糖尿病と蕎麦

 64

 蕎麦は小麦やお米よりもたんぱく質を多く含み、マグネシウム、食物繊維、ビタミンB群が豊富というのが特長です。

その上、血糖値を下げ、糖尿病にも効果があると紹介されることが多い食品です。

栄養が豊富な上に、そばの実に含まれるルチンという成分が血管を強くしたり、すい臓の機能を高めるためです。

しかし、蕎麦は炭水化物を多く含みますから普通に考えれば血糖値をあげてしまう食品といえます。

 

糖尿病の食生活の基本はバランスよく食べるということです。

 

あくまでも、他の麺類に比べたら栄養が豊富であるというだけのことですから、

蕎麦をメインにするのではなく、他の食材と合わせた献立にする必要があるのです。

 

どんな食材でもそれ1品だけで全ての栄養バランスがとれる食材というのはありません。

それだけを大量に摂取しても良い結果にはならないのです。

全体のバランスとカロリーが一番大切ということを忘れずに賢い食生活を送りましょう!

 

 

糖質を摂らないとなると、血糖値が上がることはまずありません。

その結果、インスリン(肥満ホルモン)の余計な分泌もなく、疲れ切ったすい臓を休ませることができます。

また、糖質を摂取しないと、主な栄養素は脂質とタンパク質になりますが、

この場合、肝臓でアミノ酸などからブドウ糖を作ることになり、

大量のエネルギーが消費されるので、寝ている間に痩せていくのです」

 


→グリセミック・インデックス(GI)は、ブドウ糖100とすると、そば54、そうめん80、うどん85


→そばに含まれるバナジウムが血糖値上昇を抑制するそうです


冷たいそばの方が血糖値が上昇しにくい

温かいものは吸収率が上がり、冷たいものは吸収されにくいためだそうです

 


★冷たいそばの薬味には、グレープフルーツの皮を刻んだものを

grapefruitpink1n


→グレープフルーツの香り成分リモネンが交感神経を高めて食欲を抑制し、脂肪の分解を促進

 


→間食の分、3食の食事のカロリーは抑えるのがポイント。

おやつを食べるときには血糖値を下げる効果がある「番茶」を飲んでください

sannen3
→番茶には血糖値を抑えるポリサッカライドが豊富。

 

血糖値減少率は、紅茶19.4、抹茶28.2、煎茶31.7、玉露34.6、番茶39.8。番茶が最も効果的

 

そばとうどんの場合、カロリー自体はどちらも1食分はおよそ240kcalです。

しかし、そばとうどんでは、糖質を分解する時に使うインシュリンの量(GI値)が異なり、うどんと比較すると蕎麦の方がGIが低く

うどんよりもそばのほうが血糖値を上げにくいので、インシュリンの分泌を抑え、糖尿病の予防には、そばのほうが適しているといえます。

さらに、うどんには食物繊維が1人前あたり1.9gであるのに対し、そばには3.6gもの食物繊維が含まれています。

食物繊維は、脂肪やコレステロールを排出する働きがありますから、糖尿病などの生活習慣病の予防や改善には、できるだけ多く摂ったほうが良い栄養素です。

 

また、そばとうどんでは塩分にも違いがあります。

そばを作る時塩分は必要ありませんが、うどんを作る時には、麺の弾力性を出すために塩をかなり入れて作っています。

そのため、1人前のそばは塩分が0ですが、うどんには約1gの塩分が含まれています。

塩分は糖尿病を悪化させたり、動脈硬化を引き起こす元になるので、できるだけ控えなければなりません。

塩分の観点からも、うどんよりもそばのほうが良いと言えるのです。

 

また、そばにはルチンというポリフェノールの一種が含まれていて、

膵臓の働きを高め、インシュリンの産生を促すので、糖尿病の予防につながる他血圧の上昇を防ぐという効果もあります。

そばに含まれるルチンがゆで汁にも溶け出しているので、ゆで汁をそば湯として飲むようにすると糖尿病の予防効果が高まります。

さらに、そばつゆにゴマを入れると、ゴマリグナンという成分がルチンとともに活性化して、相乗効果を発揮し、血管や血液の酸化を防ぐので、糖尿病の予防効果がさらに高まります。

goma

こうしたことから、糖尿病の予防や改善という観点から考えると、うどんよりもそばのほうが良いということになるようです。

 

 

あくまで栄養から考えた選び方ですが、最も良い選択は、わかめそばか、とろろそばです

わかめやとろろには食物繊維が多く、低カロリーだからです。

img_0SONY DSC

 

炭水化物(糖質)を摂れば血糖値は上がりますから、蕎麦だろうが、うどんだろうが血糖値は上がります。

できるだけ、油で揚げた具をのせるよりも、素材をそのまま使った具をトッピングしたほうが健康には良いといえます。

注意しなければいけないことは、うどんでもそばでも、トウガラシをかけすぎないことです。

かつては、カプサイシンは脂肪の燃焼効果があり、健康に良いというのが通説でしたが、

最近の研究では、交感神経を刺激しすぎたり、胃の粘膜を荒らす作用の方が強く、あまり多くかけて食べないほうが良いという見解に変わってきています。

 

 

カロリー制限を考えて

「焼き魚定食」
「トースト1枚」
「ざるそば」
「おにぎり2個」

を選ぶほうが、むしろ血糖値は上昇しやすく、

血糖値を上げたくなければ、

「ビーフステーキ」
「チーズオムレツ」
「カツオのたたき」
「湯豆腐&ローストビーフ」等々

を選択すべきなんです。

 

問題は炭水化物なのです。

 

 

アメリカのADA(アメリカ糖尿病学会)の公式テキストブックには、次のように明記されています。

「炭水化物は摂取後15分以内に血糖値を上げ、2時間以内に100%がブドウ糖に変化して吸収される。タンパク質や脂肪はまったく血糖値を上げない」

つまり、たった1枚のトーストやざるそばのほうが、ステーキを一枚食べるよりも血糖値を上げてしまう場合があるということ。

もちろん、カロリーやバランスも意識しなければいけませんが、血糖値を上げないことを重視するならば炭水化物には要注意です。

 

血糖値とは「血液中に含まれるブドウ糖の濃度」。

そしてブドウ糖の原料は炭水化物です。

ご飯、麺類、パンなどの炭水化物はすべて口から摂取された後、胃で消化され、腸に送られ、消化酵素によって分解されてブドウ糖になります。

膵臓はインスリンを出し、ブドウ糖を随時、細胞中に取り込んでいます。

ブドウ糖を取り込むのは主に、筋肉細胞、肝細胞、脳細胞で、筋肉と肝細胞は、インスリンでブドウ糖をグリコーゲンに変えて保存します。

しかし、筋肉細胞、肝細胞、脳細胞が保存できる量には限りがあるため、余ったブドウ糖はインスリンによって中性脂肪に変えられ、脂肪細胞として保存されます。

 

しかしながら糖尿病の場合は、インスリンが正常に分泌されなかったり、インスリンが正常に機能しないため、

摂取した炭水化物の多くはエネルギーとして代謝されずに、ブドウ糖のまま、血糖値の上昇に貢献し続けてしまっているわけです。

つまり、血液中の糖分も、ぽっこりお腹にたまった中性脂肪も、原材料はブドウ糖。

もともとは炭水化物なのです。

 

脂を摂取したから血糖値が上がるのではないし、脂がそのまま脂肪として蓄えられるのでもありません。

 

たとえばアメリカ人は日本人よりも肥満が多く、BMI値30を超える人は国民の30%以上もいます。
それに対して日本人は3%です。

 

ところが、糖尿病発症率は日本人のほうが高いのです。

 

ご飯や麺類などの炭水化物を食べる機会が多いというのが、その一因だと言われています。

 

 

 

 

チョコレートと健康

 
チョコレートもココアも全て同じカカオ豆からつくられますが、それぞれ製法が異なります。

ちなみに、ココアを発明したのは、いまもココアの代名詞になっているオランダのクンラート・バンホーテン。

固形チョコを初めて製造したのはイギリスのフライ社。

いずれも19世紀のことで、紀元前から続くチョコレートをめぐる歴史の中では、まだ日が浅いといえます。

 

■ チョコレートの健康パワーは、カカオ・ポリフェノールにあり!

