胃カメラ検査ではどのような病気を見つけられますか?
▲高い技術と豊富な経験で、患者に寄り添い診療にあたっている
上部消化管内視鏡検査、いわゆる「胃カメラ」では食道がん、胃がん、十二指腸がん、ポリープ、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性胃炎などがわかります。逆流性食道炎は胃酸が上がる、おなかの張り、胸焼けや痛み、胃潰瘍は食後の胃痛、十二指腸潰瘍は空腹時の胃痛などの症状を機に検査を行い、発覚することが多いです。また、ストレス性胃炎の機能性ディスペプシア、喉に違和感を伴う食道神経症など、内視鏡検査をしても異常がなく、それ自体が診断のヒントになる病気も。つまり内視鏡検査はがん検診を目的とするほか、他の病気との鑑別にも役立ちます。なお、小さなポリープは悪性の可能性が低く、基本的に切除は不要です。