高血圧と魚介類

マグロ、サンマ、サバ、ブリ、イワシなどの青魚には

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)と呼ばれる

「多価不飽和脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)」が豊富に含まれています。


DHAは肝臓へLDL(悪玉コレステロール)を取り込み、

その後にからだの外に排泄するという働きがあり、

EPAは血管の中にある血栓を溶かして血管を拡張する作用を持っています。

DHAとEPAは赤血球の細胞膜を柔らかくして、

赤血球の変形する能力を高め血液をサラサラにする働きを持っています。


このように、不飽和脂肪酸は高血圧を抑えるだけではなく、

動脈硬化の予防・心筋梗塞・脳梗塞などの

血栓症の予防と改善に大きな役割を果たしています。

これらの不飽和脂肪酸は我々のからだの中では作ることができませんので

食事などで摂取するしかありません。

厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」で、

DHAとEPAの最低目標摂取量を1日1g以上と決めています。

DHAやEPAを1g取れる青魚の量は、約90gです。

つまり、1日の食事の中で、青魚を最低でも90g以上食べるように勧められています。

食べられる部分の重さの目安は、さばが半身で120g、中ぐらいの大きさのさんまが1尾100g、

いわし(マイワシ)が1尾80g程度です。

ただし青魚は高脂肪なので利用回数を減らして適量を守りましょう。


さらにイワシに含まれるタンパク質は酵素によって分解されて

サーデンペプチドと呼ばれる物質になります。

この物質は血圧を上げる役目を持っているACE酵素の働きを抑えて血圧を下げる働きがあります。


このようにサーデンペプチドは降圧剤と同じ働きを持ちますが、

その効果は降圧剤と違いゆるやかに血圧を下げるということになります。

 

EPAやDHAなど不飽和脂肪酸の多い魚介は酸化しやすいので新鮮なものを求めましょう。

色が鮮やかで身に弾力があり、目が澄んでいる(油がのった旬のときは目がうるんでいることがある)

かどうかをチェックしましょう。

高血圧を予防する不飽和脂肪酸(IPAやDHA)をじょうずにとるには、魚が新鮮なうちに、

酸化を防ぐ野菜といっしょに食べることも欠かせません。

 

一方、イカ、タコ、エビ、貝類などにはコレステロールも多く含まれていますが、

コレステロール値を低下させる働きのある「タウリン」が多く含まれています。

「タウリン」は、タンパク質が分解される過程で出来る、アミノ酸に似た物質です。

タウリンにはコレステロールの吸収を抑える働きがあります。

コレステロールが減ることで、動脈硬化を防ぎ、高血圧の予防に効果があると知られています。

タウリンは、私たちの心臓・肺・肝臓などの臓器や組織などに広く含まれています。

人間の体内で作り出すタウリンだけでは必要量には足りないため、

積極的に食品から取り入れる必要があります。

貝類やイカは低エネルギーなのでおすすめです。

 

DHAやEPA摂取を目的とする場合は、赤身よりも脂身を選びましょう。

クロマグロ(別名ホンマグロ)の脂身の刺身なら50gで成人女性の目安量に達します。

 

魚料理には焼く・煮る・蒸す・刺身などのいくつかの種類がありますが、

おすすめは刺身で食べることです。

焼き魚の場合にはからだに良い成分・脂肪が焼くことによって取り除かれ、

煮魚の場合には、成分が溶け出した煮汁を飲む必要があります。

一方、刺身の場合はすべての成分がそのまま残ったままで食べることができます。

刺身は魚を簡単にすぐに美味しく食べられ料理方法であり、ぜひお勧めします。

 

タイ、ヒラメ、カレイ、タラ、フグ、スズキ・アナゴサケ・マスキスなどの 白身魚
セレンと呼ばれる抗酸化酵素の主成分を含んでおります。

このセレンは血圧に関係するホルモンに働きかけ、血管を拡張させて血液が凝固することを防ぎます

また、青魚、赤身魚(マグロ、カツオ、サバ、アジ、イワシ、サンマなど)と比較して脂質の量が低く、

高たんぱくなので、高齢の方で胃腸の弱っている方でも食べやすい魚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高血圧と食物繊維

食物繊維は塩分の吸収を抑えて高血圧を予防改善する働きがあります。

食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と溶けない「不溶性食物繊維」の2種類があります。

 

