岩国市の内科、胃腸内科、消化器内科、肛門科 やましたクリニック

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#岩国#当院の痛くない胃カメラ#当院の痛くない大腸カメラ#やましたクリニック

①当院の胃カメラの方法

検査の流れ

胃内視鏡は大人の小指ほど太さのスコープ:直径8~11mmくらいの細長い管状のものを口から挿入して、食道、胃、十二指腸を観察します。

先端に内蔵されているCCD(ビデオカメラ)で、画像をモニターで観察し、同時に写真を撮ります。

通常、検査は10分程度で終わりますが、必要に応じ、胃の粘膜の一部を採取し(生検)、組織検査をする場合もあります。

このときは、多少時間がかかります。

組織検査の結果がでるまでに2週間程度かかります。

当院では無痛内視鏡検査を目指しています。

スコープは無理に飲み込む必要は全くなく、医師が抵抗無く入れていきます。

呼吸も自然にできます。

医師、スタッフの指示に従い、全身の力を抜いて、ゆったりした気持ちで受けてください。

【画像】胃内視鏡検査の目的

内視鏡検査時の鎮静剤・鎮痛剤の使用について

内視鏡検査の苦痛を軽減する目的で、検査前に鎮静薬(眠くなったり、気分を楽にするお薬)

の点滴注射を実施しています。患者さまのご希望を確認したうえ、医師の判断で、鎮静剤の注射を行います。
検査後はしばらく休憩していただきます(ベッドを備えていますので、十分お休みいただけます。)

鎮静剤使用時の効果
  • 不安や緊張を和らげます。
  • 内視鏡が喉を通過するときに起きる【嘔吐反射】を和らげます。
  • 眠いような状態になり、苦痛、緊張を和らげます。
  • 注射の効果に個人差がありますが、比較的楽に検査を受けていただくことができます。
  • 胃の動きを抑えるくすりと鎮静剤を点滴注射します。(生理食塩水100ml・ブチルスコポラミン・ミダゾラム)

検査の手順検査に関する問診を行います。


内容は、胃内視鏡検査の経験の有無、現在かかっている病気、ふだん飲んでいるくすり、薬剤アレルギーの経験等です。

入れ歯、コルセット、お腹を絞めている腹巻、ガードルなどをお取りください。

胃のなかをきれいにするくすりを飲んでいただきます。(ガスコンドロップ)

ゼリー状のくすり(キシロカインビスカス)をのど(咽頭)に10分ほど含み貯めていただきます。

その後、のど(咽頭)に麻酔のくすりをスプレーします。(キシロカインスプレー)

マウスピースをしながら、ウトウトし始めた時点で検査が始まります。

肩や首の力を抜いて、リラックスした姿勢で

呼吸:眠っている状態ですので、スコープが入っている間も、呼吸は普通にできます

検査後の注意事項姿勢:
  • お食事
    検査のあと1時間くらいは、のどに麻酔が効いています。1時間くらいたち、水を少量飲んでみて、むせないことを確かめてから食事をしてください。
  • お車の運転
    検査前に使用した注射の影響がしばらく残ります。1時間ほどクリニック内で静養してからお帰りください。鎮静剤の静脈注射をした方は、1日(24時間)お車の運転はしないでください。
  • 組織をとった方(生検した方)
    まれに組織をつまんだ部位から出血することがあります。検査当日は激しい運動をせず、安静にしてください。
    飲酒や熱いお湯での入浴は、出血の原因となります。当日は禁酒とし、シャワー浴程度にとどめてください。
    食事は、検査後2時間くらいして、「おかゆ」や「うどん」のような消化のよいものをお摂りください。
    翌日からは、いつも通りで構いません。

