糖尿病と果物

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果物の甘みは、ショ糖・ブドウ糖・果糖・ソルビトールによるものです。

そのうち果糖は糖質の中でも最も甘みの強い糖とされています。

甘みが強いせいか、果物を摂りすぎると身体に良くない、肥満や高脂血症・糖尿病に良くないと、思われることが一般に多いようですが、

常識的な食生活の範囲ではそのようなことは無いと結論づけられています。

肥満、糖尿病、循環器系疾患などの生活習慣病の発症に糖が直接的な原因であるという明確な証拠はなく、

糖類の摂取は肥満を促進するという考えは誤りであり、果糖やショ糖などの糖類が生活習慣病に直接結びつくことはないといわれています。

果物、穀類、牛乳(乳糖を4~5%含む)などから供給される糖類(炭水化物)は、生命を維持してエネルギーの供給源とし最も重要な栄養素です。

 

 
問題は「果物をいつ、どのように食べるか」です。
もちろん、お腹がすいたとき、すなわち、胃が空っぽになっている状態のときに、1回の食事として食べるのがベストです。

その意味では、果物は朝食に食べるのが最も理想的なのです。

“朝の果物は金”とよく聞きます。

朝はエネルギーが枯渇しており、糖質が早くエネルギー源になり一緒にビタミンも摂れる利点があります。

 

それに対し夜遅い時間に食べると、エネルギーが過剰となり、中性脂肪合成に加担してしまいます。

また、缶詰、ドライフルーツは、生に比べビタミンCも少なく、糖度が高いので注意が必要です。

 

 

食べる順番としては、食後のフルーツと言われていますが、栄養の吸収などを考えると炭水化物を最後に持ってくるほうが良いため、

最初に野菜類を摂った後、果物は他のおかずと一緒にご飯やパンを摂る前に食べるのが良いでしょう。
米やパン、麺類などの主食と、肉や魚などの副菜で構成されている一般的な食事から必要十分なカロリーをとったあとで、

デザートとして果物を食べると、カロリーオーバーになってしまいます。

このカロリーはエネルギーとして体がすぐに使う必要がありませんから、

将来使うために脂肪(中性脂肪)に変えて貯蔵しることになります。


その結果が中性脂肪値の上昇、すなわち、お腹の周りの余分な脂肪の蓄積です。

 

体内に脂肪が増えるとインスリン抵抗が起こります。

インスリンは糖を細胞内へ吸収するのを助けるホルモンです。

糖が細胞内に入るのを助けるインスリンに対する感度を細胞の周りに付着した脂肪が悪くしてしまうため、

体がいくらインスリンを分泌しても、糖の吸収が邪魔されてしまいます。

そのため糖が細胞内に入れず、血液循環の中に留まったままになってしまうのです。

そして行き場を失った糖が尿中にあふれ出します。

これが糖尿病のサインです。

 

どんな食べ物でも、必要以上にカロリー摂取をすると、糖尿病になる可能性が高くなります。

 

たとえ玄米であっても、必要以上に食べると糖尿病のリスクが高くなっていきます。

肉類、乳製品、植物油のような高脂肪・高タンパク質食品もインスリン抵抗を助長し、

糖尿病のリスクを高めます。

肉や魚はパスタやポップコーンよりも、インスリン値を上昇させてしまうのです。


さらに、運動が不足していると、脂肪を燃やすことができなくなり、これも細胞のインスリン抵抗を悪循環させ、

血糖値を上昇させることになります。

インスリン抵抗が続くと、血液中のインスリン値も高いままとなり、性ホルモンのコントロールが失われ、

生殖器系のガンや大腸ガンのリスクも高まります。

インスリン抵抗を改善し、インスリン値を下げるには、「運動」プラス「豊富な果物や野菜、

それに高複合炭水化物(未精製の穀物)で低脂肪の食事」がベストです。

 

 

果物の主な糖質は、ブドウ糖、果糖、ショ糖であり、その比率は果物の種類や熟成の程度によっても異なります。

果糖は主に肝臓で代謝されますが、ブドウ糖とは代謝過程が異なり、インスリンを必要とせず速く代謝され、

余剰のエネルギーは中性脂肪になり、VLDLコレステロールなどを増加させる恐れがあります。

しかし筋肉細胞では、ブドウ糖と同じくインスリン作用の調節を受けます。

 

果糖の甘味は、ショ糖の1.5倍、ブドウ糖の2倍以上あります。

清涼飲料で使用されていますが、果糖飲料の方がブドウ糖飲料より中性脂肪を上昇させやすいので注意が必要です。

 

果物には食物繊維が比較的多く、血糖上昇の抑制・コレステロール吸収抑制・便通調整作用が期待できます。

 

果物には、ビタミンA・C・Eが多いもの、また、ポリフェノール類・カロテノイド類等の多いものがあり、抗酸化作用が期待できます。

 

果物にはカリウムが多く含まれ、ナトリウム排泄促進作用があります。

 

「果物は糖尿病にとってよくない」食品ではなく、むしろ積極的に摂ってよい食品です。

 

しかし食べる量の確認は必要です。

 

 

栄養相談Q&A 果物について

 

 

果糖に限らず、過剰なエネルギー摂取は肥満・高脂血症・糖尿病の原因となります。

また、果糖は甘みが強い一方で血糖値を上げ難い糖として知られています。

血糖値を上げずにエネルギー源が素早く補え、なおかつビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な果物は優れた健康食品といえるでしょう。

 

このような理由から、毎日1600 kcal に食事制限されている糖尿病の方でも、

毎日1単位(80 kcal)の果物は摂るように指導されています  。

これはミカンでいうと2~3個に相当します。

 

1日に必要なエネルギー量のうち、80kcal分のくだものが占める割合は、数%とごくわずか。

しかし、くだものはエネルギー量当たりのビタミンCやカリウム、食物繊維の含量が高く、

制限された食事でも必要な栄養素が効率よく摂れる食品なのです。

このように、くだものは糖尿病食事療法でも血糖値を上げにくい食品であると見直されており、

糖尿病の食事に欠かせない食品となっています。

 

【血糖値を下げる果物の正しい食べ方があります。】
血糖値に問題のある人は、果物を食べるとき、レタス、セロリ、キュウリ、白菜などと一緒に


食べる
ようにすること、また現在糖尿病の人は果物の摂取量は1日3~4個までとし、
果物よりも野菜(特に緑黄色野菜)の摂取をずっと多くするようにします。

 

糖尿病の予防・改善に果物や野菜(特に生)が必要不可欠なのは、

 

糖代謝に役立つ食物酵素や糖の吸収を穏やかにさせる食物繊維、

 

インスリンの働きに関与するクロミウムやマグネシウム、

 

血糖値のコントロールを改善するのを助けるプラントステロール(ファイトケミカルの一種)、

 

糖尿病の合併症(心臓病、網膜症、壊疽(えそ) など)を予防する酸化力の強いさまざまなファイトケミカルなどが豊富なためです。

 

100歳以上生きている人の共通点は、血糖値、中性脂肪、血中インスリン値の3つが低いことです。

 

これは果物や野菜、木の実や種子類、全穀類、豆類といった食事をしていれば、かなえることができます。

 

現在予備軍を合わせると、糖尿病は1620万人にも上っているといいます。
日本人の6.3人に1人は糖尿病といっても過言ではありません。
あなたがそのうちの1人になりたくなかったら、ヘルシーなライフスタイルに変えることです。

 

 

果物ほどすばらしいエネルギー源はありません。
私たちの体のエネルギー源は単糖体と呼ばれる糖です。
ご飯やパン、うどんなどの(多糖類が含まれる)穀物、あるいは(2種類は含まれる)砂糖を食べても、