古くからチョコレートが健康にいいと言われる最大の理由はポリフェノールの一種、カカオ・ポリフェノールが含まれているからです。

この成分は赤ワインや緑茶でもおなじみですが、チョコレートの含有量は、赤ワインの2倍以上です。

ポリフェノールには、がんや動脈硬化などの病気の原因を引き起こす活性酸素の働きを抑え、血中の悪玉コレステロールや酸化を防ぐ抗酸化作用があります。

この他、ココアは胃かいようや胃がんとの関連が深いピロリ菌や重い食中毒で知られる病原性大腸菌O-157が増えるのをおさえるなど、細菌の感染に効果があります。

アレルギーの予防、ストレス、美容界ではエイジングケアへの効果も注目されています。

 

チョコレートと健康 チョコレートと健康

■ 甘い香りは集中力・記憶力、そしてリラックス感をアップします

 

チョコレートの甘い香りには、集中力や記憶力を高める効果があることが最近の研究で明らかになっています。

また、テオプロミンという成分が、神経を鎮静させる作用があり、リラックス効果もあることが分かりました。

ヨーロッパなどでは眠る前にチョコレート食べることもあるそうです。

 

■ ミネラル、食物繊維が豊富な女性をきれいにする美容食

 

チョコレートの原料であるカカオ豆にはカルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などのミネラルがバランスよく含まれています。

特に女性に不足しがちと言われている鉄分を、おやつにチョコレートを食べることで補うことができます。

とくに注目したいのはカルシウムとマグネシウムのバランスがよい ことです。

一般にマグネシウム不足は心臓病の危険を増すことが知られています

 

食物繊維の宝庫でもあり、1枚の板チョコには約2gの食物繊維が含まれています。

便通を改善し、血圧上昇を抑える効果も。

栄養価が高く腹持ちもいいので、上手に食べればダイエットにも一役買ってくれそうです。

 

■ 意外にもチョコレートには虫歯を防ぐ効果があります

ウーロン茶や緑茶に虫歯予防成分が含まれていることは知られていますが、

チョコレートの成分であるカカオパウダー(カカオ豆を炒って磨り潰したもの)には、それ以上の効果があると言われています。

カカオパウダーには抗菌作用にとどまらず歯垢をできにくくする働きもあり、虫歯予防と虫歯の進行を抑えてくれる効果があることも明らかにされています。

 

菌の抑制効果という点では、カカオ成分には虫歯の原因菌となるソブリナス菌を抑える働きがあることも歯科医師の研究で分かりました。

チョコレートに含まれるポリフェノール中には「エピカテキン」という成分が入っており、近年の研究で、このエピカテキンには血圧抑制効果を期待できるということがわかってきました。

エピカテキンは小腸で吸収されますが、その後血液中に流れ出し、 血管の内部に炎症が生じている場合には、血管内部の細胞に浸透すると血流が活性化され、血行がよくなるそうです。

 

 

今まで、チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールは、活性酸素を抑える働きがあることが知られ、生活習慣病に有効であるとの多くの報告がありました。

コレステロール値の改善、血圧低下および血管内皮機能の改善、心疾患リスクの低減、

インスリン抵抗性の改善 といった多岐にわたる臨床試験結果が得られていますが、日本人でのデータは限定的といわざるえない状態でした。

 

生活習慣病の改善に資するもので、血圧低下やHDL(善玉)コレステロール値上昇などの効果を確認、さらに、精神的にも肉体的にも活動的になることもわかりました。

 

善玉コレステロールの増加と、 強力な酸化抑制効果

 

血液中には、「LDLコレステロール」と「HDLコレステロール」があります。

LDLは「悪玉コレステロール」ともいわれますが、肝臓から体の中の様々な器官にコレステロールを運ぶ機能を持っています。

これに対しHDLは、「善玉コレステロール」と呼ばれますが、体の中の過剰なコレステロールを回収して肝臓に戻すはたらきがあります。

実はこのコレステロールのバランスで、血管が詰まりやすくなったりすることが知られています。 血管を健康に保つためには、以下の3点がポイントになっています。

  1. 1)LDLコレステロールを増やさない
  2. 2)HDLコレステロールを増やす
  3. 3)LDLコレステロールの酸化を抑制する

LDLコレステロールが増え、HDLコレステロールが少ないと、体内にLDLコレステロールが必要以上に溜まってしまいます。

そして、このLDLコレステロールが酸化すると、体内の掃除をする白血球の1種「マクロファージ」が食べてしまいます。

マクロファージが食べてしまうことで、泡沫(ほうまつ)細胞というものが生まれて、血管の内皮に溜まり、血管が細くなるのです。

カカオポリフェノールには、強力な酸化抑制効果があります。

チョコレートを食べることで、HDLコレステロールが増加するだけでなく、LDLコレステロールの酸化も抑制すると考えらえるのです。

 

 

 抗酸化作用がある

人間の体をサビつかせる活性酸素と闘う抗酸化物質(スカベンジャー)には、 水溶性のビタミンC、脂溶性のβカロチン・ビタミンE・ゴマリグナン・リコピン、両溶性(どちらにも溶ける)ポリフェノール類などがある。

赤ワインやお茶などと並んでカカオにも豊富なポリフェノールが含まれており、すぐれた抗酸化効果を期待できる。

 

がんの発生を抑制する効果がある

チョコレートをたくさん食べる国では胃がん死亡者が少ないというものだ。

例えば、一人当たりの年間消費量が最も多いスイスと日本を比較してみると、 スイスのチョコレートの消費量は日本の約6倍、胃がんによる死亡者数は約4分の1となっている。

 

 

 

 

■チョコレート(カカオ)がもたらす効果

 

チョコレートは高カロリーですが、チョコレートには脂肪分解のはたらきもあるんです。

 

ポリフェノールやフラボノールにより、美容と健康にも効果的。便通の改善、ストレス緩和による肌アレ予防、ビタミンやミネラルによる美肌効果も。


ダークチョコレートに含まれるフラボノールは、日焼けによるやけどや赤みからお肌を守ってくれることが臨床実験でも立証されている。

カカオはストレスホルモンを減らす作用があり、お肌の大敵である心のストレスを緩和してくれる。

ポリフェノールの殺菌作用により、睡眠不足やストレスからくるニキビ・肌荒れも抑えることができます。

1日約20gのチョコレートで動脈硬化による心臓病リスクを回避!

日常的に板チョコ約20gを摂ることで心臓病リスクが減る チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールにはさまざまな効能がありますが、代表的なのがLDLコレステロールが活性酸素によって悪玉化して動脈硬化を引き起こすのを防ぐ力です。また、血管を拡げる作用もあるので、高血圧や冷え性、血栓の予防にもなります。

摂取量としては、日常的にチョコレートを20gほどで摂るだけで効果が違ってくるようです。 つまり薄い板チョコなら1列ほど食べれば心臓病リスクが減るというわけです。

カカオ豆に含まれるカカオバターの脂肪分は吸収率が低く、体脂肪になりくいことが実証されています。

必要以上に食べるのでない限り、チョコレートに含まれている抗酸化物質を摂るほうが身体の老化防止によいという説もあります。

 

 

 
 
 

コレステロールが低すぎるとどうなるのか?

低コレステロールだとがんになりやすい?

コレステロールというのは体に必要な3大栄養素である脂質の一種で、細胞膜を構成する重要な成分になります。

また、男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモンや胆汁酸の材料になり、脳の神経伝達にも関係しています。

総コレステロール値の基準は140~219mg/dlとされていますが、これより低い場合には肝臓の病気、甲状腺機能亢進症、栄養障害などの問題が疑われます。

 

コレステロールが不足するとホルモンが作れなくなります。

 

免疫機能が低下するために病気にかかりやすくなります。

 

コレステロールの値の減少が免疫力の低下を招き、ガンや心筋梗塞による死亡率・発症率が高いことが分かっています。

 

実は最も総死亡率が低いコレステロール値は180~200mg/dlで、それ以上とそれ以下の値は総死亡率が高くなっていくことが分かっています。

 

がんはコレステロール値が高いと発症リスクが高まるのですが、低すぎる場合にも発症リスクが高まる可能性も指摘されています。

これは免疫力低下が理由と考えられます。

 

またコレステロールは脳内でセロトニンの伝達にも関与しているため、コレステロールが少ないとセロトニン不足となり、

うつ病を引き起こしやすくなる、とも言われています。

 

 

コレステロールは体内の80%は肝臓で製造して、残り20%を食べ物から賄っています。

低コレステロール血症と呼ばれるものは、数値が150mg/dl以下のものを言います。

単純に考えると肝臓のコレステロール製造機能が弱っていることが予想されます。

その原因は、食物として摂取すべきコレステロールが、少なく、肝臓に負担がかかったためと思われます。

 

コレステロールが低い人の食生活は、動物性食品の摂取が極端に少ないことがほとんどです。

 

野菜中心の食事はコレステロールが不足します。

肉やベーコン、卵、バター、乳製品、緑黄色野菜、海藻類を不足しないようにバランス良く摂取し、

運動をすることがコレステロール値の安定につながります。

 

 

低コレステロールになる原因

一j次性のものだと、α-リポタンパク(HDL)欠損症(別名Tan gier病)、無β-リポタンパク(LDL)欠損症、低β-リポタンパク欠損症になる可能性があります。

 

二次性のものだと、甲状腺機能亢進症、肝炎や肝硬変、貧血、消化不良症候群、悪液質、アジソン病、経静脈高カロリー輸液などになる可能性があります。

甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンの増加によって、代謝が亢進して脂肪の代謝が促されます。
それに伴って、コレステロール値が低下していきます。
動悸や発汗、手の震え、倦怠感、体重減少などの症状が出てきます。

 

もっと怖いのが、がんとの関係です。

低コレステロールだとがんになりやすい?