 水溶性食物繊維は腸内の老廃物や有害物質の吸収を妨げて便として排出させますから、

糖尿病や動脈硬化の予防にもなり、血中のコレステロールを減らして

動脈硬化からくる高血圧を防ぐ効果があります。

不溶性食物繊維には、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発にすることで便秘を解消し、

「いきみ」による高血圧を防ぐ効果があります。

食物繊維の中でも特に、水溶性食物繊維アルギン酸(海藻類のぬめり成分)

高血圧の予防が期待できます。

アルギン酸は食品中でカリウムなどのミネラルと結びついて存在し、

胃中で胃酸の影響を受けてカリウムを放します。
このカリウムは腸から吸収されて血液中のナトリウムをは追い出す働きをします。

また、カリウムが離れたアルギン酸は小腸でナトリウムと結びついて排出されます。

これらの作用は一種のイオン交換反応ですが、ナトリウムを排除することで血圧を下げます。

水溶性食物繊維はアルギン酸(海藻類:海苔、わかめ、ひじき、昆布、ところてん、寒天など)、

ペクチン(バナナ、梨、イチゴ、りんご、グレープフルーツ柿などの果物)、

グルコマンナン(こんにゃく)、ムチン(山芋)、ごぼう、納豆、きんかん、オクラ、芽キャベツ、

インゲン豆、菜の花、モロヘイヤ、なめこ、アボカド、しいたけ、などに多く含まれます。

 

「不溶性食物繊維」は、いんげん豆、こんにゃく、里芋、じゃがいも、えのきだけ、干ししいたけなどに

多く含まれています。

高血圧とカリウム

人の細胞形成に欠かせないミネラルであるナトリウム(塩分)とカリウムですが、

殆どのナトリウムは細胞外に、殆どのカリウムは細胞内に存在し、濃度のバランスを取っています。

しかしナトリウムを過剰摂取することで、細胞内にナトリウムが入り込み、

細胞外にある僅かなカリウムと、細胞内に入ってしまったナトリウムを交換させることで

バランスを取ろうとします。この作用を「ナトリウムポンプ」と言います。

しかし、ナトリウムポンプは、高血圧の遺伝因子を持つ方は働きが悪いとされ、

結果ナトリウムとカリウムを交換しきれない状態となります。

そうすると、カリウムの代わりにカルシウムが細胞内に入ってしまう反応が起き、

カルシウムは血管を細くしてしまう働きがあるので、「高血圧」をもたらすのです。

細胞内へ吸収されなかった余分なナトリウムは、腎臓で再吸収されます。

この再吸収を抑制してくれるのもまたカリウムなのです。

カリウムはその余分なナトリウムを尿と共に排泄する働きをします。

カリウムは抹消血管を広げ、血圧を下げようする働きもあります。

 

カリウムは様々な食品に含まれています。

普段の食生活では不足することはまずありません。

野菜だとあしたば・モロヘイヤ・ほうれん草・かぼちゃ、キャベツなど。

果物だと柿やすいか、メロン、アボカド・バナナ・キウイフルーツなど。

豆類だときな粉・納豆、インゲン豆など。海藻類だととろろこんぶ・わかめ・ひじき、

ジャガイモ、サトイモやサツマイモなどのいも類、肉や魚介類、にも多く含まれます。

しかしカリウムには水によって流されやすく、熱を加えると破壊されやすいという性質があります。

このことから効率よくカリウムを摂取するためにはなるべく調理をせず

食べられるものを選ぶことが大切だということがわかります。

生野菜サラダで摂ったり、生の果物でとったりすれば、効率よく摂取することができます。

生鮮食品に多く、加工や精製が進むと含量は減少します。

しかし、カリウムは腎臓に疾患がある方には摂取を控えるようにしなければならない

場合がありますので注意してください。

 

カリウムの多いオススメ食材ベスト7

カリウムを効率的に摂取する為に、カリウムが多い食材を紹介しましょう。

食材(g) カリウム量
ほうれん草(80g) 552mg
じゃがいも(50g) 205mg
大豆(20g) 380mg
わかめ(3g) 156mg
納豆1パック(50g) 330mg
アボガド1個(170g) 720mg
りんご1個 300g 330mg