私たちの体の中では、消化作業によって多糖類や二糖類と単糖類(ブドウ糖)に変え、それを吸収します。

この消化には大量のエネルギーと酵素が必要です。

果物のすばらしいところは、ご飯やパン、麺類、砂糖のように消化が必要な炭水化物と違い、

熟す段階ですでに果物自らの中にある食物酵素によって炭水化物を果糖やブドウ糖にような

単糖類に変える作業がすんでいることにあります。

そのため果物を食べたとき、私たちは消化のために体のエネルギーや酵素(あなたの生命力)を

ほとんど使わないか、全く使わずにすむのです。

消化に節約できたエネルギーや酵素は、体の浄化や解毒、老廃物の排泄、組織の修復などのために回すことができるため、

体は常にエネルギーにみちあふれ、浄化された状態に保つことができます

さらに、果糖は体内に吸収されていくときにインスリンを必要としません。

これも果物がエネルギー源としてすぐれている理由の1つです。

直接細胞の中に吸収されていくことができるのです。

インスリンをたくさん製造しなくてすむということは、膵臓を酷使させたり、体の貴重なエネルギー

や酵素を浪費しなくてすむということですから、健康と長寿のため大いに役立つのです。

また果物は、そこに含まれる糖が体内の有害な老廃物や宿便をかきたて、豊富な水分がそれを洗い

流してくれるため、浄化と減量効果が抜群です。

スリムな体に変身すると同時に、エネルギーに満ちあふれ、お肌のトラブルや花粉症ほか、

さまざまな障害も解消されていきます。

口が苦い

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胆汁の逆流、胃酸の逆流

本来小腸に流入すべき胆汁が何らかの原因により逆流することにより、

胆汁が胃を荒らして胃炎を起こし、更に食道まで逆流することがあります。

口に苦みが生じるようになります。

 肝臓と胃腸の働きが鈍くなり→胆汁が逆流→血液中に混ざり→苦味や黄疸に表れる

口のみが身だけではなく、白目や皮膚の色が黄色くなります。 

  胆汁が逆流する原因としては、加齢が挙げられます。

年齢を重ねて食道の筋肉にしまりがなくなると、逆流しやすくなります。

太りすぎていたり身につけている物の締め付けで

腹腔内の圧力が高くなっている場合にも逆流しやすくなります

食べ過ぎた後にゲップなどで口に上がってきます。

食生活の乱れで胃酸が多くなったり、姿勢が悪いことも逆流の原因となります。

 また、横になると逆流しやすくなるので、食後すぐはなるべく横にならないようにしましょう。

亜鉛不足

 亜鉛不足になると味覚障害を起こし苦いと感じることがあります。味覚が異常になると、
苦くないのに苦く感じるという誤作動が生じるようになります。
口が苦いと感じる場合に多いのがこの亜鉛不足によるものです。
亜鉛の日本人の目標摂取量は概ね、8~15mgです。
亜鉛の含有量が多い食品としてはカキが有名ですが、その他にも魚介類、肉、卵、穀類、ナッツや種子、レバーに多く含まれています。
ところが、亜鉛を過剰に摂取は鉄や銅の吸収を阻害し、相互のバランスを崩すなどの弊害もあります。
亜鉛の一日の摂取上限量は30mgです。サプリメントで補う場合には過剰摂取にならないよう十分注意しましょう。

虫歯や舌苔

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 舌苔は、食べかすや細菌の集まりであるプラークから出来ています。

舌苔にある細菌が作り出す物質『揮発性硫黄化合物』は唾液に溶けて口の中が苦くなり、

ネバネバした状態になって口臭が発生します

 ですから、舌が白くなっているときに苦いと感じるようです。

舌苔は口臭を発生しますので、舌苔ができないようにすることが重要です。

 

虫歯や歯周病になると、細菌が食べ物カスや細胞上皮を腐敗します。

その時に産出する臭い物質が唾液に混じるために苦いと感じます。

 

 一日に何杯もコーヒーを飲むと虫歯になりやすくなります。

虫歯は苦い、辛い味がします。

口内が乾燥しやすくなります。

ストレス

唾液の分泌は、交感神経と副交感神経に作用されています。

ストレスは口腔内を乾燥させることや、胃腸の働きを乱れさせて胃酸や胆汁を逆流させるといった現象を引き起こします。

ストレスがたまると、唾液の分泌が減少してしまうので、舌苔ができやすくなります。

結果、唾液は口腔内をきれいにする力があるのにも関わらず唾液の分泌が低下するとその働きも無くなり、

菌が繁殖して口臭の原因となるのです。

その口臭が口の苦みの原因になります。

ストレスなどによる胃酸過多で、肥満などで胃と食道の境目が緩い人に多く、

運動不足などで胃の動きが悪くなると寝ている間に胃液が食道に上がってきて苦みを生じさせます

口臭の根本的な原因であるストレスがたまらないようにすることが大事です。

口腔の乾燥

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加齢やストレス、慢性病などによって口腔内が乾燥すると、

③同様口腔内に雑菌が繁殖しやすくなり、それにより口に苦みが生じるようになります。

口の苦味の原因は、90%が口腔乾燥によるものです。

したがって、唾液分泌が低下する原因を考えます。

加齢や糖尿病、膠原病などが疑われます。

口の苦みを生じる機序は明らかではありませんが、口腔内の乾燥や胃からの刺激物質の逆流で生じるとされています

糖尿病や甲状腺の病気で口渇を生じることもあります。

口内の苦味の感覚が抜けない のは、透析患者さんによくみられる合併症です。

尿毒素が悪影響をおよぼしていると考えられますので、透析効率を強化し十分に毒素を除去する必要がある

また唾液腺・涙腺の慢性炎症性疾患で唾液・涙液の分泌量が少なくなり、口や眼の乾燥を来たすシェ―グレン症候群という病気に口に苦みは付随する

口が苦いという状況が続いている人では 、肝臓や胆のう、膵臓などに炎症が起きていて胆のう炎、肝炎、すい炎などの病気を引き起こしている場合もあります

胸の痛みやのどの違和感や咳、口の苦味なども逆流性食道炎の症状のことがあります。

苦い、嫌な味がするといった症状は、「自発性異常味覚」と呼ばれるものである可能性があります。

これは何も口に入れていないにもかかわらず、苦さや塩辛さなどの味覚を強く感じる味覚障害です。

うつ病などの精神疾患によって引き起こされやすいようです。

 

 咽喉から粘液が口へ流れてくると苦味を感じる

 

扁桃からは、細菌やウィルスを攻撃するために常にネバネバした粘液(抗体)が出ています。
咽喉が乾燥すると、粘液中の白血球が細菌やウィルスを退治して膿汁ができます。

膿汁が固まると膿栓になり、粘液が口に流れ込み唾液にも混じることで、苦く感じるだけではなく、強い口臭を発することにもなります。

粘液は抗体ですので、後鼻漏などがあると出やすくなります。

他に、口呼吸やドライマウス、喫煙でのどや口が渇くような場合にも、粘液が出やすくなるので苦く感じることがあります。

舌苔や粘液が原因となって口が苦く感じる場合には、口臭も発します。

胆嚢ポリープ

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胆嚢の内腔にできる粘膜の盛り上がりを胆嚢ポリープといいます。

健診や人間ドックでの超音波検査の普及に伴い発見率は高まっており、

その頻度は5~10%です。

良性のものがほとんどですが、

大きくなるとがんの可能性が高くなるので注意が必要です。

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形態からは、キノコのように茎を持つ有茎性ポリープ

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茎を持たず扁平に盛り上がる広基性ポリープなどがあり、

亜有茎性ポリープ・広基性ポリープの中にがんが含まれていることがありますが、

形態だけでがんかどうか断定はできません。



原因は何か

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胆嚢ポリープには、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープがあります。

腫瘍性のポリープは、胆嚢内腔の粘膜細胞が増殖してできます。

良性(腺腫せんしゅ)と悪性(がん)がありますが、これらができる原因はわかっていません。

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一方、胆嚢ポリープの中で最も多いのは、非腫瘍性のコレステロールポリープです。

コレステロールポリープは、

胆汁中のコレステロール成分が胆嚢粘膜に沈着してできます。

多発することが多く、数mm以内のものが多いです。

コレステロールポリープはがんになることはありません。

 

胆嚢の小隆起性病変の内訳

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過形成ポリープ(胆嚢上皮細胞が過剰に増殖)、

 

炎症性ポリープ(上皮細胞の下にある粘膜固有層の増殖によるもので慢性胆嚢炎などにより発生)

 

は良性のポリープです。

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胆嚢腺腫は単発で生じて、基本的には良性ですが、

一部に異型細胞を伴い癌化する可能性もあります。

大きさが10 mmを超えた場合は癌を疑います。


症状の現れ方

胆嚢ポリープは、ほとんどの場合、症状が現れることはありません。

胆石症、胆嚢炎などの合併症があれば、みぞおちの痛みや不快感など出現します。

 

腫瘍性のポリープでがん化し大きくなった場合には、

鈍痛や体重減少などの胆嚢がんの症状が出ることもあります。


検査と診断

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本疾患の診断には超音波検査が有用であり、

ポリープの大きさや数、形を調べます。

ポリープの大きさが10mm以下で数が多い場合には、

コレステロールポリープの可能性が高くなります。

反対に、大きさが10mm以上で、ポリープの茎が太く、

盛り上がりの少ない形はがんを疑います。

精密検査としては、造影CTや超音波内視鏡検査を行います。

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超音波内視鏡とは先端に超音波の機械がついた内視鏡を用いて行う検査で、

胆嚢により近い胃や十二指腸までその内視鏡を挿入し、

胆嚢壁の層構造の変化を調べ、

造影CT検査にて血流を持つポリープか否かをみます。

胆嚢内の組織検査については極めて難しく、

一般的には行われていないのが現状です。


治療の方法

5mm以下の胆嚢ポリープは1年ごと、

6~10mmの胆嚢ポリープは6カ月ごとに超音波検査を行って、

大きくなっていないかなど、がん化の兆候を定期的に確認します。

10mmを超えるものは、超音波内視鏡などで精密検査を行います。

明らかに良性と診断された場合は経過を観察しますが、

がんが否定できない場合には、胆嚢摘出術を行います。

術中検索あるいは術後病理診断で悪性所見あれば、

追加の手術(肝床切除やリンパ節郭清など)を行う。

 