 

コレステロール値が低いほど、がんの発症率や死亡数が多いと言われております。

どうして低コレステロールだとがんの危険性があるのかはまだ解明されていません。

低コレステロールになるような生活習慣がいけないのではないかとも言われています。

日本においては、コレステロール値が男性で90~170mg/dl、女性では91~182mg/dlの範囲が危険であると言われています。

コレステロール値を下げることばかり考えず、必要以上に下げないことも大切なのです。

 

 

 

 

 

アルコールは脂肪を作るのか?

s_008h

実はアルコール自体には肝毒性はありません。

アルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドというものが発生します。
これが有毒性があり、肝臓のミトコンドリアを傷つけるのです。

ミトコンドリアが傷つくと、脂肪の合成を進める酵素=VLDL(超低比重リポ蛋白)

というものを発生させ脂肪をより多く作るようになります。
このため脂肪酸分解が障害され、クエン酸回路の活性が抑制され,
肝細胞内に脂肪酸の蓄積が起こります。

空腹時や運動時に飲酒するとアセトアルデヒドの分解が滞り、アセトアルデヒド濃度が高まります。

その為、空腹時などに飲酒すると、早く酔い、長く酔っていることが多くなります。

よってアルコールの多飲が続くと、肝臓の脂質代謝が障害され、
主に、食事由来の脂肪酸から合成された中性脂肪が、

代謝されず肝細胞内にたまっていきます。
 
 肝臓に貯まった脂肪が血液に流れ出すと、中性脂肪が多くなり、
その結果、内臓脂肪が貯まりやすくなります。

また、アルコールには内臓脂肪を増やす働きのある「コルチゾール」というホルモンを分泌させるので、

飲み過ぎるとお腹がポッコリ出た、メタボ腹になってしまいます。

 

米や麦などの穀類からできているお酒(つまり、日本酒やビール)は、糖質を含んでいます。

その糖質が、肝臓で脂質と一緒になり、脂肪に変わってしまいます。
糖質の多いお酒を飲むと、体内でブドウ糖が増え、その結果、「インスリン」というホルモンがたくさん分泌されます。
このインスリンが、脂肪に変わりやすくなるのです。

糖質ゼロ発泡酒

最近、「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」というお酒が人気です。
内臓脂肪が、糖質やカロリーの摂り過ぎが原因なので、これらの「ゼロ」お酒を飲んだら、大丈夫なんじゃないか。
確かに、普通のビールやお酒と比べると、糖質やカロリーが低いので、どうせ飲むなら、これらのお酒がオススメです。

ちなみに、キリンで人気の発泡酒を比べてみると、

 

麒麟淡麗<生> 
糖質3.4g カロリー45kcal
(いずれも100mlあたり)
キリンゼロ<生>
糖質0g カロリー19kcal
(いずれも100mlあたり)

となっています。

キリンゼロ<生>は、なんと糖質0です。
カロリーも普通の発泡酒に比べて、とても低い。

しかし、そうはいってもアルコールの中にはカロリーが含まれます。
また、アルコールそのものが、中性脂肪を作る原因になりますので、糖質ゼロのお酒は、普通のお酒に比べて良いというだけで、

飲み過ぎると内臓脂肪が貯まってしまいますので、やはり「適量」を守るというのが、鉄則でしょう。

 

ダイエットに適しているのは、焼酎などの蒸留酒

焼酎

お酒には「蒸留酒」と「醸造酒」の2種類があります。
ダイエットに適しているのは、「蒸留酒」です。

蒸留酒とは、純粋なアルコールのことで、焼酎、ウォッカ、ウイスキーなどです。
醸造酒というのは、純粋なアルコールと糖分が含まれたお酒で、ビール、日本酒、ワインなどです。
焼酎とビールは、同じくらいのカロリーですが、焼酎には糖分が含まれていないので、中性脂肪が作られにくいという性質を持っています。

また、焼酎の方がアルコール度数が強いので、そんなにガブガブ飲めません。
糖質ゼロの発泡酒なんかは、アルコール度数が低いので、ついつい飲み過ぎてしまうこともあります。

・缶ビール1本(350ml)…約140kcal

・中ジョッキビール1杯(500ml)……約210kcal

・乙類焼酎1合(180ml)…約260kcal

・ウイスキーシングル(30ml)…約70kcal

・ワイン1杯(120ml)…約85kcal

 

※ 参照『五訂日本食品標準成分表2010』

 

お酒のカロリーは、含まれるアルコールの割合に左右されます。
アルコールは1gあたり7kcalなので、炭水化物やたんぱく質(共に1gあたり4kcal)よりずっと高カロリー。
基本的にはアルコール度数の高いお酒は、カロリーも高くなる計算になります。

 

また、飲む全量がどれくらいになるのかも大きなポイント。

少しずつ飲めるワインや焼酎のほうが、トータルのカロリーが低く抑えられる場合もあるでしょう。
その性質上「一回の飲み会あたりのカロリー」としては、ビールが他のお酒よりもカロリー過多になりすぎる傾向にあると言えそうです。
ビール・発泡酒・新ジャンルなどの区別によるカロリーの差は基本的にありません。
アルコールが低いものは低カロリーで、アルコール度数が高いものはカロリーが高め。
また、飲んだときのコクを重視してつくられたしっかりした味わいのビールは、カロリーも高めです。

 

アルコールはエンプティカロリー?

 

アルコールのカロリーは血行の促進や体熱の上昇などに多く消費されるため、
パンや米などの炭水化物のカロリーと比較して、グリコーゲンや脂肪となって身体に蓄えられることは少ないといわれています。
ビールには胃液の分泌促進作用があり、このため食欲が増進して、ついつい食べ過ぎになります。
その結果太ることはあります(アサヒビールホームページより引用)……
「アルコールは三大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)と異なり、体の栄養にはならないとともに、


カロリーに関しても70%程度しか代謝されないのではないか」という研究結果があるようです。

 

ビールのカロリー表

 

以下の%数値はアルコール度数、カロリーは100mlあたりのメーカー算定値です。
( )内表記は缶350mlあたりのカロリーです。

□キリン
キリン一番搾り生ビール…… 5% 41 kcal(144 kcal)
キリン秋味…… 6% 49 kcal(172 kcal)
ハートランドビール…… 5% 40 kcal(132 kcal)

 

□アサヒ
アサヒスーパードライ……5% 42kcal(147kcal)
アサヒ黒生……5% 47kcal(165kcal)

 

□サッポロ
サッポロ生ビール黒ラベル…… 5% 40kcal (132 kcal)
ヱビスビール…… 5% 42kcal(147kcal)
サッポロ 冬物語 …… 5.5% 44kcal (154 kcal)

 

□サントリー
ザ・プレミアム・モルツ…… 5.5% 47kcal (165kcal)
モルツ 麦芽、ホップ…… 5% 42kcal(147kcal)

 

発泡酒

 

以下の%数値はアルコール度数、カロリーは100mlあたりのメーカー算定値です。
( )内表記は缶350mlあたりのカロリーです。

 

□キリン
淡麗グリーンラベル…… 4.5% 29 kcal(102 kcal)
以下の%数値はアルコール度数、カロリーは100mlあたりのメーカー算定値です。( )内表記は缶350mlあたりのカロリーです。

 

■キリン
キリン フリー0.00%……16 kcal(56 kcal)
キリン 休む日のAlc.0.00%……0.00% 18kcal(63 kcal)

 

■サッポロ
サッポロスーパークリア……0.00% 8kcal(28kcal)

■サントリー
ファインゼロ……0% 16kcal (56kcal)
オールフリー……0% 0kcal
ちなみにアルコール1gを燃焼させると約7kcalのエネルギーを発生すると言われてます。
ただ、実際に吸収され、体内に取り込まれたアルコールすべてがエネルギー源として利用されるわけではありません。
いわゆる「エンプティーカロリー」というのがあるのです。

 

ただ、少量の飲酒量であれば、1gを7kcalで計算してもOKですが、
飲酒量が増えるとエネルギー効率が悪くなると言われているようです。

 

☆飲んでも太りにくいお酒

 

1.焼酎
焼酎などの蒸留酒には、糖質などが含まれていないため、ビールなどの醸造酒に比べると太りにくいとされています。

 

