⑪睡眠不足である
睡眠は健康の基本
睡眠不足が続くと血圧が上昇するリスクが高まります。
これは
「交感神経」
の作用時間が長くなるためです。
交感神経には
心拍数や血圧を上昇させ、
体を活発に動かす作用があります。
一方、体をリラックスさせる際に作用する神経を
「副交感神経」
といいます。
交感神経と副交感神経が互いにバランスを取りながら体の機能を調節しており、
この二つの神経を合わせて
「自律神経」
と呼んでいます。
起きている時間、つまり活動している時間には交感神経が優位に働いています。
交感神経は血圧を上昇させるため、起きている時間が長くなり
睡眠時間が短いと交感神経の作用が高まり高血圧になります。