リスクが上がる40歳を過ぎたら、ぜひ一度検査を

胃がんは早期にはほとんど自覚症状なく進行します。いまだに発症率や死亡率が高い胃がんですが、早期発見と適切な治療により根治できる病気です。そして、胃カメラ検査は早期胃がんを唯一発見できる検査なのです。40歳を超えると胃がんリスクは上昇していきます。
そのため、40歳を超えたら定期的に胃カメラ検査を受けることで、胃がんを進行させずに健康を長く保つことができるのです。
胃カメラ検査では、患部の粘膜を直接観察できるだけでなく、検査中の組織採取ができるため幅広い疾患の確定診断ができます。また、喉や食道、十二指腸も観察できるため、十二指腸潰瘍・がんや食道がん、咽頭がん、喉頭がんなどの早期発見も可能です。40歳を超えたら、そして胃に症状がある場合には、できるだけ早く胃カメラ検査を受けるようおすすめします。

当院の大腸内視鏡検査

内視鏡のご案内 | 木村胃腸科病院

大腸内視鏡検査を受けるにあたって最も重要なことは、自宅にて検査の前に大腸の中の便を、くまなく、ほとんどすべて体外へ排出させておくことです。

便が大腸内に残っていたのでは、細かい病変を見逃すことになり、せっかくの検査が台無しになります。

そのためには、検査前日の夕食が重要になります。

便を作らないような食事にする必要があります。


具体的には下記の注意事項に留意してください。

検査当日は絶食です

もちろん、これだけでは大腸の中の便は無くなりませんので、便をほとんどすべて出して、大腸の中を空っぽにするには、これから説明するマグコロールPという下剤を飲まなければなりません。

このマグコロールP自体は、白い粉末なのですが、このままでは飲めないので、容器の中に水1800mlを入れ中の白い粉末を充分に溶かして、大腸内視鏡検査用下剤:マグコロールP 1800mlを作ってください。

検査前夜に飲む場合は、原則夕食は絶食で夕食時間帯からマグコロールP1800mlをゆっくり飲み始めてください。

コップ1杯(180ml)を10分間隔で飲んでください。

コップ10杯分(180ml×10=1800ml)に相当しますので、1時間40分かけて1800mlを飲むことになります。(10分×10杯=100分)

飲む量が多いのは大変申し訳ないのですが、ポカリスエットに似た酸味のあるジュースのような味がしますので、思ったよりは美味しいのではないかと思います。

ただし、反応が良い方は、深夜から排便が始まることもあります。

検査当日は、朝食は食べないでください。

その際、常用されている血圧、心臓の薬は飲んでいただいて結構ですが、糖尿病の薬は飲まないでください。

検査当日の朝マグコロールPを飲む場合も、飲み方は前夜とまったく同様です。

検査当日の午前6~7時頃より飲み始めてください。

マグコロールPを飲み終わったら、頻繁にトイレに行くことになります。

10回ぐらいトイレに行ったら、最終的に水洗トイレの底が見え、ウーロン茶や紅茶のような便になります。

そうなれば、大腸内視鏡検査が可能になります。

便意が充分に治まってから当院にお越しください。

病院来院後は、内視鏡室で専用の検査衣に着替えていただきます。

そして、検査ベッドに横たわり、検査中の痛みをなくすための鎮静剤入りの点滴を開始します。

点滴開始後、徐々に眠くなっていきます。

うとうとしかけたところで検査開始となりますが、この時点で既に夢の中に居る状態になっているので、まず痛みを感じることはありません。

検査は肛門から内視鏡を挿入し、大腸内をくまなく観察します。

所要時間は人それぞれで、5~10分で終わる方もいれば、20~30分かかる方もおられます。

ただし、どちらにしても検査中の痛みはまず無いはずです。

いつのまにか始まって、いつのまにか終わっています。

『内視鏡が体に入っている感覚すらない』と体験者の大半の方は言われます。

無事検査終了後は、1~2時間は仮眠用のベッドでお休みいただいています。

十分に目が覚めてから、検査結果について説明をし、その後帰宅になります。


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