2.ウイスキー・ブランデー
焼酎と同様の理由で、太りにくいと言われています。

また、ウイスキー・ブランデーの香りには、脂肪代謝を促すホルモンが増やす働きがあると言われており、
醸造酒にある食欲増進効果がないとされています。

 

3.ウォッカ・ジン・テキーラ・ラムなど
これらの蒸留酒も、同様に太りにくいとされています。
★飲むと太りやすいお酒

 

1.ビール
ビールなどの醸造酒には、アルコール以外に糖質、たんぱく質が含まれており、焼酎などの蒸留酒に比べると太りやすいと言われています。

また、炭酸ガスや苦味のあるホップ成分に食欲増進効果があると言われているため、より太りやすいお酒だと言えます。
2.日本酒
日本酒はお酒の中でも糖質の量が最も多く、太りやすいお酒だとされています。

 

3.ワイン
ワインも日本酒と同様です。

まお、甘口のワインの残糖は、辛口の10倍ともされていますので、より太りやすいお酒だと言えます。

 

4.梅酒、サワー、カクテル
果汁や砂糖シロップを加えていたりするものは、糖質が加わっているため太りやすいお酒だと言えます。

 

ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒ではエネルギー量が多く、

 

焼酎、ウイスキー、ブランディなどの蒸留酒は、ほぼアルコール20gと同量のエネルギー量です。
醸造酒にはアルコール以外に糖質、たんぱく質が含まれていますが、蒸留酒にはアルコール以外にエネルギーとなるものが含まれていないからです。
したがって、適量とされるアルコール量20gに相当する量のアルコール飲料ではビール、日本酒、ワインの醸造酒が
焼酎やウイスキー、ブランディの蒸留酒に比べエネルギー量が多くなるので太りやすくなるといえます。

 

 

ダイエット中に飲むなら蒸留酒
ビールや日本酒、ワインなどの、醸造酒やカクテル、梅酒などは糖質を含むため太りやすく、内蔵脂肪を増やす原因となります。
いわゆるビール腹を作る元。特に糖分が豊富なカクテルや梅酒などは、甘いので、ついつい飲み過ぎてしまいがちです。

一方、焼酎やウイスキー、ウォッカなどの蒸留酒は、アルコール以外のカロリーが含まれないので、
蒸留酒だけを飲む分にはカロリーゼロ。これだけを飲んでいて太ることはありませんし、
蒸留酒の場合、お水で割って飲むと、アルコール度数も抑えられるという利点もあります。

 

「アルコールでは太らない」は誤解

アルコールが原因となる肝臓障害のなかで、もっとも多いのが「脂肪肝」です。
肝臓には通常でも細胞の10%程度に中性脂肪が貯蔵されていますが、それが30%以上になった状態が脂肪肝です。
アルコールをとりすぎると、脂肪酸から中性脂肪が大量に合成されて肝臓の細胞に蓄積されるため、脂肪肝が起こりやすくなります。
余分な中性脂肪はさらに血液中にも流れ込み、高脂血症や動脈硬化の原因ともなります。
よく「アルコールはエンプティ・カロリーなので太らない」と思っている人がいますが、それは誤解です。
中性脂肪を合成するため、たとえ体重が増えなくても、内臓脂肪型の肥満の原因となるのです。

塩分と高血圧

血圧が上がるメカニズム

56_post_mainVol.98 「食塩感受性高血圧」って、どんな高血圧?

塩分と血圧の関係は、まだ十分には解明されていませんが、塩分(ナトリウム)は電解質のひとつで、

人間の身体の細胞液の中で満たされていて、その濃度は絶妙なバランスにより保たれています。

身体はナトリウムの濃度を常に一定に保とうとする働きがあります。

 

塩分をとりすぎると……

血液中の塩分(ナトリウム)濃度が高まり、

からだが血液中の塩分を薄めよう(血液の浸透圧を一定に

保とう)とするため、血液中に水分が取り込まれる。

心臓や血管には一定の容量があるため、その中の血液が増えすぎてしまうと、血管を押し広げ、血圧も上がってしまう。

心臓の負担も大きくなる。

それに伴い、貯留した塩分や水分を腎臓からこして排泄するため、更に血圧が上昇します。

塩分のとりすぎによる血圧上昇が続けば、高血圧症に……

いまは血圧に問題がなくても、塩分の多い食事を続けていれば、からだのなかで上記の流れが日常的に繰り返されることになり、

自覚症状がないまま「気がつけば高血圧症」という危険性があります。

 

浸透圧とは

 

浸透圧とは、濃度の違う溶液が半透膜で区切られている場合に、濃度の薄いほうから濃いほうへと溶媒、

つまり溶かしている液体が引き込まれる力のことを言います。

半透膜とは、ある大きさの物質を通して、それより大きいある物質は通さないような膜のことです。

例えば、食塩水について、水は通しますがナトリウムは通さない半透膜があったとして、同じ量の濃い食塩水と薄い食塩水を区切った場合、

二つの食塩水が同程度の濃度になるまで薄いほうから濃いほうへと水が移動することになります。

結果として、濃度の薄かったほうは量が減り、濃かったほうは量が増大することになります。

血圧上昇

 

 

●ナトリウムと交感神経

食塩の中のナトリウムは、血管を収縮させる働きをする交感神経を緊張させます。

必要以上のナトリウムを摂取すれば、血管を縮める働きが活発になってしまい、血圧も高くなります。

その状態が続き、血管に余計なストレスがかかり続け、高血圧を悪化させます。

血管に入るナトリウム

摂りすぎたナトリウムは、血管の壁の細胞の中に直接入り込みます。

血圧が高くなっている人の血管というのは傷がつきやすく、ナトリウムも入り込みやすい。

入り込んだナトリウムは、さらに血管を狭くします。

血管の壁というのは、実は筋肉でできており、

ナトリウムには、筋肉を収縮させる働きもあります。

例えば、焼き魚の身は塩を振ってから焼くとしまるが、これはその原理によるもの。

ナトリウムが血管に侵入すると、筋肉でできた血管は収縮し、血圧は上がることになります。

をかかなくなった現代人と塩

本来人間には、尿や汗によって余分なナトリウムを体外に出し、調節する仕組がそなわっています。

汗をかいてこそ、ちょうど良いカラダの塩分濃度になる。

厳しい肉体労働をする人たちは汗を多くかき、ナトリウムの排出も活発すぎるため、塩をなめながら作業をしないとカラダがもたないほどです。

しかし現代では、労働でそれほどの汗をかく人は少なくなり、汗による塩分調節はできなくなっています。

そのため塩分は、うまく排出されることなく過剰となり、高血圧の原因となっています。

 

 

高血圧には、塩分の影響を受けやすいタイプ(食塩感受性高血圧)と、そうでないタイプ(食塩非感受性高血圧)とがあります。

 治療面からみると、塩分をひかえることで血圧が改善されやすいタイプと、そうでないタイプということもできます。
減塩による血圧を下げる効果は、1日に6~8g減らすと、高血圧患者の約20%の血圧は下がりますが、

残りの約80%の血圧には変化が殆どありません。

これは、塩分に反応し易い食塩感受性タイプか、逆に反応し難い食塩非感受性タイプかによって左右されます。

しかし、減塩による血圧の低下の効果が無い食塩非感受性タイプであったとしても減塩をする必要はあります。

 

塩分を多くとると、腎臓の交感神経の活動が促進され、それにともない塩分の排出をになう遺伝子の働きが抑制されることで、血液中のナトリウム濃度が上昇します。

ナトリウムは水分と結びつきやすいため血液量が増え、その結果、血圧が上昇するのです。
つまり、「塩分過多がひきがねとなり、腎臓でナトリウムが再吸収されることで、高血圧になる」
それが食塩感受性高血圧の発症の簡単なメカニズムだといえるでしょう。
では、塩分の影響を受けにくい食塩非感受性タイプの場合は、どのようにして高血圧が発症するのでしょうか。
これについてはタンパク質の一種であるアンジオテンシンⅡが血管中にとりこまれ、その作用によって血管の収縮が生じ、その結果、高血圧になるという仕組みがほぼ解明されています。
 アンジオテンシンⅡは、強力な血管収縮作用をもつ物質で、腎臓などで産生され、細胞内に取り込まれます。
同じ高血圧とはいっても、食塩感受性タイプは「ナトリウム再吸収」、食塩非感受性タイプは「血管収縮」と、発症の主要因には大きな違いがあるわけです。

ナトリウム画像
例えば、肝臓は過剰なナトリウムの排出と、必要なナトリウムの吸収を繰り返していますが、
塩分の多い食事を続けていると、ナトリウムの排出が十分に行われなくなり、血液の量が増えて血圧が上昇してしまいます。
また、塩分はコレステロールを高め、血栓をでき易くします。
食塩非感受性タイプや、正常な血圧の人でも、塩分の過剰摂取を避けることをお勧めします。

 

どうやって減塩するのか?

