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どうして女性は長生きなのか

WHOの世界保健統計によると、日本人の寿命は男女平均で84歳と世界第1位。女性は87歳で同じく第1位ですが、

男性は80歳で第5位となっており、両者に7歳ものちがいがあります。

 

全世界的に、女性の方が男性よりも長寿となっていることを考えると、男女の体のちがいが寿命に関係している可能性があります。

 

1 男女のホルモンのちがい
女性ホルモンは血圧を下げ、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールの血中濃度を下げる作用などから、高血圧や動脈硬化を防ぐ方向に働きます。

現に、日本人の死因の上位を占める心疾患や脳血管疾患で亡くなる方は女性のほうが少なく、女性の寿命を延ばす一因となっていそうです。

 

一方、男性ホルモンでは、女性ホルモンほど、はっきりとした動脈硬化抑制作用は報告されていません。

男性ホルモンには免疫力(病原体と戦う力)を抑制する作用があり、

去勢されると戦わなくなることも含めてケガや病気をしなくなるからと推定されています。

 

 

2 基礎代謝量のちがい
一般的には、女性よりも男性のほうが筋肉質で、基礎代謝量が高くなっています。

基礎代謝量を上げると生産するエネルギーが増えるため、その副産物である活性酸素も増え、

細胞レベルで障害を起こし、病気のもとになるため、寿命が短くなると言われています。

女性の基礎代謝が低いということは少ないエネルギーで生きていくことができる、女性が効率の良い体であると言えます。

 

3 社会環境的な要因
男性は仕事を定年退職した後は家にこもりがちなのに対し、女性はいくつになっても地域の集まりや旅行、趣味などに行動的な方が多く、

気分転換をうまくすることでストレスの管理が上手なのかもしれません。

また、女性のほうが、健康に関する関心が高く、一般によく病院に通い、

健康管理に気を使い、栄養バランスに配慮し、アルコールの摂取も少ないのです。

 

女性は免疫システムにとって重要な遺伝因子を多く含むX染色体を2つ持ち、これは1つしか持たない男性よりも女性を生存に有利なものとしています。
遺伝的に男女の違いは性染色体(XY)にあります。

男性は「XY」、女性は「XX」と、男女で染色体が異なるの性染色体で、病気や老化に関する遺伝情報は「X」染色体にあります。

女性の「XX」は片方の「X」に欠陥があっても他方の「X」が正常であれば問題は起こりませんが、

男性は1つしかない「X」染色体に欠陥があれば、片方がY染色体の為、その影響もまともに受けてしまい、耐久力の弱さ、そして短命につながる可能性があります。

 

つまり、男性は変異したX染色体を母親からもらうだけで発病してしまうのに、

女性は両親からもらわないと発病しないと言う「有利な遺伝子の仕組み」となっています。
女性の脳では、脳に障害を受けると左右の脳でサポートしあって回復しやすいのですが、男性の脳はそういった補完機能が弱いとされています。

また、脳の容積は年齢が進むと小さくなるが、女性の方が萎縮は少ないとされています。

 

 

「女性ホルモンが中年期まで女性の体を病気から守っている可能性がある」とか「40才以上の高齢出産をした女性は、20才代で出産を終えた女性に比べ、

100才以上まで生きた人が4倍も多かった」という報告があります。

 

最近の研究結果では、女性は最後の出産を終えた時点から老化が始まるのではないか、

とも考えられています。

出産年齢が高い場合と閉経が遅い場合の老化はゆっくり進むため、心臓病などの血管系の病気にかかりにくくなっているようです。

 

 

女性には男性では体験できない出産と生理(月経)という現象があります。

生理は女性として出産可能な体に成長した証であります。

受精しなければ月経となって古い血液が排除され、新鮮な血が造られ浄化される仕組みになっています。

更に受精した暁には,出産と言う大事業の末、母体に貯まった種々の有害、無害の物質をとり混ぜて排除します。

だから、母体は常に浄化されるのです。