大腸ポリープは大腸の粘膜にできる良性の病変です。
腫瘍性とそれ以外(非腫瘍性)に分けられ、
腫瘍性ポリープは悪性化のおそれがあるので切除する必要があります。
そのため、大腸内視鏡検査による早期発見が重要です。
大腸ポリープは小さなうちはほとんど症状はありませんが、大きくなると、
排便時の出血、便に粘液が付着する、腹痛、下痢、お腹が張る、便が出にくい
といった症状が現れます。
大腸がんの症状と似ているため、注意が必要です。
大腸がんは最初に『腺腫(せんしゅ)』という良性のポリープができます。
そして、サイズが大きくなっていく過程でがん細胞が混ざってきます。
ただ、がん細胞が混ざっていない良性の直腸ポリープも血便が出る
ことがあります。
内視鏡での切除が可能です。