この他にもカリウムを含むたくさんの食材があります。

1つの食材から必要なカリウムを摂るのは大変ですので、

色々な食材からバランス良く摂取するとよいでしょう。

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尿酸値を下げる

尿酸値が高くなってしまう理由として知られているのが「プリン体」。

あんきもやしらこ、レバーなどに多く含まれ、食事でとると体の中で尿酸を作り出してしまいます。

しかし、食事から尿酸を作り出す割合は2割しかありません。

プリン体は細胞の中にある核を構成する部品なので、残りの8割は、新陳代謝で生成され、 肝臓で尿酸に作り変えられ、尿として排泄されます。

尿酸値を下げる食べ物

尿酸のほとんどは、尿から排泄されるので、尿酸値を下げるためには、水分が必要です。。

2000ml(2リットル)以上の尿量を確保するため、積極的に水分をとりましょう。

水やお茶などを1日に2リットル飲むのがおすすめです。 この際、炭酸飲料やジュースなどの清涼飲料水は避けてください。

アルカリ性でカロリーの低い食品がおすすめ

尿の酸性化を正常に戻すため、アルカリ性の食品を摂取しましょう。

また、肥満も尿酸の産生を促してしまうため、アルカリ性かつローカロリーの食品がおすすめです。

ひじきやわかめ、昆布などの『海藻類』、ほうれん草やにんじん、キャベツ、なすなどの『野菜類』、 サツマイモや里芋などの『イモ類』、バナナやメロンなど『果物類』を食べましょう。  

牛乳やにヨーグルトなどの乳製品も、尿酸の排せつを促し、尿酸値を下げるといわれています。

残念ながら豆乳には尿酸値を下げる効果は期待できません。

1日あたり、牛乳をコップ1杯飲むか、ヨーグルトを100〜200g食べるように心がけましょう。

コーヒーを摂取することで尿酸値を下げ、痛風発作を低下することが明らかになっています。

コーヒーのどの成分の影響なのかは明らかになっていませんが、カフェインではないことがわかっています。

アルコール自体に尿酸が尿として排出されるのを阻害し、尿酸値を上げる働きがあります。

ウイスキーや焼酎などの蒸留酒はプリン体をほとんど含みませんが, アルコール度数が高く、太りやすい飲み物ですので極力控えるのが良いでしょう。

また、ジュース、スムージー、はちみつなどといった果糖が大量に含まれている食品も注意が必要です。

果糖には体内で尿酸の合成を促進する働きがあります。

尿酸値が高めの人はなるべく摂取を控えるようにしましょう。

暴飲暴食は避け、ウオーキングなどの軽い運動(有酸素運動)を週に3回程度する機会をつくりましょう。

ストレスは尿酸値を上げます。

その解消にも運動は有効です。

有酸素運動は、『基礎代謝の増加』や『インスリン感受性の向上』、『脂肪合成の酵素の抑制』、

『HDLコレステロール増加』などの効果があり、太りにくい状態をつくることができます。

HDLコレステロールとは、血管内の余分なコレステロールを排除する働きを高め 血中脂質を減らし動脈硬化を予防して太りにくくなります

しかし、ベンチプレスなどの激しい運動(無酸素運動)は肥満解消法として勧められません。

新陳代謝が活発となり,尿酸値が急上昇するからです。

逆流性食道炎

逆流性食道炎の原因

脂肪の多い食事

脂肪の多い食事をとった時に十二指腸から分泌されるコレシストキニンというホルモンの働きや、

たくさんの食事で胃が引き伸ばされることで、下部食道括約筋がゆるむと考えられています。

脂肪の多い食事は、胃酸を増やすことによっても胃液の逆流を起こしやすくします。

ラーメンもスープにはラードなどの動物性油脂が大量に使われています。

 

タンパク質の多い食事
タンパク質の多い食事は消化に時間がかかり、胃に長くとどまるため、胃液の逆流が起こりやすくなります。

 

肥満
肥満の人は、逆流性食道炎の原因のひとつである食道裂孔ヘルニアになりやすいことが分かっています。

●食道裂孔(れっこう)ヘルニア
胃は本来腹部にある臓器ですが、食道が通る横隔膜の穴の緩みで、胃が胸部にまではみ出してしまうことがあります。
これが食道裂孔ヘルニアで、逆流の大きな原因のひとつです。これらは、腹圧の上昇が主な原因になっていると考えられます。
腹圧の上昇は、加齢にともなう姿勢の変化(前かがみ)や肥満、あるいは妊娠などによっても起こりやすくなります。

 

糖度の高いお菓子

糖分も消化に時間がかかり悪影響を及ぼします。

特にチョコレートは脂肪分も糖分もどちらも高いので要注意です!