 大きさが10mmを超える胆嚢ポリープの25%にがんが認められています。


健康診断などで胆嚢ポリープと診断されたら、

ポリープの大きさや形に応じて定期的な超音波検査が必要です。

健康診断や人間ドックの際に腹部超音波検査で偶然にみつかることが多い。

 

 

予後については、良性疾患に関しては良好であり、

癌に関してはその進行度によります。

 

たとえ悪性であっても早期なら完治率は高くなります。

胆嚢ポリープの特徴

大きさ 形態など
コレステロール ほとんど10 mm以下 多発 桑の実あるいは金平糖状
過形成性、炎症性 通常5 mm以下 無茎性隆起
腺腫 10 mm前後が多い 単発 小結節状、血流あり
10 mm以上が多い 単発 表面不整、血流あり

 

脳の血流を増やすには

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  街中で知り合いに会って即座に名前が出てこない、
ちょっと前まで手にしていた携帯や家の鍵をどこに置いたか思い出せない……。
こんな風に、脳の老化を感じることはありませんか?
脳の神経細胞は140億個以上あります。
それが20歳を過ぎると1日に10~20万個もの細胞が減少。
日々、脳の老化は起こっているのです。
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上のグラフの通り、脳の血流量は、女性も男性も、
70歳になると、15歳のときに比べると、30%以上減少します。
*1989 Hagstadius & Risberg の調査によります。

脳の活性化には、脳内の血行をよくすることが重要であり
脳が活発に活動するためには、大量の酸素やブドウ糖が必要になります。

 

 

全身の血行がよくなって脳に十分な血液が行きわたり、さらに脳内の血流もよくなれば、

 

必要な酸素やブドウ糖が細胞にしっかりと届くので、脳の活性化につながります。

 

 

脳の血流量を増やす方法

 

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 1. 有酸素運動
有酸素運動が認知症の予防と改善に効果があることは、多くの研究から裏付けられています。
有酸素運動は、ウォーキング、ジョギング、水泳、エアロビクスエクササイズなど、
軽くても長く運動することで、心拍数を増加させ、呼吸器・循環器系の機能を高めます。
最低1週間に3回、30分以上の有酸素運動を行ないましょう。
もっともやり過ぎは禁物です。
脳への血流を増やす観点からのベストの運動時間は、1週間に3時間程度だそうです。

運動による筋肉の収縮は、血液の循環を促進するポンプの働きがあります。
また、有酸素運動で酸素をしっかり取り入れると、脳にも大量の酸素が供給されます。

 

軽いウォーキング程度の運動でも、脳を活性化することができるのです。

 

高齢になっても、積極的に体を動かしている人は、認知症になりにくいという調査結果もあります。

脳トレーニング
「頭は使っている人はボケない」とよく言われますが、
各種の脳トレーニングも、僅かずつですが、脳の血流を増やします。
より効率的に血流を増やすには、運動を伴いながら脳を働かせるエクササイズが良いです。
最新の研究では、左右非対称運動をしながら、バランスを取ることにチャレンジする運動
がもっとも有効な方法であって、血流量の増加に加えて、脳細胞の発達や神経発生の促進、
右脳と左脳の情報交換の改善などの効果も見られたと報告されています。
3.瞑想
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瞑想も脳の血流を良くするのに有効です。
瞑想は呼吸に注意を払いながら行ないますので、自然に呼吸が深く大きくなって、
脳にたくさん酸素が送られ、血流が良くなります。
また、リラックス効果が高いので、アルファ波状態になることも、
血流を良くすることにつながっていると言えます。
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最近、短い昼寝が認知症の予防改善に良いと言われ始めましたが、
昼寝にも瞑想が同じ効果(呼吸が深くなる、リラックス)があるのだと考えます。
4.禁煙
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ニコチンは血管を収縮させますので、脳の血流が悪くなる方向で働きます。
また、血圧が上がり、長期的には動脈硬化の原因にもなります。
禁煙は、血流を元に戻すために先ず実行しなければならないことです。
5.カフェインはほどほどに
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少量のカフェインは、脳の健康にとって有益です。
でも、摂り過ぎは血流を制限し、認知障害の遠因となります。
コーヒーでしたら1日2~3杯までといったところでしょうか。
6.血液をサラサラにする
血液の流動性を高める食品をたくさん摂ることも当然ながら大事です。
  ・オ「お茶」(オリ-ブオイルという説もあり)
  ・サ「魚」
  ・カ「海藻類」
  ・ナ「納豆」
  ・ス「酢」
  ・キ「キノコ類」
  ・ヤ「野菜」
  ・ネ「ネギ類」
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加えて、抗酸化作用のあるものとして知られている食品も、
心がけて摂るようにしましょう。
  ・ブルベリー(アントシアニン)
  ・そば(ルチン、ケルセチン)
  ・シソ(ロズマリン酸)
  ・ゴマ(ゴマリグナン)
  ・トマト(リコピン)
  ・リンゴ(ペクチン)など
  ・赤ワイン(フラボノイド、カテキン、アントシアニン、タンニンなど)
7.サプリメント
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サプリメントも脳の血流を増やし認知機能を高めるのに役立つと言われます。
  ・ビタミンCとビタミンE
   ビタミンCとEを組合わせて摂ることで、高い活性酸素除去効果があります。
脳が一生懸命働く際には、脳細胞は多量のエネルギーを消費します。
その多量のエネルギーはどうやって産生されるかというと、
脳に多量の血液が流れてきて脳細胞に十分な酸素とブドウ糖を供給し、
脳細胞がその酸素とブドウ糖をもとにエネルギーを生み出すのです。
141013-00つまり、脳が一生懸命働いていれば、否が応でも脳には十分な血液が流れ
てきて、脳を若々しい状態に保ってくれるのです。
脳を一生懸命働かせるとは、例えば、ある程度ストレスがかかる環境にい
て、責任あるポストについている場合などが良い例になります。
失敗しないよう、損をしないよう、脳は細かく気を配り、状況を把握しな
がら迅速に判断を下してフル回転で働いているはずです。
会社を経営している人や政治家などがこれに相当します。
そういう人の大半は70歳や80歳を超しているとは思えないほど若々しく見えます。
ちなみに、見かけが若々しい人は脳も若々しく保たれているのが普通です。
そのような環境にいた人が、引退して、何の責任もストレスもなくなり、
訪ねてくる人もほとんどいなくなったら、数か月ないし数年のうちに忘れっぽくなり
認知機能が低下する場合がよくあります。
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最も好ましくないのは、朝遅く起きて、朝食後はテレビの前でコックリ、コックリ
 
と居眠りし、一日中ほとんど居眠りしながら過ごすケースです。これは認知症に到
 
達するための近道を歩いているようなものです。
脳が働きすぎてパンクすることはありません。
できる限りいろいろなストレスや緊張感を与えて脳を刺激し、
 
脳が働くように仕向けるのが認知症にならないための秘訣です。
 
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                 ぼけ予防協会が推奨する「認知症予防の10か条」

朝ごはんで脳を活性化
朝ごはんで脳を活性化

脳が活動をするには、動くためのエネルギーが必要です。

脳は夜寝ている間も活動を続けているので、朝目覚める頃にはエネルギーは空っぽ。

そのため、朝食でエネルギー補給をしなければ、昼食まで脳の動きは鈍ったままになってしまいます。

すると、脳が活発に動けなくなり、若返りが促進できません。

また、寝ている間は体が節約モードになっているので、体温は覚醒時よりも下がっています。

朝は、できるだけすばやく体温を上げて、活動モードにするのが大切。

朝食には熱になって体温を上げる手助けをし、代謝や血液循環を高めるはたらきもあるので、

必ず食べるようにしましょう。

脳を若返らせる栄養素

脳が活発に働くと、大量の酸素とブドウ糖が使われます。

その結果、脳のはたらきを邪魔する要因の活性酸素が発生します。

この活性酸素を解消するには、抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂るのがおすすめです。
緑黄色野菜のβ-カロテンビタミンCビタミンEのほか、

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植物性食品に豊富なフィトケミカルには強い抗酸化作用があります。

魚に含まれるIPA(イコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸は、

抗酸化作用で血液をサラサラにする効果があり、脳の血行をよくします。

また、脳の信号を伝える部分の材料としても使われ、あらゆる方法で脳の活性化をサポートします。

新しいことに挑戦!