塩分の過剰摂取をやめることは体にとって良いことですが、塩分の摂取量を急激に減らしてしまうと交感神経の緊張を起こしたり、

細胞外液(細胞外に存在する体液)が減少して抵抗力が弱くなったりしてしまいます。

 

日本では1日の塩分摂取量が10g以下を目標としていますが、実際では1日平均12gを超えていると言われています。

高血圧症の方の場合、日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009」における減塩目標値は1日6g(小さじ1杯)未満です!

この数値を超えている場合は、1日1~2g程度の減塩から始めることをお勧めします。

和食を基本として減塩を心掛けるようにしてください。

 

ナトリウムを含む食品

塩分
最も多くのナトリウムを含んでいる食品は、梅干と言われています。
その塩分は調味料と比較しても多く、同じ重量の醤油と比べても1.3倍ものナトリウムがうめ干しには含まれています。
おおよそ5個(血圧が高めの人なら3個)で、一日の摂取目標を超えてしまいます。
調味料で言いますと、同じ重さであればしょう油より味噌のほうが比較的含まれている量は少なめです。
さらにミソよりもソースのほうが少なく、ウスターソースなら醤油の約半分、とんかつソースなら約1/3にまで抑えられます。
ドレッシングも、醤油の半分から1/3程度のものが多いですので、調味料を工夫して塩分制限を行なうのもよいでしょう。

一般的な調味料100g中のナトリウム量

ナトリウム量 塩分相当量
調味塩 39000mg 100.0g
薄口醤油 6300mg 16.2g
濃口醤油 5700mg 14.6g
赤みそ 5100mg 13.1g
白みそ 4900mg 12.6g
ウスターソース 3300mg 8.5g
とんかつソース 2200mg 5.6g
トマトケチャップ 1300mg 3.3g
和風ドレッシング 2900mg 7.4g
洋風ドレッシング 1200m 3.1g

薄口しょうゆと濃口しょうゆ

醤油
濃口醤油10ml中のナトリウム量は475mg、薄口醤油10mlのナトリウム量は525mgということで、10%程度、薄口しょうゆの方がナトリウム含有量は多いのです。
色が薄ければ塩分控えめというわけではないようです。
濃口よりも薄口のほうが塩分は濃いという、不思議な関係に気をつけましょう。

 

食塩摂取量の多い日本人

日本人の食塩摂取量 : 1日約10g

日本人の食塩摂取量は以前に比べて減ってきていますが、ここ数年は横ばいです。

日本人の食塩摂取量

日本人は世界的にみても食塩摂取量が多く、今でも1日約10gくらい摂っています。

世界の食塩摂取量

減塩目標:1日6g未満*2

減塩目標 減塩目標は1日6g未満 です。

   

 

がんとお菓子

haefeee2

癌細胞は「ブドウ糖」が大好きなんです。

癌細胞は、低体温、低酸素、高血糖で発症・増殖します。

この高血糖が意外に見過ごされやすいんですね。

砂糖は、危険です。

01

 ガン細胞はブドウ糖を正常細胞の数倍も消費し、野放しの成長を続けていきます。 

多くのガン細胞がエネルギー源として大量のブドウ糖を利用していることは間違いなく、

糖質制限食ならガン細胞を兵糧攻めにできるのではないか?という発想が生まれるわけです。

結論的には、糖質制限食を実践しても、ガンを撲滅することはなかなか出来ないとのことです。

しかし、進行が少しは遅くなる、という期待はあります。

b1

糖質制限食では、すべての代謝が安定するので、免疫系を中心に自然治癒力が高まり、

ガンの進行を遅らせる方向に働いてくれる可能性もあるそうです

130681685169816217092_002

一般には脂肪の摂り過ぎが大腸ガンや乳ガンのリスクになると、長い間常識として信じられてきましたが、

少なくとも大腸ガンと乳ガンに関しては、脂肪摂取は発症リスクにならず、脂肪ではなく、

糖質の摂り過ぎこそが欧米型ガンの大きなリスクだと考えられるようになりました。

糖質制限食なら、その予防が出来る可能性が高くなります。

血糖値を上昇させ食後高血糖を生じるのは糖質だけで、

脂質・たんぱく質は血糖値を上昇させないのだそうです

低炭水化物・高タンパク食が、腫瘍の発育を抑制し、発ガンを予防した」という論文もあるそうです。

18fbe2a260fadb936f25fee1d3c60f61a2fe42d3_85_2_9_2

糖尿病と炭水化物、朝食は食べない、夕食はしっかり食べる

975b90h_83n839383o815b83o 1311757706_6971 mainimage_01

 

一般的な考え方では、寝ている時は、起きて活動している時に比べるとエネルギーを使わないので、夕食はあまり食べ過ぎると、体脂肪となって体内に蓄積されてします。
この考え方ですと、活動前のエネルギーを補給するために朝食をしっかり食べようにとなります。

朝食をしっかり食べても、これから1日のスタートです、活動するので、しっかりエネルギーを消費できます。
昼食もしっかり食べていいんです。

昼からもまだまだ活動しますので、エネルギーをしっかり消費できます。

でも夕食は、あと寝るだけなので、軽くしましょう。

エネルギーが消費できないので太ってしまいます。
しかし、これは1つの考え方で、他にも考え方があるんです。
別の考え方というのは、食事をしてから消化・吸収してエネルギーに変わるまでに、約10時間かかるのです。
朝食が7時だっとすると、朝食分がエネルギーに変わるのは17時、つまり夕方5時です。

さらに、食べるものにもよりますが、胃で消化するのに3、4時間かかってしまします。

その間エネルギーは胃に集中します。

朝から頭に血液は流れにくく眠たい状態が続きます。
朝食をしっかり食べると午前中頭がボ~っとしてしまうなんて別の被害さえ出てしまうものです。

昼食も同様です。
この理屈ですと、夕食をしっかり食べると、丁度、翌朝の活動時間には夕食分が活動エネルギーとして役立てるということです。
つまりは、「夕食をしっかり食べると太る」とは言えないのです。

この考え方だと、「夕食をしっかり食べて、朝食と昼食は軽くする」となりますが、朝はフルーツやバナナがおすすめです。

しかし、「どか食い」と呼ばれる満腹になるまで食べるような食事は避けてください。
また、何を食べるかも重要です。
現代食では、身体に必要なビタミン・ミネラルも不足しがちですので、身体に必要な栄養素は、絶対に摂らなくてはなりません。

 

 

健康に良いとされている蕎麦!

 

蕎麦は小麦やお米よりもたんぱく質を多く含み、マグネシウム、食物繊維、ビタミンB群が豊富というのが特長です。

その上、血糖値を下げ、糖尿病にも効果があると紹介されることが多い食品です。

栄養が豊富な上に、そばの実に含まれるルチンという成分が血管を強くしたり、すい臓の機能を高めるためです。

しかし、蕎麦はあくまでも主食です。

炭水化物を多く含みますから普通に考えれば血糖値をあげてしまう食品といえます。

実際に糖尿病患者の間では、蕎麦を食べたら血糖値があがったというような話もよく聞かれます。

実際はどうなのでしょうか?

それは食べ方によると言えます。

糖尿病の食生活の基本はバランスよく食べるということです。

いくら蕎麦が体に良くて血糖値を下げる効用があるとしても、例えば、昼ごはんに《ざる蕎麦》だけでは、栄養が偏っています。

あくまでも、他の麺類に比べたら栄養が豊富であるというだけのことですから、蕎麦をメインにするのではなく、他の食材と合わせた献立にする必要があるのです。

同様に、うどんやスパゲッティと迷ったら蕎麦を食べるという単純な選択が糖尿病に良いとは限りません。

 

どんな食材でもそれ1品だけで全ての栄養バランスがとれる食材というのはありません。

それだけを大量に摂取しても良い結果にはならないのです。

全体のバランスとカロリーが一番大切ということを忘れずに賢い食生活を送りましょう!