 

刺激の強い食品(香辛料、カフェイン、アルコール)

カレーやキムチ,唐辛子などの香辛料をたくさん使っているもの、梅干しなどの塩分の高いものは胃酸の分泌を増やしてしまいます。

柑橘類やイチゴやトマトなどは酸味があり、胸やけをひどくします。

タバコや炭酸飲料も胃を強く刺激してしまいますので、胃酸が多く出る原因となってしまいます。

タバコは唾液分泌も減らします。ひかえめにしましょう。

アルコールは、胃酸の分泌を増やすと同時に、食道下部括約筋をゆるめることが分かっています。全般的に控えたほうが良いでしょう。

なかでもビールは胃の中で炭酸ガスを発生し、胃が膨らんでしまうので避けましょう。

 

一度に食べ過ぎないようにしましょう

一度にとる食事の量を減らし、腹八分目を心がけましょう。

 

コーヒー、緑茶を減らしましょう
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインも、胃酸の分泌を増やします。

 

姿勢に注意しましょう
姿勢と逆流性食道炎は深く関係しています。日中は前かがみの姿勢を避けましょう。
寝る時は、少し上半身を高くして寝ると、逆流が起こりにくくなります。

食後3時間くらいは、胃の内容物の逆流が起こりやすいといわれています。

食後すぐに横になったり、寝る前に食事をとることは避けましょう。

 

■おなかを締めつけないようにしましょう
ベルト、コルセット、ガードル、着物の帯など、おなかを締めつけるものは、身につけないようにしましょう。

重いものを無理して持たないようにしましょう。

 

下部食道括約筋が、年齢とともに弱くなってしまう事で、胃の中の食べ物が、胃酸と一緒に逆流してしまいます。

 

 

積極的に取り入れたい食品

乳製品(胃の粘膜を保護してくれる)

乳製品は胃の粘膜を保護してくれますが、生クリームは脂肪が多いので控えましょう。

牛乳は胃酸の分泌を抑える効果もあるので、積極的に取り入れたい食品ですが、

この場合も低脂肪や無脂肪のものを選ぶなどの配慮が必要です。

 

野菜・豆類

・野菜は生食は避け、柔らかく火を通しましょう。

・食物繊維は胃を傷つけてしまうことも。葉野菜は繊維が多い茎は避け、葉の部分を食べましょう。

・豆類は繊維質が多いですが、豆腐や納豆などは加工されることにより、消化が良くなっているのでおすすめです。

 

白湯、番茶

冷たい飲みものや熱すぎるものも良くありません。

ぬるいくらい、もしくは常温のものをゆっくり飲むようにしましょう。

 

おでん

長時間煮込んであるので消化に良いです。

魚のすり身であるはんぺん、たまご、大根がおすすめです。

 

おかゆ、雑炊のレトルト

温めるだけなので簡単です。消化に良く、時間のない時にもおすすめ。

温めることによって胃にも優しくなります。

 

カステラや蒸しパン、ヨーグルトなどを選びましょう。

 

ウィダーインゼリーのようなゼリータイプ飲料を摂るのもおすすめです。

手軽にエネルギーを補給することが出来ます。

 

食用油をオリーブオイルに変える。

オリーブオイルは消化に負担がかからないため、下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)への影響が少ないといいます。

油脂が下部食道括約筋に及ぼす影響を調べた調査では、オリーブオイルは下部食道括約筋をほとんどゆるめないという結果が出ています。

これは、オリーブオイルが消化に負担をかけないためと考えられます。

また、オリーブオイルには便秘を改善する効果もあります。

日頃の調理に使う油をオリーブオイルに変えるだけで逆流性食道炎の予防になります。

 

「材料はなるべく細かく切る」「生ではなく火を通す」「シンプルなレシピで」作るようにしましょう

 

ストレスが溜まっていると、少量の胃酸でも食道が過敏に反応してしまうため、強い胸やけを起こしてしまいます。
そうならないためには、ストレスを溜めない生活を送ることが大切です。ストレスの原因は人によってさまざまで、
ストレスを無くすことは難しいですが、「週に数回、ウォーキングなどの軽い運動をする」「きちんと睡眠を取る」
ことでストレス軽減につながります。

 

 

 

 

尿路結石の原因

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腎臓から尿管、膀胱、尿道という尿の通り道(尿路)にできる結石を総称して「尿路結石」といいます。