脳は常に活動し、さまざまな信号が細胞を出入りしています。

その量を増やすのが、脳を若返らせる秘訣です。

運動や食事で刺激を与えたりエネルギーを供給するのはもちろん大事ですが、

何かひとつの方法だけで理想通りの効果が出るとは限りません。

脳を活性化するには、運動や食事に加えて考え方も変化させて、

自然と脳を活性化する生活習慣を行うのが有効です。

考え方を変化させるには、今までやったことがないことに挑戦するとよいでしょう。

いつも同じパターンの行動を繰り返すだけでは、脳はあまり活性化しません。

脳のアンチエイジングは、物忘れを防ぐのに加えて、毎日の生活をより楽しくすることにつながります。
これまでとは違う分野の趣味を持つ、知らない土地を旅行するなど、新しい経験は脳の活性化に効果的。
また、仕事でもプライベートでも、新しいことにどんどんチャレンジすると、新しい発想を生み出します。
この新たな発想こそ元気の源。
脳だけでなく全身の健康づくりにも役立つのです。
好奇心を大切に、新しいことに挑戦しながら、いきいきと魅力的な健康人を目指しましょう。

 

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認知症を予防する方法のなかで、もっとも確実でだれにでもできるのが「ウォーキング」です。

まったく運動をしない人と、適度な運動(1日40分以上の歩行程度)をした人を比べると、

適度な運動をしていた人に認知症の発症が少ないという研究があります。

歩くと脳血流が増えるのをご存知ですか。大きな筋肉を動かすと、そこを動かすために脳が働きますから、

脳へ行く血液の量も増えることになるのです。

ネズミの実験では、クルクル回る輪の中を走らせたネズミと、運動をできなくしたネズミを比べると、

運動をしたネズミの記憶力がアップすることがわかっています。

運動が記憶力アップにも関係するのです。

昔から哲学者は歩きながら考えたと言われますが、

そのほうが頭の回転が速くなることを経験的に知っていたからかもしれません。

医学的には、脳血流が増えることがそれをサポートしているのでしょう。

 

また歩くだけで、神経細胞を刺激して活性化する物質である神経栄養因子が増えることもわかっています。

歩くことで神経細胞どうしのネットワークもできやすくなってくるのです。

考えがうまくまとまらない時は、思い切ってしばらく歩いてみてはどうでしょうか。

 

歩くことそのものが脳を刺激するだけでなく、視覚的な体験もさらに脳にとってはいい刺激なのです。

脳の中に新しい地図が完成していくようなものです。

生活習慣病の予防のためにも歩いてみましょう。

メタボリック症候群が話題になっていますが、

体重を基準値まで減らすこと、善玉コレステロールを増やすことの二つは非常に大切です。

この二つを同時に改善していくには、やはり歩くことが欠かせません。

 

脳を活性化することばかりに注目が行きますが、基本はまず生活習慣病の予防であり、

メタボリック症候群であれば、そこから脱出しなければいけません。

そのためにも歩くことがもっとも確実な改善策です。

実際に歩き始めてみると、禁煙と同じようなもので、

始めるきっかけさえあれば、それほど大変なことでないことがわかります

食道静脈瘤

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 食道静脈瘤とは、肝硬変かんこうへんや慢性肝炎、あるいは門脈もんみゃくや肝静脈の狭窄きょうさく・閉鎖によって門脈圧が上昇し、

その結果、食道の粘膜下層の静脈が太くなって、さらには破裂するものです。

その結果、吐血や下血が起こります。

肝硬変の死亡原因の主要なもののひとつで、緊急治療を要する恐ろしい病気です。


 


原因

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胃や腸の血液は集って門脈へ流れ込み、これが肝臓を通って心臓へもどります。

腸で吸収した栄養物を肝臓で処理して自分の体で使えるものに変えています。

胃や腸の血液は肝臓を通る必要があるのですが、肝硬変や慢性肝炎では血液が通りにくくなります。

門脈や肝静脈の狭窄・閉塞でも、同様に門脈に血液が停滞して門脈圧が亢進してきます。

そうすると血液は別の道を通って心臓にもどろうとします。

その道のひとつが食道や胃の粘膜下層の静脈で、

だんだんと太くなって食道静脈瘤や胃静脈瘤となるわけです。

毎日食物が通る道でもあり、静脈瘤が高度になると破裂して出血することになります。


症状の現れ方

 

 食道静脈瘤も胃静脈瘤も、それ自体は痛くもかゆくもありません。

肝炎や肝硬変になっても、気がつかずに経過している人も多数います。

突然吐血して初めて気づくことになります。

時にはタール便が続いて出血に気づくこともあります。


検査と診断

判定因子 記号 細分
1 占拠部位 L Ls 上部食道まで認める静脈瘤
Lm 中部食道まで認める静脈瘤
Li 下部食道まで認める静脈瘤
Lg 胃静脈瘤 Lg-c:噴門輪に近接する静脈瘤
Lg-f:噴門輪より離れて孤在する静脈瘤
2 形態 F F0 静脈瘤として認めないもの
F1 直線的な細い静脈瘤
F2 連珠状の中等度の静脈瘤
F3 結節状あるいは腫瘤状の太い静脈瘤
3 基本色調 C Cw 白色静脈瘤
Cb 青色静脈瘤
4 発赤所見 RC RC(-) 発赤所見をまったく認めない
RC(+) 発赤所見を限局性に少数認める
RC(2+) RC(2+)と(3+)の間
RC(3+) 発赤所見を全周性に多数認める
5 出血所見 出血中の所見 噴出性出血
にじみ出る出血
止血後の所見 赤色栓
白色栓
6 粘膜所見 E びらん
Ul 潰瘍
S 瘢痕

 診断の第一は内視鏡検査です。

食道静脈瘤の存在の有無、存在した場合はどのような形態の静脈瘤がどの位置にあり、

色調は白いか青いか、また赤色所見があるかどうか、などをみることができます。

また、出血例では出血源が確かに食道静脈瘤からで、胃潰瘍などからではないことも確認できます。

その他、超音波検査(エコー検査)、CT、超音波内視鏡、血液検査なども行われます。


治療の方法

 食道静脈瘤が破裂して吐血している時は、まず点滴で輸液・輸血を行います。

出血が著しい場合は、

ゼレグスターケンブレイクモアチューブを挿入して風船をふくらませて圧迫止血をします。

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循環動態が落ち着いていて出血がそれほどでもない場合は、

緊急内視鏡を行って診断とともに内視鏡治療を行います。

 

内視鏡治療には、内視鏡的硬化療法(EIS)と内視鏡的静脈瘤結紮けっさつ術(EVL)があります。

EISは静脈瘤に内視鏡を使って針を刺し、硬化剤を注入して静脈瘤を閉塞させる方法です。

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EVLは内視鏡的に静脈瘤を輪ゴムで結紮して壊死えし脱落させる方法です。何回か治療することが必要です。

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静脈瘤を吸引する
リング(ゴム輪)を押しだし
静脈瘤を縛る
あとは壊死して脱落を待つ

そのほか、血管内にカテーテルを挿入して治療する方法も行われます。


病気に気づいたらどうする

血液検査などでウイルス性肝炎の既往や肝機能異常が発見されたら、

内視鏡検査を受ける必要があります。

出血の危険性が高ければ内視鏡的治療を受けることをすすめます。

原発性胆汁性肝硬変

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肝臓には肝細胞でつくられた胆汁が排泄される管、すなわち胆管系があります。

これは、肝小葉内の隣接する肝細胞により形成される毛細胆管もうさいたんかんに始まり、

細胆管さいたんかんをへて門脈域にある小葉間胆管しょうようかんたんかんに続いています。

さらに、これが集合して太い隔壁胆管かくへきたんかんになって肝管かんかんに連続しています。

肝門部で左右の肝管が合流して総肝管そうかんかんとなり、

肝外胆管に移行して総胆管へとつながっていきます。

 

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原発性胆汁性肝硬変(PBC)は、中年の女性に発生することが多い特徴的な病気です。

肝臓のなかの小葉間胆管から隔壁胆管にかけての部位が、

自己免疫の機序(メカニズム)によって徐々に破壊されるために胆汁の流れが悪くなり、

その結果「慢性肝内胆汁まんせいかんないたんじゅううったい(慢性非化膿性破壊性胆管炎)」が起こり、

最終的には肝硬変へと進行する病気です。

したがって、原発性胆汁性肝硬変という病名は病気の最終段階の病態を示したもので、

最初から肝硬変で始まるというわけではありません。

事実、ほとんどは肝硬変になる前に診断されているので、

原発性胆汁性肝硬変と診断されても肝硬変になっていない人が大部分です。

日本では、旧厚生省「難治性の肝炎」の調査研究班(1992年)により、

下記に示すような診断基準が定められています。


原因は何か

 

