口が苦い

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胆汁の逆流、胃酸の逆流

本来小腸に流入すべき胆汁が何らかの原因により逆流することにより、

胆汁が胃を荒らして胃炎を起こし、更に食道まで逆流することがあります。

口に苦みが生じるようになります。

 肝臓と胃腸の働きが鈍くなり→胆汁が逆流→血液中に混ざり→苦味や黄疸に表れる

口のみが身だけではなく、白目や皮膚の色が黄色くなります。 

  胆汁が逆流する原因としては、加齢が挙げられます。

年齢を重ねて食道の筋肉にしまりがなくなると、逆流しやすくなります。

太りすぎていたり身につけている物の締め付けで

腹腔内の圧力が高くなっている場合にも逆流しやすくなります

食べ過ぎた後にゲップなどで口に上がってきます。

食生活の乱れで胃酸が多くなったり、姿勢が悪いことも逆流の原因となります。

 また、横になると逆流しやすくなるので、食後すぐはなるべく横にならないようにしましょう。

亜鉛不足

 亜鉛不足になると味覚障害を起こし苦いと感じることがあります。味覚が異常になると、
苦くないのに苦く感じるという誤作動が生じるようになります。
口が苦いと感じる場合に多いのがこの亜鉛不足によるものです。
亜鉛の日本人の目標摂取量は概ね、8~15mgです。
亜鉛の含有量が多い食品としてはカキが有名ですが、その他にも魚介類、肉、卵、穀類、ナッツや種子、レバーに多く含まれています。
ところが、亜鉛を過剰に摂取は鉄や銅の吸収を阻害し、相互のバランスを崩すなどの弊害もあります。
亜鉛の一日の摂取上限量は30mgです。サプリメントで補う場合には過剰摂取にならないよう十分注意しましょう。

虫歯や舌苔

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 舌苔は、食べかすや細菌の集まりであるプラークから出来ています。

舌苔にある細菌が作り出す物質『揮発性硫黄化合物』は唾液に溶けて口の中が苦くなり、

ネバネバした状態になって口臭が発生します

 ですから、舌が白くなっているときに苦いと感じるようです。

舌苔は口臭を発生しますので、舌苔ができないようにすることが重要です。

 

虫歯や歯周病になると、細菌が食べ物カスや細胞上皮を腐敗します。

その時に産出する臭い物質が唾液に混じるために苦いと感じます。

 

 一日に何杯もコーヒーを飲むと虫歯になりやすくなります。

虫歯は苦い、辛い味がします。

口内が乾燥しやすくなります。

ストレス

唾液の分泌は、交感神経と副交感神経に作用されています。

ストレスは口腔内を乾燥させることや、胃腸の働きを乱れさせて胃酸や胆汁を逆流させるといった現象を引き起こします。

ストレスがたまると、唾液の分泌が減少してしまうので、舌苔ができやすくなります。

結果、唾液は口腔内をきれいにする力があるのにも関わらず唾液の分泌が低下するとその働きも無くなり、

菌が繁殖して口臭の原因となるのです。

その口臭が口の苦みの原因になります。

ストレスなどによる胃酸過多で、肥満などで胃と食道の境目が緩い人に多く、

運動不足などで胃の動きが悪くなると寝ている間に胃液が食道に上がってきて苦みを生じさせます

口臭の根本的な原因であるストレスがたまらないようにすることが大事です。

口腔の乾燥

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加齢やストレス、慢性病などによって口腔内が乾燥すると、

③同様口腔内に雑菌が繁殖しやすくなり、それにより口に苦みが生じるようになります。

口の苦味の原因は、90%が口腔乾燥によるものです。

したがって、唾液分泌が低下する原因を考えます。

加齢や糖尿病、膠原病などが疑われます。

口の苦みを生じる機序は明らかではありませんが、口腔内の乾燥や胃からの刺激物質の逆流で生じるとされています

糖尿病や甲状腺の病気で口渇を生じることもあります。

口内の苦味の感覚が抜けない のは、透析患者さんによくみられる合併症です。

尿毒素が悪影響をおよぼしていると考えられますので、透析効率を強化し十分に毒素を除去する必要がある

また唾液腺・涙腺の慢性炎症性疾患で唾液・涙液の分泌量が少なくなり、口や眼の乾燥を来たすシェ―グレン症候群という病気に口に苦みは付随する

口が苦いという状況が続いている人では 、肝臓や胆のう、膵臓などに炎症が起きていて胆のう炎、肝炎、すい炎などの病気を引き起こしている場合もあります

胸の痛みやのどの違和感や咳、口の苦味なども逆流性食道炎の症状のことがあります。

苦い、嫌な味がするといった症状は、「自発性異常味覚」と呼ばれるものである可能性があります。

これは何も口に入れていないにもかかわらず、苦さや塩辛さなどの味覚を強く感じる味覚障害です。

うつ病などの精神疾患によって引き起こされやすいようです。

 

 咽喉から粘液が口へ流れてくると苦味を感じる

 

扁桃からは、細菌やウィルスを攻撃するために常にネバネバした粘液(抗体)が出ています。
咽喉が乾燥すると、粘液中の白血球が細菌やウィルスを退治して膿汁ができます。

膿汁が固まると膿栓になり、粘液が口に流れ込み唾液にも混じることで、苦く感じるだけではなく、強い口臭を発することにもなります。

粘液は抗体ですので、後鼻漏などがあると出やすくなります。

他に、口呼吸やドライマウス、喫煙でのどや口が渇くような場合にも、粘液が出やすくなるので苦く感じることがあります。

舌苔や粘液が原因となって口が苦く感じる場合には、口臭も発します。


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