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悪玉コレステロールは高いのに中性脂肪は異常に低い

中性脂肪は変動が大きく、中性脂肪と悪玉コレステロールが必ずしも相関するわけではありません。

悪玉コレステロールが高値になる場合の食生活では、

魚類や豆類、緑黄色野菜、海藻等のの摂取が少ないことが影響します。

摂取エネルギーは少ないのに、コレステロールを上げやすい、肉類や、乳製品、卵等の摂取が多いと

中性脂肪が上がらず悪玉コレステロールが高くなることがあります。

コレステロールを単に食生活と結びつけてしまうと血中でコレステロールが増える本質を見誤ってしまうことになります。

明らかに運動不足でエネルギーが有り余るような肥満でコレステロールが増えることはありますが、

別に食べ過ぎでもなく痩せ型でもコレステロールは増えることがあります。

実験でマウスに動きを制限するなどストレスを与えるとすぐにコレステロールが増えて、

すべてのマウスが例外なく高脂血症になってしまいます。

つまりこれはストレスに対する防御反応です。

ご存知のように、コレステロールは細胞の細胞膜やホルモンの材料ですが

体内で最強の抗酸化物質で、高エネルギーな物質です。

ストレスが増えてくると活性酸素が増えて生体の酸化が進みます。

それに打ち克つために脂肪組織や肝臓から脂質を取り出して血中に流し、

酸化して壊れた組織修復のために送り届けるのです。

それで血中にコレステロールが増えます。

食べ物が原因ではなく、例えば深い悩み、不安などの心のストレスや、長時間労働など頑張り過ぎる、

無理する体のストレスでもコレステロールは増えます。

こういう人が食事制限したり薬を使うと体は余計に疲弊してきます。

ストレスが減る生活をすれば多くの脂質を血中に流す必要はなくなりますのでコレステロールも減ることになります。

『中性脂肪』が低いということは、身体の中に脂溶性物質が少ないという状態です。

脂溶性物質とは、ビタミンAやE、βカロチンなどの、『脂溶性ビタミン類』の事で、

極端な少食だったり偏った食事だったりするとこれらがが不足してしまいます。

その結果、中性脂肪が少ない事での最大の影響である動脈硬化となり、血管が破れてしまうこともあるのです。

中性脂肪が正常値の場合は、『脂溶性のビタミン』が血液中で中性脂肪やコレステロールと共に移動して、

体内を巡って細胞を活性化させたり、粘膜の保護をしてくれます。

しかし、『脂溶性のビタミン』が不足してくると神経の機能が低下してフラフラしたりめまいがしたりします。

これに伴なって、中性脂肪が少なくなると、脳細胞や偏頭痛などの脳神経の不調まで引き起こすようになります。

脂肪が不足してきたら血管の壁ももろく弱くなり、これがいわゆる栄養欠乏による動脈硬化です。

このように、中性脂肪が低いと、命をも脅かす血管障害の恐怖にもなる危険性もあるのです。

人間ドックでは、3人に1人が中性脂肪不足らしいので、決して人ごとではないようです。