 

 

炭水化物は最も必要な栄養素であり、日本人の場合は全体摂取カロリーのうち6〜7割は炭水化物で摂取するべきであると言われています。
一日2000kcalの食生活の場合、そのうち1200〜1400kcalは炭水化物でまかなうようにすると良いでしょう。
ご飯で例えますが、炊いたご飯は100gあたり168kcalで、炭水化物は36,1g含まれています。

炭水化物は1gで4kcalですから、1200kcal摂取する場合は300g炭水化物を摂るべきで、ご飯なら830g強ということになりますが、

何も炭水化物はご飯だけに含まれているというわけではないのでこれよりも少なくなるでしょう。

お菓子などは当然のことながら炭水化物のカタマリであり、お菓子を習慣的に食べているようならばその分ご飯の量は減らす必要があるでしょう。

 

 

朝食を食べない人は多くいます。

また、忙しくて昼食が摂れないことがあったという人もいると思います。

しかし、それが原因で失神したという人はいないはずです。

もし、食事を食べないと血糖値が下がって失神するというのが正しければ、あちこちで交通事故が起こって大変なことになるでしょう。

 

脳は、エネルギー(カロリー)源としてブドウ糖しか使うことができません。

しかし、人間の体には、脳のブドウ糖を絶やさないために、肝臓に貯えられたグリコーゲンや筋肉の蛋白質からブドウ糖を作るしくみがあります(使われた筋肉の蛋白質は次に摂った食事の蛋白質で元に戻ります)。

また、全く運動しなくても体温維持のためや、運動したときのエネルギー源として貯えられていた体脂肪も使われます。

蛋白質や脂肪は体にたくさんあるので、たとえ数週間何も食べなくても、脳のブドウ糖や体が必要なエネルギーを送り続けることができます。

ですから、体には必要なときにエネルギーを引き出し、余ったときには貯えておく「エネルギーを供給・貯蔵するしくみ」があるといえます。

これまで、「子どもが朝食を食べないと貧血や低血糖になって朝礼で倒れたり、食事を減らすと体調が悪くなったりする」といわれてきました。
しかし、低血糖で倒れたのではないということは、測った血糖値が正常であることから分っています。

朝礼で倒れるのは、夜更かしのために自律神経の働きが悪くなって、脳に血液が流れにくくなったことが原因です。

 

朝食を食べない人の体調が午前中よくない、というのも、睡眠時間が少ないことによるものです。

睡眠時間が少ないから、朝食を食べないし、体調がよくない、のであって、「朝食を食べないから体調がよくない」のではありません(血糖値が正常なのは健康診断の血糖値を見ると分かります)。

 

睡眠中でも体温維持や脳・心臓の働きには多くのエネルギーが使われていますし(基礎代謝)、夜摂ったエネルギーは、次の日の活動にも使われます。

ですから、夜遅く食べたからといって、体重が減らないということはありません。

 

「朝食を摂る」、「夕食を控える」というのは、どちらも「活動に使われるカロリー(エネルギー)が、その前に摂った食事だけでまかなわれる」という誤った考えからきています。
体には「エネルギーを供給・貯蔵するしくみ」がありますから、1日24時間で考えると、「エネルギーを切らさないために」食事を摂ったり、「余分なエネルギーを摂らないために」食事を控えたりする必要はありません。

ですから、食事のカロリーを減らすときには、どの時間帯の食事でも減らすことができるし、減らした分だけ体重は減ります。

 

 

糖質を摂らないとなると、血糖値が上がることはまずありません。

その結果、インスリン(肥満ホルモン)の余計な分泌もなく、疲れ切ったすい臓を休ませることができます。

また、糖質を摂取しないと、主な栄養素は脂質とタンパク質になりますが、この場合、肝臓でアミノ酸などからブドウ糖を作ることになり、大量のエネルギーが消費されるので、寝ている間に痩せていくのです。

 

「血糖値を下げる食事」の間違った常識

 

日本人の多くの糖尿病患者が間違った常識によって、むしろ糖尿病を悪化させてしまうような食事を摂っているかもしれないのです。

 

問題は“食事のバランス”ではなく“炭水化物”です。

糖尿病にとって気をつけるべき血糖値の上昇の最大原因は、ご飯や麺類などの炭水化物。

脂っこくてカロリーの高い欧米化した食生活ではありません。

アメリカのADA(アメリカ糖尿病学会)の公式テキストブックには、次のように明記されています。

「炭水化物は摂取後15分以内に血糖値を上げ、2時間以内に100%がブドウ糖に変化して吸収される。タンパク質や脂肪はまったく血糖値を上げない」

つまり、たった1枚のトーストやざるそばのほうが、ステーキを一枚食べるよりも血糖値を上げてしまう場合があるということ。

もちろん、カロリーやバランスも意識しなければいけませんが、もし血糖値を上げない、下げることを重視するならば炭水化物には要注意ですよ。

 

血糖値を上げる犯人は炭水化物?

 

血糖値とは「血液中に含まれるブドウ糖の濃度」です。

そしてブドウ糖の原料は炭水化物です。

ご飯もそばもラーメンも、とにかくすべての炭水化物は摂取された後、胃で消化され、腸に送られ、消化酵素によって分解されてブドウ糖になります。

健康な人の血糖値は、吸収されたブドウ糖の量に比例して上がるということはありません。

なぜなら膵臓がインスリンを出し、ブドウ糖を随時、細胞中に取り込んでくれるからです。

ブドウ糖を取り込むのは主に、筋肉細胞、肝細胞、脳細胞で、筋肉と肝細胞は、インスリンでブドウ糖をグリコーゲンに変えて保存します。

さらに筋肉細胞、肝細胞、脳細胞が保存できる量には限りがあるため、余ったブドウ糖はインスリンによって中性脂肪に変えられ、脂肪細胞として保存されます。

お陰で血糖値は、常に70mg/dから140mg/dという調度いいところで保たれているという訳です。

しかしながら糖尿病の方の場合は、インスリンがちゃんと分泌されなかったり、インスリンが正常に機能しないため、摂取した炭水化物の多くはブドウ糖のまま、血糖値の上昇に貢献し続けるというわけです。

つまり、血液中の糖分もぽっこりお腹にたまった中性脂肪も、原材料はブドウ糖。

もともとは炭水化物なのです。

脂を摂取したから血糖値が上がるのではないし、脂がそのまま脂肪として蓄えられるのでもありません。

たとえばアメリカ人は日本人よりも肥満が多く、BMI30を超える人は国民の3割以上もいます。それに対して日本人は3%です。

ところが、糖尿病発症率は日本人のほうが高い!!のです。

 

ですので血糖値を上げない食事についていえば、ご飯もの、麺類を避けるというのが正解なんです。

 

ところで、食事の制限という方法だけでなく、元々糖尿病の治療目的で考えられた
「食べる順番を変えるだけ」ダイエットはご存知でしょうか?

 

「野菜・きのこ・海藻類を食べきり、次にたんぱく質を。そして、炭水化物は最後に食べること」

これだけが守るべきルールだそうです。

野菜を最初にたくさんとることで食物繊維が小腸の糖質の吸収をゆるやかにし、インスリンの分泌を抑制するうえ、便秘改善や代謝量UPなどのうれしい効果も生まれるんだそうです。

そして野菜などを最初に、ゆっくり味わうことで、最後の炭水化物に行き着くまでに、お腹がいい感じで膨れているため、ご飯などを残す人も多いんだとか。

どんなに腹ペコでも、ご飯を最初にがっつくのは厳禁(苦笑)

食べ方の順番でも炭水化物が最後にきているところをみると、やはり炭水化物は要注意ですね!

 

 

糖尿病と果物

869e23c9d142db89c3476ac10596b794_m

果物の甘みは、ショ糖・ブドウ糖・果糖・ソルビトールによるものです。

そのうち果糖は糖質の中でも最も甘みの強い糖とされています。

甘みが強いせいか、果物を摂りすぎると身体に良くない、肥満や高脂血症・糖尿病に良くないと、思われることが一般に多いようですが、

常識的な食生活の範囲ではそのようなことは無いと結論づけられています。

肥満、糖尿病、循環器系疾患などの生活習慣病の発症に糖が直接的な原因であるという明確な証拠はなく、

糖類の摂取は肥満を促進するという考えは誤りであり、果糖やショ糖などの糖類が生活習慣病に直接結びつくことはないといわれています。

果物、穀類、牛乳(乳糖を4~5%含む)などから供給される糖類(炭水化物)は、生命を維持してエネルギーの供給源とし最も重要な栄養素です。

 

 
問題は「果物をいつ、どのように食べるか」です。
もちろん、お腹がすいたとき、すなわち、胃が空っぽになっている状態のときに、1回の食事として食べるのがベストです。

その意味では、果物は朝食に食べるのが最も理想的なのです。

“朝の果物は金”とよく聞きます。

朝はエネルギーが枯渇しており、糖質が早くエネルギー源になり一緒にビタミンも摂れる利点があります。

 

それに対し夜遅い時間に食べると、エネルギーが過剰となり、中性脂肪合成に加担してしまいます。

また、缶詰、ドライフルーツは、生に比べビタミンCも少なく、糖度が高いので注意が必要です。

 

 

食べる順番としては、食後のフルーツと言われていますが、栄養の吸収などを考えると炭水化物を最後に持ってくるほうが良いため、

最初に野菜類を摂った後、果物は他のおかずと一緒にご飯やパンを摂る前に食べるのが良いでしょう。
米やパン、麺類などの主食と、肉や魚などの副菜で構成されている一般的な食事から必要十分なカロリーをとったあとで、

