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サーチュイン遺伝子

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人の細胞の中には、老化や寿命をつかさどる長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)

が50個から100個ぐらいはあるといわれています。

2000年に米国・マサチューセッツ工科大のレオナルド・ガランテ教授が酵母の中から発見しました。

その後の研究で、ヒトなら誰でも持っていることが分かっています。

この遺伝子が活性化すると、わたしたちの細胞内にある「ミトコンドリア」が増えます。

このミトコンドリアの重要な役割は、身体のエネルギーをつくりだすことです。

細胞内で「ミトコンドリア」が増えるとともに、

細胞内の異常なたんぱく質や古くなったミトコンドリアが除去されて、

新しく生まれ変わる「オートファジー(自食作用)」という機構が働き、細胞を若返らせるのです。

それに伴い、細胞を傷つける活性酸素の除去、細胞の修復、脂肪の燃焼、動脈硬化や糖尿病の予防、

さらには認知症、難聴などの予防といったさまざまな好影響がもたらされます。

また免疫力を高めガンの予防効果もあります。

サーチュイン遺伝子の細胞修復作用によって肌の新陳代謝もあがり、

しわやシミ、たるみなども改善されます。

 

ところが、サーチュイン遺伝子は通常は眠っていて、ある時のみにしかスイッチがオンにならないのです。

そのある時とは空腹時(カロリー摂取制限時)です。

日々の摂取カロリーを減らすと、眠っていたサーチュイン遺伝子が活性化し、

さまざまな老化要因を抑え、肌、血管、脳などが若く保たれ、寿命が延びると考えられています。

メタボリックシンドロームなどの治療にも有効との指摘もあります

 

飢餓状態がしばらく続いても生命を保つ装置としてサーチュイン遺伝子が働く

生体メカニズムが備わってきたのだと考えられています。

しかし、やみくもにカロリーを減らすのではなく、

必要なエネルギー量の25%程度をカットするようにしましょう。

推定エネルギー必要量は基礎代謝量(kcal/日)×身体活動レベルで求められます。

基礎代謝量は厚生労働省から基準が示されています。

働き盛りの男性なら1800 kcal、女性なら1500 kcalを目安にすればよいでしょう。

腹七分目か八分目に抑えておくことが大切です

満腹感を得られにくい場合は野菜を増やすのがコツです。

ビタミン、ミネラル、食物繊維が摂取でき、栄養バランス面でも問題はありません。

炭水化物を増やすのは最悪の選択です。

炭水化物を摂取すると血糖の上昇を抑えるためにインスリンが分泌されますが、

インスリンが働くとサーチュイン遺伝子や自食作用の機構がシャットダウンされるからです。

特に缶コーヒー、ケーキ、アメ、果物などに含まれる単純糖質は、

インスリンの急激な分泌を促しますので注意しましょう。

食間が長い睡眠中は最も長寿遺伝子が働きやすい時間帯ですので、夜食は控えましょう。

 

運動をすると長寿遺伝子が活性化することも明らかになっています。

米国の研究では、食事制限でカロリーを12・5%カットし、運動で消費カロリーを12・5%増やすと、

カロリーを25%制限したのと同じ効果があることが確かめられています。

 

誰もがサーチュイン遺伝子を活性化させたいと願いますが、カロリー制限を毎日続けるのは困難です。

カロリーは制限しても必要となるビタミン・ミネラルは確保しなくてはならなず、

さらには一度でもカロリーをオーバーをすると、再びサーチュイン遺伝子は眠ってしまいます。
最近の研究で、レスベラトロールという物質が、サーチュイン遺伝子を活性化させる

事が出来るとして注目をされています。

レスベラトロールとは、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種で、

がんや認知症の予防効果があるとして注目されていましたが、

サーチュイン遺伝子を活性化し、老化を防ぐ働きのあることもわかりました。

レスベラトロールは、下記の食品に多く含まれています。

  • ぶどうの皮
  • 赤ワイン
  • ピーナッツの皮
  • イタドリ(多年草植物)
  • ダウンロード

最も効果があるのはワインからの摂取です。

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しかし、アルコールが得意な方でも、レスベラトロールを十分に摂取しようとすると、

赤ワインをボトルで何本も飲まなくてはならず、逆に健康を壊してしまいます。

この為、しっかりとした量のレスベラトロールを摂ろうとすると、

サプリメントを利用するしか、現在のところ方法がないのが現状です。