早食い食べすぎはいけません
腹八分目にする
脂っぽいものは控える
糖分そのものは短期的には逆流性食道炎の症状を悪化させる原因にはなりませんが、摂り過ぎは将来の肥満のリスクとなり逆流性食道炎の症状を悪化させる原因となります。ただし、甘いお菓子の中でもバタークリームや生クリームなどを沢山使用したケーキなどの洋菓子は、短期的にも逆流性食道炎の症状の原因となります。脂肪分は胃で消化されにくいため、胃にとどまる時間が長くなり、結果として胃酸の分泌量が多くなるため、食道に胃酸が逆流しやすくなります。
緑茶や紅茶、ココア、ウーロン茶、栄養ドリンク、コーヒーやチョコレートは、とくにカフェインが豊富です。カフェインは胃を刺激して胃酸の分泌を促します。胃から食道への逆流を防ぐ働きの下部食道括約筋をゆるめるため、逆流性食道炎の症状を引き起こします。また、チョコレート、カカオ等に含まれる、テオブロミンと言う成分が、噴門をゆるめて、逆流が起こりやすくなるためのようです。さらに、チョコレートの場合は、カカオバターが胸焼けを誘発する可能性があるので、少しずつ食べて大丈夫だったら良いですが、少しでも違和感があったら、食べるのを止めてください。
ビール、コーラなど泡が出る飲み物は避ける
トマト、柑橘系などの酸味の強いものは避ける
胡椒・唐辛子・ニンニク・カレーなどの刺激の強いものは控える
胃酸が逆流しやすくなるので、食後3時間は横にならない
タバコは吸わない
コルセットなどお腹を締め付けるものは避ける
頭を高くして寝る
背筋を伸ばし、前かがみにならない
重いものは持ち上げない
ストレス発散・血行促進・自律神経の調整・肥満の解消のためにも、適度の運動をする