性もあり、1cmを越えたら内視鏡的に切除が勧められます。

ピロリ菌陽性の場合、除菌療法にてポリープが縮小、消失することもあります。

胃過形成ポリープ

胃角部に7mmのポリープを認める

 ピロリ菌除菌後1年後ポリープは消失

 

ピロリ菌と関係の無い胃ポリープ


胃底腺ポリープ
はピロリ菌と関係のない女性に多い胃ポリープです。

胃上部の胃底腺領域より発生する3-5mm径の小ポリープで多発傾向があり、

粘膜の意趣を伴わないことが多い。

ピロリ菌のいない若い女性や、ピロリ菌除菌後の胃に時々見られます。

ピロリ菌がないと消化酵素が出過ぎて、ポリープが形成されてしまいます。

放置して良いです。

胃底腺ポリープ

胃体部に2-3mmの多発性ポリープが認められる

胃ポリープは以前は癌化が起こりやすい病気であり、癌になる確率は約20%と定義されいましたが、

現在では癌化することはまれであるとされています。

また、定期的に消化管X腺検査や内視鏡検査で経過を観察していれば、特別な治療は必要ありません。

ただし、大きくなると癌化の可能性も捨てきれないため、

専門医には「胃ポリープを内視鏡で切除しましょう」と勧められることもよくあります。

それ以外のケースでは胃ポリープが大きくなったり、

悪化して胃粘膜より出血するほど、ひどい状態も同様に切除を行います。
 

過形成ポリープはピロリ菌除菌によってポリープが消失ことが知られています。
 

逆に健康でピロリ菌感染のない粘膜にできる胃底腺ポリープもあります。

これは30~50代の女性が発症しやすいポリープです。

他にも「ポリープ癌」という粘膜萎縮が強い胃に多いポリープ型の癌もあり、

このときもピロリ菌の検査で陽性反応を示すことがあります

 

まとめ

どちらの胃ポリープも良性腫瘍ですが、治療が必要なケースもあります。

そんな時に、胃ポリープが見つかった時に出来た場所、ピロリ菌の感染の有無を知るのは
 
治療方針を決めていく上では大切です。

胃ポリープが見つかった時には医師に聞いてみましょう。