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アニサキス

アニサキス3

「アニサキス」はサバやアジ、イワシ、サンマ、イカなどの、魚介類に寄生する寄生虫です。

アニサキスは、本来私たちの体の中では1週間以上生きることは不可能です。

しかし近年、アニサキスによる食中毒があとを絶ちません。

それは日本人が魚介類を食べる習慣があるからです。

とくに日本人は生で魚介類を食すため、発症確率が上がります。

 

アニサキス症の潜伏期間は、2~3時間で、食事の後、4~8時間位でだんだん調子が悪くなっていきます。

生きたアニサキスが体内に入り込み、胃や腸の中で暴れることで、

激しい腹痛と吐き気、膨満感(お腹が張っている感じ)が起こります。

比較的、軽い症状の場合、駆除することで症状は治まります。

怖いのが腸管外に出てしまい、臓器へ侵入することです。

胃や腸の壁を食い破ることで、突然の激しい痛みになります。

魚介類が死ぬと内臓から筋肉に移動します。

幼虫は長さ2~3センチ、幅0.5~1ミリくらいで、白い糸のように見えるのが特徴です。

駆除した場合でも、アニサキス抗原によってアレルギー反応が出ることもあるため、

アニサキスに感染した魚介類は絶対食べないようにしなければなりません。

 

胃の内部に寄生された場合は、内視鏡によりアニサキスを確認し摘出します。

イレウス(腸閉塞)の状態になっていなければ、対症療法(腹痛止め、吐き気止めなどの投薬、

しかし腸にアニサキスがいる場合は、点滴治療)を行いながら

幼虫が死亡して吸収されるのを待つこととなります。

現在のところは効果的な駆虫薬は開発されていません。

しかし、70年代以降に内視鏡検査が普及し、開腹をせずとも寄生虫を確認し摘出できるようになりました。

日本人は諸外国よりもアニサキスによる食中毒が多く、1年間に2,000例以上もあります。

アニサキス症がよく発生する時期は12月から3月に多く、7~9月の夏には最も少ないというデータがあります。

冬場はタラやサバ、イワシなどの漁獲期であるからでしょう。

そして、冬場は夏と比べ、生ものを食べることが多くなります。

アニサキスはサバやアジ、イカなどの魚介類に幼虫の状態で寄生し、その魚介類を生食で食べると、

体内にとりこまれ、異変を起こします。生きている寄生虫は、胃や腸の壁を傷つけ激痛を伴います。

また、一度体内に入ったことのある人は、アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こすこともあります。

 

アニサキスの予防方法

◆加熱する。 (60℃で1分、70℃以上)

◆冷凍する。 (-20℃で24時間以上)

◆新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く。

内臓を生で食べないように。

◆アニサキスは2~3cmの長さがあるので、簡単に目視で確認することができます。

魚を捌いていて、白い糸のようなものを見つけたら要注意。

内臓や腹側の身は、重点的に探すようにしましよう。

見つけやすいように、白以外のまな板を使うのもおすすめ。

目視で確認して、アニサキス幼虫を除去しましょう。

※⼀般的な料理で使う程度の⾷酢での処理、塩漬け、しょうゆやわさびでは、アニサキス幼虫は死滅しません。

アニサキスは刺激に弱く、傷がつくとすぐに死んでしまいます。

その為、よく噛む事でアニサキス症を予防する事がでるのです。

アニサキス自体に毒素はないので、死んでしまえば食べても問題ありません。

 

アニサキスには正露丸が効果的

なぜ正露丸が効果的なのかというと、正露丸の主成分が「木(もく)クレオソート」だからです。

木(もく)クレオソートが含有されているとなぜアニサキスに効果的なのか

という理由は、よく分かりませんでした。

2011年に木クレオソートを含有する正露丸の内服で、

胃アニサキスの症状である強い上腹部痛が消失した症例が報告されました。

出典:日経BP

その後、正露丸の大幸薬品は、2014年にアニサキスによる食中毒の予防や症状改善に効くとして、

特許を取得しています。