安全性を最優先することです。
当院ではこれまで24年に渡り、鎮静剤を用いた内視鏡検査を行ってきましたが、呼吸抑制には細心の注意を払っています。特に高齢者は、鎮静作用が強く出る方がまれにいますので、検査中は呼吸状態に十分注意を払っております。検査後に鎮静状態から覚醒した後も、極端なふらつきが出ないよう、患者さん一人ひとりに合った量の鎮静剤を投与することを厳守しています。大腸カメラを挿入する際も、腸管を破ったり、出血したりすれば大変ですから、スピードよりも安全性を重視して慎重に進めていきます。ポリープの切除も当院で行いますが、自分には手に負えないと判断したら、速やかに提携先の病院に紹介するようにしています。