 この病気の胆管破壊には、

胆管上皮たんかんじょうひ細胞を標的とした自己免疫反応が関係していると考えられていますが、

その発症機序が完全に解明されているわけではありません。

しかし、各種自己抗体が陽性で、しばしば他臓器の自己免疫性疾患

(たとえば、シェーグレン症候群慢性甲状腺炎まんせいこうじょうせんえん関節リウマチなど)を合併するなど、

自己免疫性疾患(膠原病こうげんびょうとしての特徴をもっています。

 最近、小葉間胆管もしくは隔壁胆管における主要組織適合性複合体

(MHCクラスI、II抗原)の異常な表出と細胞障害性T細胞の作用、

抗ミトコンドリア抗体の対応抗原のひとつであるピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体

(PDC)のE2成分(PDC‐E2)の胆管上皮への表出とこれを標的とした免疫反応など、

胆管破壊に関係する自己免疫性反応が報告されています。

 原発性胆汁性肝硬変は、母娘、姉妹での発症例の報告があることから、

その発症に何らかの遺伝的要因の関与も推定されています。


症状の現れ方

 

 慢性の肝内胆汁うっ滞の結果として、初発症状としては皮膚のかゆみが最も多く、黄疸おうだんがこれに続きます。

このような症状がみられる場合を「症候性原発性胆汁性肝硬変しょうこうせいげんぱつせいたんじゅうせいかんこうへん」と呼びます。

黄疸がいったん現れると、消えることはなく少しづつ増えることが多いようです。

そのほか、脂質異常症高脂血症)に由来する皮膚の黄色腫おうしょくしゅ(もしくは黄色板)、肝腫大、

カルシウムとビタミンDの吸収障害による骨粗鬆症こつそしょうしょうなどを伴います。

 また、門脈圧亢進症状が高頻度に現れるため、食道静脈瘤しょくどうじょうみゃくりゅうとその破裂による出血もみられます。

少数ですが、肝硬変になる前から門脈圧亢進が先行して、食道静脈瘤や脾腫ひしゅによる血小板減少を伴って、

最初に食道静脈瘤で発見されたり、また、その破裂による消化管出血を初発症状とする患者さんがいます。

 長期の胆汁うっ滞が続くと、最終的には胆汁性肝硬変となり、

高度の黄疸、腹水、浮腫、出血傾向、門脈圧亢進に関連する脾腫、血小板減少症など、

通常の肝硬変の肝不全時にみられる症状が現れるようになります。

 一方、皮膚のかゆみや黄疸などの症状が認められない場合は「無症候性原発性胆汁性肝硬変」とされます。

 最近では、新たに診断される人のほぼ3分の2は無症候性であり、

その多くは検診あるいは他の病気の治療中に偶然発見されています。

無症候性と診断された人の多くは症状が出ないまま経過することが知られていますが、

どの患者さんがやがて進行して症候性になるのか、

また無症候性のまま経過するのかは臨床的に判別することはできません。


検査と診断

 

 肝内の初発病変は、小葉間胆管あるいは隔壁胆管などの中等大の胆管にあり、

その部位の炎症性変化により胆管が破壊されるために、胆汁の流出が阻害され、

それに伴って胆汁成分が血中で増加します。

 一般的な血液検査での特徴は、赤沈の亢進、アルカリホスファターゼ(ALP)、

γガンマ‐GTP、およびLAPなどのいわゆる胆道系酵素の血中レベルの上昇で、

そのほか、高コレステロール血症

血清銅値の上昇がみられます。

 銅は、十二指腸や小腸上部で吸収され、肝に運ばれます。

肝にて、銅は、セルロプラスミンという銅結合蛋白質となり、血液中に流れて行きます。

また、脳や骨髄(造血器)など全身の諸臓器に必要量が分布し、

過剰な銅は肝から胆汁中に排泄され平衡を保っているのです。

しかし、肝臓での銅代謝が障害されると肝臓中に取り込まれた銅がセルロプラスミンと結合できず、

胆汁中へ銅が排泄されず、肝臓に貯まっていきます。

そして、肝臓からあふれて血液中へ流れ出た銅が、脳・角膜・腎臓などへ蓄積します。

 

胆汁の流れが悪くなるために、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンの吸収も悪くなるので、

骨粗鬆症が悪化する原因になります。

 AST(GOT)、ALT(GPT)などの肝細胞障害を反映する検査項目は、

病気の初期には上昇がみられないか、もしくは軽度上昇にとどまります。

しかし、胆汁うっ滞が強くなって肝細胞障害が現れるとALT、AST値も上昇します。

 最も特徴的な検査所見は、IgMの上昇、抗ミトコンドリア抗体陽性、

抗ミトコンドリア抗体亜分画の抗M2抗体陽性などです。

 確定診断は、腹腔鏡下もしくは超音波下で肝生検を行って、

この病気に特徴的な「慢性非化膿性破壊性胆管炎まんせいひかのうせいはかいせいたんかんえん」の病理組織学的所見を確認することです。

 区別すべき疾患として、慢性肝内胆汁うっ滞症の共通した臨床像を示す薬剤起因性肝内胆汁うっ滞、

肝内型原発性硬化性胆肝炎、成人性胆管減少症、閉塞性黄疸などがありますが、

いずれの病気も抗ミトコンドリア抗体が陰性です。


治療の方法

 

(1)日常生活と食事

 診断が確定したあとは、定期的な検査を行って経過観察をする必要があります。

無症候性の場合はもちろん、症候性であっても、症状が比較的落ち着いていたり、

ウルソデオキシコール酸(UDCA:ウルソ)などの服用で経過が良好な場合も、

同薬剤の服用を続けながら普通の日常生活が可能です。

 食事は銅含有量の多い食品(貝類、レバー、キノコ類、チョコレートなど)を避け、

胆汁分泌が不良であることを考慮して、脂肪をとりすぎないように注意します。

とくに黄色腫や高コレステロール血症が明らかな場合には、高脂血症に準じた食事療法が大切です。

 骨粗鬆症は中年以降の女性では注意が必要なので、カルシウム、リン、亜鉛などのミネラルの摂取と

適度な運動による骨塩量の減少予防対策が重要です。

(2)薬物療法

 確立した治療法はありませんが、

そのなかで有用性が認められているのはウルソデオキシコール酸(ウルソ:UDCA)と肝移植療法です。

そのほか、対症的に、高脂血症にベザフィブラート(ベザトールSR)の内服を、

皮膚のかゆみにコレスチミド(コレバイン)や抗ヒスタミン薬(ポララミン、ジルテックなど)の内服を、

そしてビタミン吸収障害に脂溶性ビタミン製剤(A、D、K)の注射などで、それぞれ投与します。

 コルチコステロイド(副腎皮質ホルモン薬)は、

初期の原発性胆汁性肝硬変や自己免疫性肝炎を合併している場合に適応されますが、

長期に服用すると骨粗鬆症を悪化させます。

眼の乾燥、口腔乾燥などのシェーグレン症候群に対しては、対症的に人工涙液・唾液などを用います。

 原発性胆汁性肝硬変に対するUDCA療法では、治癒するという報告はありませんが、

血液生化学検査ではALP、γ‐GTP、総ビリルビン、トランスアミナーゼなどが改善するとされています。

アルブミンや凝固能は変わりません。

また、皮膚のかゆみや全身倦怠感けんたいかんなどの自覚症状は変わらないという報告が多くみられます。

最も重要な肝生検組織像や生存率に及ぼす影響については、一致した見解はありません。

 UDCA療法が普及して十数年が経過して、この病気の生存率は改善されてきたような印象を受けます。

しかし、実際には経過がゆっくりであり、また患者さんによって進行がさまざまなので、

肝組織や生存率の改善の効果判定には、

多数の患者さんについてより長期に観察する必要があると思われます。

 最近、高脂血症治療薬のベザフィブラートには、

胆汁うっ滞による胆管障害とそれに伴う炎症の改善、

免疫調整作用など多様な効果があることが明らかにされています。

ベザフィブラート単独、もしくはUDCAとの併用療法が

肝内胆汁うっ滞の改善に有効との報告があります。

(3)肝移植かんいしょく

原発性胆汁性肝硬変は肝移植のよい適応疾患です。

日本では、欧米と異なって脳死肝移植はまだ少数で、

生体部分肝移植が行われることが多くなっています。

米国のピッツバーグ大学における脳死肝移植の成績では、

原発性胆汁性肝硬変を含む胆汁うっ滞性肝硬変は、

適切な移植時期を選択することで移植後の5年生存率は70%を超えています。

移植時期を決定するための予後予測モデルが開発されていますが、

病期の進んだ患者さんでは移植後の生存率は低くなっています。

低カリウム血症

体内のカリウムの98%は細胞内にあり、2%が血液中など細胞外に存在しています。

しかし、血液中のカリウムは細胞のはたらきを調節するうえでとても重要で、

この値が乱れると全身に重大な障害が生じます。

通常、血液中のカリウム濃度は3・5〜5・0mEqlという狭い範囲内で維持されていますが、

3・5mEql以下に低下した状態を低カリウム血症といいます。

 

低カリウム血症が起こる原因は、

 

(1)カリウムの摂取量が少ない

(2)体外に出ていくカリウムの量が多い

(3)血液中から細胞のなかにカリウムが取り込まれてしまう

 

の3つがあげられます。

 