肉や卵など、尿を酸性にする食品を多く摂取していると尿中の結晶が増え結石のリスクが高まります。

また、コレステロールを多く含む食品は結石の原因となります。

肉類などを多く食べると、シュウ酸や尿酸などの物質が体内に増えます。

シュウ酸には、カルシウムと結合しやすい性質があります。

シュウ酸の量が多いと、あまった分は尿のなかに出てきます。 尿のなかでシュウ酸がカルシウムと結合すると、結石が作られます。

「結晶」から「結石」へと成長する原因が腎臓内にある「オステオポンチン」という物質だということが発見されました。

この「オステオポンチン」の働きを抑えるのがお茶や青魚、ブルーベリー、大豆、かぼちゃ、にんじんなど「抗酸化物質」を含む食品です。

一方、シュウ酸は腸のなかでカルシウムと結びつくと、便と一緒にからだの外に排泄されますので、

シュウ酸を多く含む食品は、カルシウムを多く含む食品と一緒にとることがおすすめです。

食生活の基本として、シュウ酸などを増やす肉類などの動物性タンパク質の量を少し控え、

野菜類を多くした和食中心のメニューを取り入れるようにしましょう。

野菜、食物繊維、海草などは尿をアルカリ化し、その中に含まれるマグネシウム

シュウ酸と結合して尿に溶けやすいので、積極的に摂るようにしましょう。

また、カルシウムを多くとるようにしましょう。

カルシウムは牛乳などの乳製品や小魚に多く含まれていますが、大豆などの豆類や緑黄色野菜にも豊富です。

煮豆、豆腐、納豆、ピーマン、ニンジン、カボチャなどを積極的にとるようにしましょう。

シュウ酸を多く含む食品には、ホウレンソウやナス、ゴボウ、タケノコなど野菜があげられます。

そのほか、バナナやココア、キャベツ、レタス、ブロッコリー、チョコレート、コーヒー、紅茶

といった多種多様な食品にシュウ酸が含まれています。

中でも含有量が多いのは、ホウレンソウ、バナナ、ココアです

バナナは1日1本くらいにしたほうがいいでしょう。

ホウレンソウはゆでてお浸しにするとシュウ酸が水に溶け出し、摂取量を抑えられるのでおすすめです。

ビタミンCは、体内で代謝されてシュウ酸をつくります。

抗酸化作用のある大切な栄養素なので、適度の摂取は必要ですが、結石ができやすい人は

サプリメントや飲み物などで大量にとらないようにしましょう。

また水分不足になると、尿の濃度が高まり、結石を起こしやすくなります。

小さな結石なら尿と一緒に排泄されることも多いので、水分を多めにとることも予防につながります。

食事の改善や水分補給と合わせて、軽めの運動をすると、結石が砕けて自然に排泄されやすくなります。

とくに縄跳び、ウォーキング、軽めのジョギングなど、からだを適度に上下に動かす運動が効果的とされています。

駅や会社でもできるだけ階段(とくに下り階段)を利用するなど、上下運動の機会をつくりましょう。

胆のうポリープ

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胆嚢の内膜にできる粘膜の盛り上がりを胆嚢ポリープと言います。

健診や人間ドックでの超音波検査の普及に伴い発見率は高まっており、その頻度は5~10パーセントです。

ただ、約95%は胆汁に含まれるコレステロールで作られる「コレステロールポリープ」と呼ばれ、がん化することはありません。

しかし、大きくなるとがんの可能性が高くなるので注意が必要です。

胆嚢ポリープには、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープがあります。

腫瘍性のポリープは、胆嚢の内膜の粘膜細胞が増殖してできます。

良性(線腫せんしゅ)と悪性(がん)がありますが、これらができる原因はわかっていません。

一方、非腫瘍性のポリープにはコレステロールポリープなどがあります。

胆汁中のコレステロールエステルが胆のう粘膜に沈着してできますが、

血中や胆汁中のコレステロール濃度とはあまり関連がないとされています。

コレステロールポリープが、がんになることはまずありません。

 

胆嚢ポリープは、ほとんどの場合、症状が現れることはありません。

ただし、腫瘍性のポリープでがん化して大きくなった場合には、

鈍痛や体重減少など胆嚢がんの症状が出ることがあります。

 

