虚血性大腸炎の治療法
多くの方が一過性の虚血性大腸炎であるため、
基本的に絶食(但し、水分は積極的に摂る)や点滴、抗生物質、整腸剤や鎮痛薬の投与
などによる内科的治療を行い、ご自宅で安静にしていただければ
通常は1週間程度で治ります。
しかし、症状が強い場合(腹痛がひどい、血便が大量、発熱を伴うなど)は、
入院して絶食、点滴治療を行うことがあります。
更に、
虚血による腸管の障害が強く大腸が狭くなる狭窄型や壊死型(大腸が壊死している状態)
などの虚血性腸炎の場合には、手術を検討する必要があります。
腹痛や血便が落ち着いたらお粥などから食事を開始し、消化のいい物を摂取してください。
辛い物などの刺激物やアルコールやカフェインは避けます。