(1)の原因としては拒食症(きょしょくしょう)、大酒家など長期間にわたって偏った食生活をした場合です。


(2)の原因はさまざまですが、

下痢や嘔吐などで消化管から消化液とともにカリウムが失われてしまう場合や、

利尿薬や副腎皮質(ふくじんひしつ)の病気アルドステロン症クッシング症候群など)により

腎臓から尿中にカリウムが失われてしまう場合などがあります。

漢方薬に含まれる甘草(かんぞう)の成分が腎臓で副腎皮質ホルモンの作用を増強して、

尿中に大量のカリウムが失われることもあります。


(3)はアルカローシスといって、何らかの原因で血液がアルカリ性に傾くことや

血糖を下げるインスリンというホルモンが血液中に増えることなどが原因になります。

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)の場合にもしばしば起こります。 

 

カリウムの低下で障害を受けやすいのは、筋肉(骨格筋や心筋)、消化管、腎臓です。

実際に現れる症状としては、軽症であれば脱力感や筋力低下など骨格筋の症状、

悪心(おしん)、嘔吐、便秘など消化管の症状、そして多尿、多飲など腎臓の症状が主体ですが、

重症の場合は四肢麻痺(ししまひ)、呼吸筋麻痺、不整脈、腸閉塞(ちょうへいそく)などに至ります。 

 

低カリウム血症を診断するには、血液中のカリウム濃度を測定するだけで可能ですが、

その原因を明らかにしなければ治療ができません。

前述のとおり、低カリウム血症には3つの大きな原因があるので、

そのうちのどれにあてはまるのかをまず明らかにします。

 

具体的には、食べ物、薬、点滴などによって体に入るカリウムと、

尿中その他に出るカリウムのバランスを調べるわけですが、

これには血液中、尿中の電解質濃度、動脈血ガス分析などの検査が必要です。

 

消化管からのカリウム喪失が疑われる時は消化管の検査(内視鏡検査など)が行われ、

腎臓からのカリウム喪失が予想されれば、腎機能検査や副腎皮質ホルモンの検査などが必要になります。

また、全身の症状を調べるために心電図や腹部のX線検査なども必要です。

 

治療の原則は、原因になっている状態を改善することです。

対症療法としてカリウムの補充も行われます。

軽症の場合は、まずカリウムを多く含む食事(野菜や果物)がすすめられ、

さらに経口カリウム製剤の内服が加えられます。

重い低カリウム血症や経口摂取が不可能な場合には点滴により補充されますが、

急激な血中カリウム値の上昇も逆に危険なので、時間をかけて慎重に投与されます。

 

また、場合によっては尿からのカリウム排泄を抑える薬(スピロノラクトン)を服用します。

この薬は、副腎皮質ホルモンのうちの鉱質コルチコイド(アルドステロン)の作用を阻害する薬で、

副腎疾患や甘草が原因の低カリウム血症にはとくに有効です。

血糖値が正常なのにHbA1cが高い

糖尿病は血液中の余分なブドウ糖の量、すなわち血糖値が多くなって起こる病気です。

血糖値は、食事によって簡単に上下します。

直前の状態に非常に左右されやすく、たまたま測定時のいわば瞬間風速であり、

 

仮に糖尿病であっても初期であれば、前々日あたりからちょっと食事に気をつけると、

血糖値は20や30はすぐに下がります。

 

不安定な指標のため現在では糖尿病の直接的な指標にはしないことになっています。

 

HbA1cは、食事の影響をほぼ受けません。

直前の体の状況に左右されにくいので、糖尿病の指標として、最近では良くつかわれます

・・・が、これとてその数値が下がっただけで糖尿病が治ったという判断はしません。

 

空腹時は血糖値が低いのに、食事をするとなかなか血糖値が下がらない、

 

隠れ糖尿病と言われるパターンがある事が最近わかってきました。

 

おそらく、インスリンはそれなりに分泌されるのに筋肉や内臓が糖分を上手く使ってくれない、

糖尿病として一番多い、インスリン抵抗性タイプではないかと思います。

 

食事を行ない血液中に糖分が増えると、これに反応して膵臓からのインスリン分泌量が増えます。

しかし、例えば中性脂肪・コレステロールが高かったり、筋肉のインスリンレセプターの反応が悪いと、

糖分の使用が促進されず、長い間血糖値が高くなります。

その後、何とか血糖値を下げようとインスリンが垂れ流しになり、翌日の朝、ちょうど空腹になる頃になって

ようやく血糖値が落ち着く、と言うパターンです。

 

空腹時血糖がどんなに低くても、HbA1cが高いなら糖尿病と診断されます。

 

糖尿病において、遺伝が発症「要因」である事は確かです。

しかし、直接の「原因」にはなりえません。

家族に糖尿病患者がいようといまいと、発症する人は発症します。

 

血糖値は上下が激しいので、空腹時血糖が91であっても、

食後血糖が300もあるとA1cが高く振れる可能性は否定できません。

ご存じのように、A1c値は、過去1ヶ月程度の平均血糖値を反映するモノで、

空腹時血糖の平均を反映するモノではないということです。

 

HbA1c【ヘモグロビン・エーワンシー】値とは、

 

血糖コントロール状態のめやすとなる検査で多くの病院の糖尿病外来で毎月測定されています。

過去1-2ヶ月の血糖値の平均を反映し、

赤血球中のヘモグロビンのうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値です。

 

HbA1c値 5.4%(NGSP値)未満 ふだんの血糖値が正常範囲内の人

HbA1c値 5.4-6.4%(NGSP値)  時々血糖値が高めの人(境界型糖尿病)

HbA1c値 6.5%(NGSP値)以上 糖尿病

と考えられます。

(正確な診断には血糖値もあわせて評価します。)

 

HbA1c値 7%(NGSP値)未満を維持できれば合併症はでにくいですが、

HbA1c値 8%(NGSP値)以上の状態が続くと合併症が出る可能性が非常に高くなります。

 

ふだんの血糖値によるHbA1c値のめやすは以下のとおりです

 

HbA1c値(NGSP値)  6.2%未満  6.2-6.8%   6.9-8.4%  8.4%以上

食前血糖値 mg/dl  100未満   100-119   120-139   140以上

食後血糖値 mg/dl  120未満   120-169   170-199   200以上

 

HbA1c値が高いとどうなる?

 

HbA1c値 が8%(NGSP値)以上

 

HbA1c値が8.0%以上 は合併症が進みやすい状態です。

とくにHbA1c値が8.4%(NGSP値)以上の状態を放っておくと
以下のような経過をたどる人がほとんどです。
5年程度で、両足のしびれがはじまり、足の感覚が麻痺し、ひどいと痛みにかわります。
7-10年程度で、視力が低下します。
最悪の場合は失明します。
レーザー光凝固手術で光があるかないかがわかる程度は保つことができます。
国内で毎年3500名以上が糖尿病で失明しています。
10-13年程度で腎不全となり人工透析が必要になります。
糖尿病が原因で透析を始める人は国内で年間1万4000名以上です。
ごくまれに透析をしないことを選択される人がいらっしゃいますが約2週間で死亡されます。
糖尿病で透析が開始となるとその後の50%生存率は約4年です
(約半数の方が4年で亡くなるということです)。
統計的には10年以内にほとんどの方が亡くなります。
(個人差があり長く生きられる人もなかにはいらっしゃいます)

また他にも急に心筋梗塞や脳梗塞になったり、

 

足が腐って(えそ)切断(年間3000名以上)が必要になったり、

 

癌になったり(血糖値が高いと癌の確率は1.3倍に上昇)、で入院されたり死亡される場合もあります。

 

この状態の人は、今何も症状がなくても合併症はどんどん進んでいると考えられます。

 

すぐに治療を始めないと大変危険な状態です。

 

糖尿病専門医の受診をおすすめします。

 

 

 

ただあまりに治療開始が遅いとその後HbA1c値が下がっても

 

合併症の進行を止められなくなることがあります。

 

 

HbA1c値 が7.0~7.9%(NGSP値)

HbA1c値が7.0~7.9%(NGSP値)の状態を放っておくと

 

多くの人が数年以内にHbA1c値が8%以上となります。

 

HbA1c値が高いほど悪化の確率は増えます。

 

特にHbA1c値7.4%以上の人は危険です。

またHbA1c値 7.0~7.9%でも心筋梗塞、脳梗塞、足えそ、癌などの危険が高まり、

合併症(神経障害、網膜症、腎症)も(HbA1c値が8%以上のときほどの速度ではありませんが)進みます。

 

HbA1c値 が6.0~6.9%(NGSP値)

 

HbA1c値が6.0~6.9%(NGSP値)の状態を放っておくと

 

多くの人が数年以内にHbA1c値が7.0~7.9%となり、

 

その後また多くの人が数年で8.0%以上となります。その後の経過は上記のとおりです。

 

 

膵(すい)臓のβ細胞がインスリンを出す力は年齢とともに落ちていき、

 