腹部超音波検査で、ポリープの大きさや数、形を調べます。

ポリープの大きさが10ミリメートル以下で数が多い場合には、コレステロールポリープの可能性が高くなります。

反対に、大きさが10ミリメートル以上で、ポリープの茎が太く、盛り上がりの少ない形はがんの疑いがあります。

精密検査としては、造影CTや超音波内視鏡検査を行います。

胆嚢内の組織検査については極めて難しく、一般的には行われていないのが現状です。

5ミリメートル以下の胆嚢ポリープは1年ごと、6~10ミリメートルの胆嚢ポリープは6カ月ごとに超音波検査を行って、

大きくなっていないかなど、がん化の兆候を定期的に確認します。

10ミリメートルを超えるものは、超音波内視鏡などで精密検査を行います。

10 mm 以下の胆のうポリープが大きくなる人の割合は、5 年間で3%程度といわれており、

良性のコレステロールポリープでも大きくなることがあります。

10 mm を超えるものは、悪性が否定できないときは胆のう摘出術を行います。

大きさが10 mm を超える胆のうポリープの25%にがんが認められます。

健康診断などで胆嚢ポリープと診断されたら、ポリープの大きさや形に応じて定期的な超音波検査が必要です。

γ-GTPの数値を下げるには?

(1)お酒を控える

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できれば週に2日ほど、お酒を全く飲まない日を作りましょう。

量を減らして毎日飲むというよりは、肝臓をしっかりと休息させる日を作る方が効果的です。

 

(2)コーヒーを飲む

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1日あたりコーヒーを5杯以上飲む人のガンマGTPの数値が大きく減少したという調査結果があるそうです。

 

(3)しじみを食べる

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しじみにはタウリンが豊富に含まれており、アルコールが肝細胞を損傷するのを防ぐことができ、修復の手助けにもなります。

肝臓の機能を高めるメチオニンなどアミノ酸も豊富です。

 

(4)運動する

肝臓に脂肪がつきすぎてしまうと、働きが悪くなってしまいます

この脂肪を燃焼させるのに最適なのは有酸素運動です。

ウォーキング、ジョギング、自転車、エアロビ、ダンス、水泳、体操、ストレッチなどです。

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(5)肝機能障害の原因になることがあるので、不要な薬剤やサプリメントは摂取しないようにしましょう。

 

(6)肝臓に良い食べ物と食べ方

お酒を控え、野菜や果物をたっぷり、肉や魚などのたんぱく質と脂肪をバランスよく食べるのが基本です。

糖質は取りすぎると肝臓で中性脂肪に変るため、甘いお菓子などは要注意です。

肝臓の組織を作るためにも、また肝臓が働くためにもたんぱく質(アミノ酸)が必要ですから、良質のたんぱく質をしっかり取りましょう。

食事からとったたんぱく質が体の中で利用されるためには、必須アミノ酸がバランスよく含まれている必要があります。

牛や豚であれば脂身の少ないひれ肉やもも肉、魚も脂肪の少ない白身魚や赤身魚などを選びましょう。

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豆腐や納豆などの大豆製品は低脂肪、高たんぱくです。積極的に摂りましょう。

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また、脂肪肝は脂質異常と関係が深く、動脈硬化のリスクが高まります。
血管を健康にするDHA・EPAなどのよい油とたんぱく質が一緒にとれるサンマ、イワシ、サバなどの青魚は肝臓のためにもおすすめ。
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ほかにも、アルコールを分解する際にたくさん必要なビタミンB1がとれる玄米、豚肉などはお酒を飲むときにはしっかり取りたいもの。
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ビタミンB1の吸収を助けるゴマやネギなどを薬味につかうと良いです。
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活性酸素は肝臓の細胞を傷つけるため、抗酸化作用の高いビタミンA、C、Eなどを含んだ緑黄色野菜やナッツ、ゴマなども食事に取り入れましょう。
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肝臓が血液を作る際に必須の葉酸を含んだほうれんなどの緑黄色野菜も大切です。
ほうれん草栄養

 

槇原敬之のコンサートに行って

先日、槇原敬之さんのコンサートに家内と一緒に行ってきました。ファンクラブに加入していますが、なんと最前列の席でした。最前列なんて生まれて初めての経験でした。すぐ目の前に槇原さんがいて、歌ってくれるので、2000人収容のコンサート会場にいるというよりは、ミュージックフェアのスタジオにいるような感じでした。(ミュージックフェアのスタジオに行ったことはないけど…)懐メロ特集かと言えるほどのヒット曲のオンパレードでした。言うまでもなく、抜群の歌唱力で熱唱してくれました。歌っている時のあの独特の顔の表情もたまりませんでした。MCもとても上手で、時に奇声を発し会場を明るく和ましてくれました。最初から最後まで非常に温かみのあるステージで、槇原さんのファンへのやさしさがにじみ出ているコンサートでした。ANSEWを独唱してくれた時は、恥ずかしながらこんな私でもメロディーと歌詞と歌声に感動し、涙が出てしまいました。本物のプロのアーチストのコンサートでした。

 

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