デザートとして果物を食べると、カロリーオーバーになってしまいます。

このカロリーはエネルギーとして体がすぐに使う必要がありませんから、

将来使うために脂肪(中性脂肪)に変えて貯蔵しることになります。


その結果が中性脂肪値の上昇、すなわち、お腹の周りの余分な脂肪の蓄積です。

 

体内に脂肪が増えるとインスリン抵抗が起こります。

インスリンは糖を細胞内へ吸収するのを助けるホルモンです。

糖が細胞内に入るのを助けるインスリンに対する感度を細胞の周りに付着した脂肪が悪くしてしまうため、

体がいくらインスリンを分泌しても、糖の吸収が邪魔されてしまいます。

そのため糖が細胞内に入れず、血液循環の中に留まったままになってしまうのです。

そして行き場を失った糖が尿中にあふれ出します。

これが糖尿病のサインです。

 

どんな食べ物でも、必要以上にカロリー摂取をすると、糖尿病になる可能性が高くなります。

 

たとえ玄米であっても、必要以上に食べると糖尿病のリスクが高くなっていきます。

肉類、乳製品、植物油のような高脂肪・高タンパク質食品もインスリン抵抗を助長し、

糖尿病のリスクを高めます。

肉や魚はパスタやポップコーンよりも、インスリン値を上昇させてしまうのです。


さらに、運動が不足していると、脂肪を燃やすことができなくなり、これも細胞のインスリン抵抗を悪循環させ、

血糖値を上昇させることになります。

インスリン抵抗が続くと、血液中のインスリン値も高いままとなり、性ホルモンのコントロールが失われ、

生殖器系のガンや大腸ガンのリスクも高まります。

インスリン抵抗を改善し、インスリン値を下げるには、「運動」プラス「豊富な果物や野菜、

それに高複合炭水化物(未精製の穀物)で低脂肪の食事」がベストです。

 

 

果物の主な糖質は、ブドウ糖、果糖、ショ糖であり、その比率は果物の種類や熟成の程度によっても異なります。

果糖は主に肝臓で代謝されますが、ブドウ糖とは代謝過程が異なり、インスリンを必要とせず速く代謝され、

余剰のエネルギーは中性脂肪になり、VLDLコレステロールなどを増加させる恐れがあります。

しかし筋肉細胞では、ブドウ糖と同じくインスリン作用の調節を受けます。

 

果糖の甘味は、ショ糖の1.5倍、ブドウ糖の2倍以上あります。

清涼飲料で使用されていますが、果糖飲料の方がブドウ糖飲料より中性脂肪を上昇させやすいので注意が必要です。

 

果物には食物繊維が比較的多く、血糖上昇の抑制・コレステロール吸収抑制・便通調整作用が期待できます。

 

果物には、ビタミンA・C・Eが多いもの、また、ポリフェノール類・カロテノイド類等の多いものがあり、抗酸化作用が期待できます。

 

果物にはカリウムが多く含まれ、ナトリウム排泄促進作用があります。

 

「果物は糖尿病にとってよくない」食品ではなく、むしろ積極的に摂ってよい食品です。

 

しかし食べる量の確認は必要です。

 

 

栄養相談Q&A 果物について

 

 

果糖に限らず、過剰なエネルギー摂取は肥満・高脂血症・糖尿病の原因となります。

また、果糖は甘みが強い一方で血糖値を上げ難い糖として知られています。

血糖値を上げずにエネルギー源が素早く補え、なおかつビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な果物は優れた健康食品といえるでしょう。

 

このような理由から、毎日1600 kcal に食事制限されている糖尿病の方でも、

毎日1単位(80 kcal)の果物は摂るように指導されています  。

これはミカンでいうと2~3個に相当します。

 

1日に必要なエネルギー量のうち、80kcal分のくだものが占める割合は、数%とごくわずか。

しかし、くだものはエネルギー量当たりのビタミンCやカリウム、食物繊維の含量が高く、

制限された食事でも必要な栄養素が効率よく摂れる食品なのです。

このように、くだものは糖尿病食事療法でも血糖値を上げにくい食品であると見直されており、

糖尿病の食事に欠かせない食品となっています。

 

【血糖値を下げる果物の正しい食べ方があります。】
血糖値に問題のある人は、果物を食べるとき、レタス、セロリ、キュウリ、白菜などと一緒に


食べる
ようにすること、また現在糖尿病の人は果物の摂取量は1日3~4個までとし、
果物よりも野菜(特に緑黄色野菜)の摂取をずっと多くするようにします。

 

糖尿病の予防・改善に果物や野菜(特に生)が必要不可欠なのは、

 

糖代謝に役立つ食物酵素や糖の吸収を穏やかにさせる食物繊維、

 

インスリンの働きに関与するクロミウムやマグネシウム、

 

血糖値のコントロールを改善するのを助けるプラントステロール(ファイトケミカルの一種)、

 

糖尿病の合併症(心臓病、網膜症、壊疽(えそ) など)を予防する酸化力の強いさまざまなファイトケミカルなどが豊富なためです。

 

100歳以上生きている人の共通点は、血糖値、中性脂肪、血中インスリン値の3つが低いことです。

 

これは果物や野菜、木の実や種子類、全穀類、豆類といった食事をしていれば、かなえることができます。

 

現在予備軍を合わせると、糖尿病は1620万人にも上っているといいます。
日本人の6.3人に1人は糖尿病といっても過言ではありません。
あなたがそのうちの1人になりたくなかったら、ヘルシーなライフスタイルに変えることです。

 

 

果物ほどすばらしいエネルギー源はありません。
私たちの体のエネルギー源は単糖体と呼ばれる糖です。
ご飯やパン、うどんなどの(多糖類が含まれる)穀物、あるいは(2種類は含まれる)砂糖を食べても、

私たちの体の中では、消化作業によって多糖類や二糖類と単糖類(ブドウ糖)に変え、それを吸収します。

この消化には大量のエネルギーと酵素が必要です。

果物のすばらしいところは、ご飯やパン、麺類、砂糖のように消化が必要な炭水化物と違い、

熟す段階ですでに果物自らの中にある食物酵素によって炭水化物を果糖やブドウ糖にような

単糖類に変える作業がすんでいることにあります。

そのため果物を食べたとき、私たちは消化のために体のエネルギーや酵素(あなたの生命力)を

ほとんど使わないか、全く使わずにすむのです。

消化に節約できたエネルギーや酵素は、体の浄化や解毒、老廃物の排泄、組織の修復などのために回すことができるため、

体は常にエネルギーにみちあふれ、浄化された状態に保つことができます

さらに、果糖は体内に吸収されていくときにインスリンを必要としません。

これも果物がエネルギー源としてすぐれている理由の1つです。

直接細胞の中に吸収されていくことができるのです。

インスリンをたくさん製造しなくてすむということは、膵臓を酷使させたり、体の貴重なエネルギー

や酵素を浪費しなくてすむということですから、健康と長寿のため大いに役立つのです。

また果物は、そこに含まれる糖が体内の有害な老廃物や宿便をかきたて、豊富な水分がそれを洗い

流してくれるため、浄化と減量効果が抜群です。

スリムな体に変身すると同時に、エネルギーに満ちあふれ、お肌のトラブルや花粉症ほか、

さまざまな障害も解消されていきます。

口が苦い

photo_muneyake gyakuryu

胆汁の逆流、胃酸の逆流

本来小腸に流入すべき胆汁が何らかの原因により逆流することにより、

胆汁が胃を荒らして胃炎を起こし、更に食道まで逆流することがあります。

口に苦みが生じるようになります。

 肝臓と胃腸の働きが鈍くなり→胆汁が逆流→血液中に混ざり→苦味や黄疸に表れる

口のみが身だけではなく、白目や皮膚の色が黄色くなります。 

  胆汁が逆流する原因としては、加齢が挙げられます。

年齢を重ねて食道の筋肉にしまりがなくなると、逆流しやすくなります。

太りすぎていたり身につけている物の締め付けで

腹腔内の圧力が高くなっている場合にも逆流しやすくなります

食べ過ぎた後にゲップなどで口に上がってきます。

食生活の乱れで胃酸が多くなったり、姿勢が悪いことも逆流の原因となります。

 また、横になると逆流しやすくなるので、食後すぐはなるべく横にならないようにしましょう。

亜鉛不足

 亜鉛不足になると味覚障害を起こし苦いと感じることがあります。味覚が異常になると、
苦くないのに苦く感じるという誤作動が生じるようになります。
口が苦いと感じる場合に多いのがこの亜鉛不足によるものです。
亜鉛の日本人の目標摂取量は概ね、8~15mgです。
亜鉛の含有量が多い食品としてはカキが有名ですが、その他にも魚介類、肉、卵、穀類、ナッツや種子、レバーに多く含まれています。
ところが、亜鉛を過剰に摂取は鉄や銅の吸収を阻害し、相互のバランスを崩すなどの弊害もあります。
亜鉛の一日の摂取上限量は30mgです。サプリメントで補う場合には過剰摂取にならないよう十分注意しましょう。