糖尿病と診断された時点ですでに正常の半分以下に落ちていると考えられます。

 

血糖値が高いほど膵臓は無理をしているためインスリンを出す力は加速度的に悪化していき、

 

血糖値がどんどん上がってしまいます。血糖値が高いほどインスリンが効きにくい状態となり

 

次の高血糖を招くという”糖毒性”という悪循環に陥る場合があります。

 

この状態の人は合併症の危険は少ないグループに入っていますが、油断すると悪化します。

 

毎月検査をして悪化していないか確認しながら治療を継続する必要があります。

 

食事療法、運動療法、膵臓β細胞の力を守る薬をはじめることをお勧めします。

 

 

HbA1c値 が5.4-5.9%(NGSP値)

 

食後の血糖値にまったく異常がない人のHbA1c値は5.3%(NGSP値)以下です。

 

HbA1c値が5.4-5.9%の状態を放っておくと、半数以上の人が数年以内にHbA1c値が6.0~6.9%となり

 

本格的な糖尿病と診断される状態に発展します。

 

その後の経過は上記のとおりです。

 

膵(すい)臓のβ細胞がインスリンを出す力は年齢とともに落ちていきます。

 

境界型糖尿病の時点ですでに膵臓のβ細胞がインスリンを出す力は弱り始めている場合が多く、

 

また正常であっても現在多くの負担がかかっていてその後すぐに低下する可能性が高いでしょう。

 

この状態の人は専門医以外では放置可能と判断されてしまう場合が多いです。

 

しかし、ブドウ糖負荷試験という検査で現在の膵臓β細胞がインスリンを出す力を測定して、

 

この結果にもとづいた適切な対応が必要です。

 

少なくとも食事療法は開始する必要があります。

 

管理栄養士による栄養指導だけでも受けることをお勧めします。

 

悪化していないか確認するため半年~1年に1回の検査もうけましょう。

 

糖尿病の治療は先手必勝

 

少しでも軽いうちに治療を開始してください。

 

 

治療が早ければ早いほどインスリンを出す力を守ることができ後で悪化しにくくなります。

 

また合併症を予防できる可能性も高くなります

辛いもの

まず、辛い食べ物は以下の効能があります

 

食用増進

刺激成分が味覚神経を刺激し、胃の消化液の分泌を高める。

 

エネルギー代謝を高める

皮膚の表面温度を高め、体内に蓄積されたエネルギーを燃焼、消費する。

 

体内を暖める

辛味成分が含まれる食材の代表的なものは

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赤唐辛子に含まれるカプサイシン

体内のエネルギー代謝亢進と脂質代謝を速めるので、ダイエットなどに良い

 

 

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生姜に含まれるジンゲロール

整調作用、下痢止め作用、大腸ガンの抑制効果

生姜に含まれるショウガオール

健胃、発汗、解熱、保温作用があり、風のひきはじめ、呼吸器疾患、消火器疾患に有効

 

 

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わさびに含まれるアリルからし油

魚の生臭さを消し食欲を増進させる作用

わさびは、細菌の繁殖を抑制する抗菌力、寄生虫を麻痺させる殺虫効果。

血小板の凝集を抑え血液の凝固を防ぐ抗血小板作用。

発ガン性物資の活性化を抑える力、などあり。

 

 

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山椒に含まれるサンショールとサンショウアミド

大脳を刺激し内蔵器管の働きを活発にする作用。

胃腸の働きが弱くなった消化不良、それに伴う腹痛に効果。

 

 

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大根に含まれるイソチオシアネート

ガン予防効果

 

香辛料などは、一度に沢山摂ると、循環器系、消化器系などに悪影響を与えることもありますし、

唐辛子などは、胃や腸の粘膜に強い刺激を与えるので、極端に多く摂るのは気をつけたほうがいいです。

 

 

 

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脳の血流改善にはカレーの成分であるカルダモン(cardamon)が効果的とのことです。

カルダモンはインドマレー半島原産のしょうが科の種子を乾燥させた樟脳に似た芳香を持つスパイスで、

肉料理の匂い消しや、パン、ケーキ等の風味づけにも使われ、カレーには欠かせないスパイスの一つです。

中近東ではコーヒーにこれを加えたカルダモンコーヒーが有名で、

インドでは食後の口臭を消すために用いられます。

紀元前2世紀ごろにインドからヨーロッパに伝わり、最も古いスパイスのひとつとされ、

種子の乾燥品が香辛料として用いられます。

 

脳の働きは、年齢を重ねるごとに低下していくと言われています。

毎日およそ年齢×1万個の脳細胞が失われているそうで、

物忘れが多くなるのも脳の働きが鈍っている証拠と言われています。

このダレた脳の働きを活発にするには、脳の血流量を増やし、多くの酸素を取り入れる必要があります。

多くの酸素取り込むことで記憶力も高まります。

認知症の薬にも脳内血流を上げる作用があることからも、

血流を改善できれば、脳を活性化することが可能だと思われます。

 

カレーには、この脳の血流を改善する効果があることが証明されています。

少量の辛い食べ物を摂ることは、日常生活のストレスなどによる交感神経の緊張をほぐし、

体にいいといえるでしょう。

しかし、辛い食べ物を大量に摂ると、交感神経が必要以上に刺激されてしまいます。

当然ながら、苦痛なほど辛い食べ物を摂ることは体にとってマイナスです。

 

 

唐辛子の中に含まれている

唐辛子カプサイシン唐辛子
効能としては、エネルギー代謝を活発にして、摂取後、運動時のように発汗させたりし、

 

肥満予防の効果を発揮してくれたり、血行が良くしてくれるので、冷え性や肩こりにも効果がある他、
胃液の分泌を調整するため胃潰瘍にも良い作用をもたらしてくれます。
しかしながら、良い作用ばかりではありません。
唐辛子のカプサイシンは血流を改善し白血球の活性化を図ることが可能と言われていますが、

脳の血流改善に関しては全く効果が無いとのこと。

 

唐辛子に含まれるカプサイシンは脳の海馬の働きを妨げるため、記憶力や判断力の低下を招きます。

 

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唐辛子の、辛味は味覚ではなく実は痛覚で、痛みが脳へのストレスとなり、
そのストレスが過剰なものになると、アドレナリンを分泌して、これが過剰な場合、

大脳辺縁系の扁桃体や海馬などに損傷を与えるそうです(判断力や記憶力など)

 

結果、PTSDという、欝や睡眠障害などの原因ともなりうるそうです。

 

また外用薬として温湿布などに使われますが、

カプサイシンには末梢血管を拡張する効果は全くありません        

                    

唐辛子の辛味成分は、舌の表面を荒らすだけでなく味蕾細胞の再生スピードを鈍らせ

摂りすぎると味蕾を破壊します

激辛料理を食べた直後に、舌の検査をしてみると、

味覚に対する反応が著しく低下することが判明しています。


また、
唐辛子を大量に摂取すると食道炎胃炎を起こす事があります。

更に発癌の関連性が指摘されており、

唐辛子を多く摂る国は胃癌 食道癌 の発癌率が高いといわれています


唐辛子を多量に食べていると中毒になる?

 

我々は、舌の粘膜にある味蕾(みらい)によって、味を感じていますが、

唐辛子やタバスコ、からし、コショウ、ワサビ等の刺激物を取り過ぎると、味蕾は破壊されてしまいます。

味覚が衰えると一層刺激物を欲するようになり、どんどんエスカレートしていき

味覚障害も進行します

とりわけ、中高年は年齢的要因も加わるため、若者よりも速いスピードで、味蕾破壊が進みます。

また、常に外食をしていると、味覚の維持に必要な栄養素である亜鉛の摂取量が減るのに加え、

単一的で濃い味付けに慣れてしまい、味を識別する力が少しずつ衰えて行きます。

 

人間の辛いと言う感覚はもともと「痛覚」であり、。

そのため、多量に辛いものを食べると、痛覚をやわらげる手段として脳内からドーパミンが放出されます。

このドーパミンが快感に変わため、このドーパミンを得る方法として辛いものを再び求め、中毒となります。


唐辛子の成分であるカプサイシンには海馬を抑制する作用があります。

海馬の抑制は認知症を誘発します。

 

※「海馬」とは、記憶を司る大切な器官。

 

 

炭水化物抜きダイエットと油抜きダイエット

炭水化物抜きダイエット

脳はブドウ糖をエネルギーにして動くので、その原料になる炭水化物をとらないと

体は糖新生といって体内のタンパク質からブドウ糖を作り始めます。

要するに筋肉を溶かして糖分を作り、筋肉がどんどん減ります。

そして、太りやすいからだの出来上がりです。

ですので、炭水化物抜きといっても完全に食べないというわけではなく、さじ加減することが必要です。

油抜きダイエット

油ぬきダイエットとは、油脂の摂取を必要最低限にして、摂取カロリーを抑えるダイエット方法です。

油脂を極力摂らないために、煮る・茹でる・蒸すなどの油を使わない調理方法をとります。

また、焦げにくいテフロン加工のフライパンを使えば、油を使わずに調理することができます。

ただし、油脂にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンEなどの吸収を助ける働きがあり、

全く摂取しないと肌荒れなどの原因となります。

炭水化物は1gあたり4kカロリーなのに対し、

脂質は1gあたり9kカロリーと倍以上!

