*インフルエンザ予防!
ワクチン接種の効果

インフルエンザを予防するうえで重要なのが、インフルエンザワクチンの接種です。
ワクチンの効果については、年齢などにもよりますが、
発症(症状発現)を約50~60%減少させる、
重症化を防ぎ成人の入院を約70%減少させる、
高齢者の死亡リスクを約80%減少させる
といった報告があります。
ワクチンを打った後にインフルエンザにかかることもありますが、
ワクチンを打たないでかかるより重症化を抑えることができる、
発熱期間も短くすることができるといったデータがありますので、
単に予防するだけでなく、重症化を抑えるという観点からもワクチン接種が大切です。
*予防接種時のインフルエンザワクチン

以前のインフルエンザワクチンは、A型2種とB型1種を合わせた3種ウイルス混合でした。
しかし2015年から、B型が1種追加されて4種ウイルス混合になり、発症予防、重症化予防
ともに効果が高くなると期待されています。
このインフルエンザのワクチンは毎年つくりかえられます。
世界中の国々で流行したインフルエンザウイルスの株から、次のシーズンにどんな株が流行
するかが予測され、夏ごろまでにワクチンがつくられます。
ワクチン接種後、約2週間してからウイルスと闘う**「抗体」**ができ、
最も効果が高くなるのは、
予防接種をしてから1~2か月後です。
インフルエンザのピークがおおむね1月から2月ごろ
になりますので、
11月末から12月の中旬ごろまでに
計画的に予防接種を受けましょう。
特に受験や旅行など大切な予定がある方は、その1~2か月前には済ませておくのが大切です。
*子どもの予防接種の回数とタイミング

生後6か月以上13歳未満の子どもの場合は、
基礎免疫が低いため2回の接種が推奨されています。
一般的には1回目の予防接種から2~4週間空けて2回目を打つことになりますが、
これまでのデータから
4週間空けるのが最も効果的
だと考えられています。
抗体が上がり始めるのは2回目を受けた後で、2回目を打つまでに1か月間空きますので、
1回目を早くすることが重要です。
13歳以上の場合は、1回の予防接種で十分な抗体上昇が見込めるので、
2回打つ必要はありません。