虫歯や舌苔

koshu_1chizuzetsu2

 舌苔は、食べかすや細菌の集まりであるプラークから出来ています。

舌苔にある細菌が作り出す物質『揮発性硫黄化合物』は唾液に溶けて口の中が苦くなり、

ネバネバした状態になって口臭が発生します

 ですから、舌が白くなっているときに苦いと感じるようです。

舌苔は口臭を発生しますので、舌苔ができないようにすることが重要です。

 

虫歯や歯周病になると、細菌が食べ物カスや細胞上皮を腐敗します。

その時に産出する臭い物質が唾液に混じるために苦いと感じます。

 

 一日に何杯もコーヒーを飲むと虫歯になりやすくなります。

虫歯は苦い、辛い味がします。

口内が乾燥しやすくなります。

ストレス

唾液の分泌は、交感神経と副交感神経に作用されています。

ストレスは口腔内を乾燥させることや、胃腸の働きを乱れさせて胃酸や胆汁を逆流させるといった現象を引き起こします。

ストレスがたまると、唾液の分泌が減少してしまうので、舌苔ができやすくなります。

結果、唾液は口腔内をきれいにする力があるのにも関わらず唾液の分泌が低下するとその働きも無くなり、

菌が繁殖して口臭の原因となるのです。

その口臭が口の苦みの原因になります。

ストレスなどによる胃酸過多で、肥満などで胃と食道の境目が緩い人に多く、

運動不足などで胃の動きが悪くなると寝ている間に胃液が食道に上がってきて苦みを生じさせます

口臭の根本的な原因であるストレスがたまらないようにすることが大事です。

口腔の乾燥

 0025014_1img4edc47963dc18

加齢やストレス、慢性病などによって口腔内が乾燥すると、

③同様口腔内に雑菌が繁殖しやすくなり、それにより口に苦みが生じるようになります。

口の苦味の原因は、90%が口腔乾燥によるものです。

したがって、唾液分泌が低下する原因を考えます。

加齢や糖尿病、膠原病などが疑われます。

口の苦みを生じる機序は明らかではありませんが、口腔内の乾燥や胃からの刺激物質の逆流で生じるとされています

糖尿病や甲状腺の病気で口渇を生じることもあります。

口内の苦味の感覚が抜けない のは、透析患者さんによくみられる合併症です。

尿毒素が悪影響をおよぼしていると考えられますので、透析効率を強化し十分に毒素を除去する必要がある

また唾液腺・涙腺の慢性炎症性疾患で唾液・涙液の分泌量が少なくなり、口や眼の乾燥を来たすシェ―グレン症候群という病気に口に苦みは付随する

口が苦いという状況が続いている人では 、肝臓や胆のう、膵臓などに炎症が起きていて胆のう炎、肝炎、すい炎などの病気を引き起こしている場合もあります

胸の痛みやのどの違和感や咳、口の苦味なども逆流性食道炎の症状のことがあります。

苦い、嫌な味がするといった症状は、「自発性異常味覚」と呼ばれるものである可能性があります。

これは何も口に入れていないにもかかわらず、苦さや塩辛さなどの味覚を強く感じる味覚障害です。

うつ病などの精神疾患によって引き起こされやすいようです。

 

 咽喉から粘液が口へ流れてくると苦味を感じる

 

扁桃からは、細菌やウィルスを攻撃するために常にネバネバした粘液(抗体)が出ています。
咽喉が乾燥すると、粘液中の白血球が細菌やウィルスを退治して膿汁ができます。

膿汁が固まると膿栓になり、粘液が口に流れ込み唾液にも混じることで、苦く感じるだけではなく、強い口臭を発することにもなります。

粘液は抗体ですので、後鼻漏などがあると出やすくなります。

他に、口呼吸やドライマウス、喫煙でのどや口が渇くような場合にも、粘液が出やすくなるので苦く感じることがあります。

舌苔や粘液が原因となって口が苦く感じる場合には、口臭も発します。

胆嚢ポリープ

advise1

胆嚢の内腔にできる粘膜の盛り上がりを胆嚢ポリープといいます。

健診や人間ドックでの超音波検査の普及に伴い発見率は高まっており、

その頻度は5~10%です。

良性のものがほとんどですが、

大きくなるとがんの可能性が高くなるので注意が必要です。

 daicho-polipu4

形態からは、キノコのように茎を持つ有茎性ポリープ

茎がはっきりしない亜有茎性ポリープ

茎を持たず扁平に盛り上がる広基性ポリープなどがあり、

亜有茎性ポリープ・広基性ポリープの中にがんが含まれていることがありますが、

形態だけでがんかどうか断定はできません。



原因は何か

Fig_polyp

胆嚢ポリープには、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープがあります。

腫瘍性のポリープは、胆嚢内腔の粘膜細胞が増殖してできます。

良性(腺腫せんしゅ)と悪性(がん)がありますが、これらができる原因はわかっていません。

GBpolyp2

一方、胆嚢ポリープの中で最も多いのは、非腫瘍性のコレステロールポリープです。

コレステロールポリープは、

胆汁中のコレステロール成分が胆嚢粘膜に沈着してできます。

多発することが多く、数mm以内のものが多いです。

コレステロールポリープはがんになることはありません。

 

胆嚢の小隆起性病変の内訳

tannou4

47-8-111

過形成ポリープ(胆嚢上皮細胞が過剰に増殖)、

 

炎症性ポリープ(上皮細胞の下にある粘膜固有層の増殖によるもので慢性胆嚢炎などにより発生)

 

は良性のポリープです。

slide0012_image044

胆嚢腺腫は単発で生じて、基本的には良性ですが、

一部に異型細胞を伴い癌化する可能性もあります。

大きさが10 mmを超えた場合は癌を疑います。


症状の現れ方

胆嚢ポリープは、ほとんどの場合、症状が現れることはありません。

胆石症、胆嚢炎などの合併症があれば、みぞおちの痛みや不快感など出現します。

 

腫瘍性のポリープでがん化し大きくなった場合には、

鈍痛や体重減少などの胆嚢がんの症状が出ることもあります。


検査と診断

gallbladderno8c

本疾患の診断には超音波検査が有用であり、

ポリープの大きさや数、形を調べます。

ポリープの大きさが10mm以下で数が多い場合には、

コレステロールポリープの可能性が高くなります。

反対に、大きさが10mm以上で、ポリープの茎が太く、

盛り上がりの少ない形はがんを疑います。

精密検査としては、造影CTや超音波内視鏡検査を行います。

scope_img_06index_34_p01naishikyo8-2pancreaticducts06

超音波内視鏡とは先端に超音波の機械がついた内視鏡を用いて行う検査で、

胆嚢により近い胃や十二指腸までその内視鏡を挿入し、

胆嚢壁の層構造の変化を調べ、

造影CT検査にて血流を持つポリープか否かをみます。

胆嚢内の組織検査については極めて難しく、

一般的には行われていないのが現状です。


治療の方法

5mm以下の胆嚢ポリープは1年ごと、

6~10mmの胆嚢ポリープは6カ月ごとに超音波検査を行って、

大きくなっていないかなど、がん化の兆候を定期的に確認します。

10mmを超えるものは、超音波内視鏡などで精密検査を行います。

明らかに良性と診断された場合は経過を観察しますが、

がんが否定できない場合には、胆嚢摘出術を行います。

術中検索あるいは術後病理診断で悪性所見あれば、

追加の手術(肝床切除やリンパ節郭清など)を行う。

 

 大きさが10mmを超える胆嚢ポリープの25%にがんが認められています。


健康診断などで胆嚢ポリープと診断されたら、

ポリープの大きさや形に応じて定期的な超音波検査が必要です。

健康診断や人間ドックの際に腹部超音波検査で偶然にみつかることが多い。

 

 

予後については、良性疾患に関しては良好であり、

癌に関してはその進行度によります。

 

たとえ悪性であっても早期なら完治率は高くなります。

胆嚢ポリープの特徴

大きさ 形態など
コレステロール ほとんど10 mm以下 多発 桑の実あるいは金平糖状
過形成性、炎症性 通常5 mm以下 無茎性隆起
腺腫 10 mm前後が多い 単発 小結節状、血流あり
10 mm以上が多い 単発 表面不整、血流あり

 

« 前へ | 次へ »


山口県岩国市尾津町1-12-29
074_telephone 0827-34-0303