つまり油を控えめにするだけで一気にカロリーカットすることができるようになります。

そもそも油、つまり栄養素で言うと「脂質」は、三大栄養素である「炭水化物」「たんぱく質」と並ぶ成分です。

ダイエット中に油を避ける理由のひとつに、

「脂質」が三大栄養素の中でもっとも「高カロリー」だという事実があげられます。
 

では、ダイエット中は「脂質」を完全に断った方がよいのでしょうか?

答えは「NO!」。

「脂質」は三大栄養素のひとつです。

つまり、体にとってなくてはならないものなのです。
 

油の代表的な役割を以下に挙げてみます。
 

  • 体を動かすエネルギーになる
  •  
  • 体温を保つ
  •  
  • 脳を動かすエネルギーになる
  •  
  • 皮膚や内臓を守る
  •  
  • ビタミンなどの栄養を運搬する
  •  
  • 腸の動きをスムーズにする
  •  

このように、油は体内でたくさんの重要な役割を担っています。

油は決して「摂っても無駄なものではなく、体を健康に、そして美しく保つのに必要な栄養なのです。

脂質の材料となっているのが「脂肪酸」で、

「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」の3種類に大別されます。

「一価不飽和脂肪酸」は常温で固まらないオイルで、オリーブオイルやアボカドなどに含まれます。
 

多価不飽和脂肪酸」は青魚や大豆などに多く、

飽和脂肪酸」は主になどの動物性の油に多く含まれていて、特徴として常温で固まります
 

飽和脂肪酸」は太りやすく、「不飽和脂肪酸」は太りづらいと言われています。
 

「飽和脂肪酸」は肉やバターなどの動物性脂肪に含まれていて、体温では溶けづらいものです。

つまり、肉類の脂を食べると血管の中でも溶けず、血をどろどろの状態にしてしまいます。

こうなると、体の隅々に必要な栄養を届ける妨げになったり、

インスリンが過剰に分泌されて体脂肪を蓄えだします。

その結果、飽和脂肪酸の多い食事は「太りやすい」となるのです。
 

一方、「不飽和脂肪酸」は常温で液状なので、血中に入っても血をどろどろにするということはありません。

結果、飽和脂肪酸と違って体脂肪に変わりづらいのも特徴です。

特に、不飽和脂肪酸の一種である「オメガ3系脂肪酸」は積極的にとりたい油です。

血の流れをスムーズにし、コレステロールを下げたり、細胞膜の材料になったりします。

多く含む食材としては、青魚、亜麻仁油、ゴマ油、シソ油があげられます。
 

しかし、不飽和脂肪酸にも欠点があります。

飽和脂肪酸と違って「酸化しやすい」という性質があります。
 

せっかく栄養価が高く太りづらい油を用意しても、

酸化したものを口にすれば体内も酸化していくことになり、悪影響ばかりです。

特に不飽和脂肪酸は熱に弱いものが多いので、

亜麻仁油やシソ油はドレッシングなどの生で使う調理法に適しています。

油を酸化させないためには、油ごとの使い方と保存方法を知ることが大切です。

揚げ物をした油を使いまわす、というのはもったいなく感じるかもしれませんが、

美容のためには新鮮なものを使うのが一番です。

同じ理由で、外食の揚げ物は避けた方がよいかもしれません。
 

比較的酸化しづらいと言われているのがオリーブオイルです。

油脂を控えるための工夫

1、調理法で油をセーブ

・油を控えたいなら、煮る・茹でる・蒸す調理法がベスト。

炒め物や焼き物をする際は、テフロン加工の調理器具を使用する、

スプレータイプの油を使用することで油の使用量は控えられます。

・電子レンジやオーブンは少ない油でも焦げ付きにくいので有効活用しましょう。

2、脂肪分の少ない食材で脂をセーブ

・お肉は食材の部位によって脂肪分が大きく異なります。

鶏肉ならもも肉よりむね肉やささみ、豚肉ならバラ肉よりロースやヒレを選びましょう。

3、ノンオイルドレッシングで油をセーブ

・一般的なドレッシングは油の割合が50%以上、マヨネーズだと70%以上です。

エネルギーはノンオイルドレッシングの5倍~10倍ですので要注意!

※ 油脂の取りすぎは肥満を招きますが、

適度な摂取は体温保持やホルモンの合成、艶やかな肌や髪を保つためにも必要不可欠です。

日頃油脂の取りすぎが気になる方に実践して頂きたい方法ですのでご注意ください。

※ 1日の適正な油の使用量は、小さじ3~4杯程度

ダイエットにありがちミス!油抜きダイエットではキレイになれない

 

油はカラダに必要な栄養素。

油は太るといって一切摂らないと、髪がパサパサになったり、肌にツヤがなくなったりしてしまいます。

人間に必要な栄養素は、まず『三大栄養素』と呼ばれるたんぱく質、炭水化物、脂質と、

それらの働きを助けるビタミンやミネラルなどがあります。

健康的にダイエットをしたいなら、どの栄養素が欠けてもダメで、これらをバランス良く摂取することが重要です。

それに加えて、ダイエット中に油脂を摂るメリットは、ほかの栄養素よりも腹持ちが良いという点です。

油脂は胃では消化吸収されず、

十二指腸に送られてから胆汁の分泌によって4時間ほどかけてゆっくり分解されます。

一方、糖質の消化にはその半分程度の時間しかかからないため、空腹感を感じるのが早いのです。

腹持ちの良い油脂を適量摂取すれば、自然と間食も減ります。
 


 

オリーブオイルなら太らない?

日常的に私たちが口にする油には、大きく分けて「動物性」と「植物性」の2種類があります。

動物性はラードや牛脂、バターなど。

一方、植物性は、サラダ油をはじめ、オリーブオイル、ごま油、キャノーラ油など様々な種類があります。

植物油はコレステロールを含まないことから健康に良いとされ、

中でもオリーブオイルにはリノール酸とオレイン酸がたっぷり含まれ、

動脈硬化を予防する効果があるということで人気があります。

しかし、オリーブオイルもサラダ油も動物性の油も、1gあたり9kcalという高カロリー食品なのです。

ダイエット中は和食が良いと言われるのはこのためで、

洋食や中華に比べると調理時の油の使用量が少ないです。

炭水化物・タンパク質・脂質をバランスよくとるには、和食は

理想のバランスを提供してくれます。

結果が出るまでのスピードは?

炭水化物抜きの場合

炭水化物は吸収される時に水分も一緒に貯めこむ性質があります。

炭水化物を控えめにすると体内の水分が減るのですぐに結果が現れモチベーションを維持しやすい

もちろん正しく続けていけば水分だけでなく体脂肪も落ちていくとのこと。

対する油抜きダイエットはというとすぐには体重に変化が出て来ませんが、

長い目で見ると結果的に同じくらい落ちるそうです。

(炭水化物抜きは最初にドカンと落ちる代わりにその後の減りが遅い)


食後の満足度が高いのはどっち?

炭水化物は食べるとすぐに満腹感がくるので

油を控えめにする代わりにご飯をいつもどおり食べていい油抜きダイエットの方がやりやすいと思iいます。

なぜそうなるのかというと、血糖値の上昇率が関係しています。

炭水化物を摂取すると血糖値が急激に上がります。

(血糖値が上昇すると満腹感を感じ、下がると空腹感を感じます。)

そのかわり下がるのも早いのですぐにまたお腹が減るという欠点が。。。

それに対して脂質の場合

血糖値がながなか上がらないので食べた直後はなかなか満腹感を感じません。

そのかわり、一度血糖値が上がってくると下がるまでに時間が掛かるので

満腹感が長時間続くというメリットがあります。

腹もちがいいということです。

油抜きダイエットは食べる量が多い人に向いているそう

炭水化物抜きは

牛丼、カレーなど単品で済ませてしまうことが多い人向き

(外食を安く済ませようとするとどうしてもそうなりますよね。)

おかずを増やして炭水化物の摂取量を減らす工夫をするとやりやすい。

それから体に疾患を抱えている場合

特に糖尿病の方は炭水化物を控える方法がオススメ

でも、極端にやりすぎて

例えば炭水化物の代わりにお肉ばかり食べるようになったら

中性脂肪が増えてしまったり、

タンパク質ばかり摂取したら腎臓に負担がかかるようになってしまったりすることもあるので

注意が必要とのことでした。

というか、一番いいのってやっぱりバランスよく食べることでは?

そうすれば炭水化物抜き、油抜き

両方のメリットを得られるハズ

適度にどちらもとりながら、バランス良く食べて、そして、運動をされることが一番の近道です。

 

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