★きのこ

きのこは不溶性食物繊維が豊富です。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やし便秘を予防するほか、
糖や脂肪の排出を促し食後の血糖上昇を抑える働きがあります。
代謝を促進するビタミンB群も多く、糖質や脂質のスムーズな燃焼をたすけ
血中コレステロールの上昇を防ぎ、動脈硬化の進行を抑えます。
きのこ類は野菜類と並んで低カロリーであり、食物繊維の摂取に役立つ食品です。
食事管理の面では野菜とおおよそ同じといえるので、
1日350gの計算に入れてもよいと考えます。
きのこは繊維質なので噛み応えがあります。
よく噛んで食べることで、食べすぎを防ぎ、満足感を得やすくします。
・えのきたけ

- ぶなしめじ

- しいたけ

- エリンギ

舞茸

舞茸に含まれるMD-フラクションとMX-フラクションには、
食後血糖値の上昇を緩やかにし、インスリンの働きを助ける効果があるといわれます。
★海藻

海藻類は水溶性食物繊維が多く、血糖値の上昇を穏やかにします。
とくに
わかめ

こんぶ

もずく

ひじき
などには、
糖質の吸収を抑えるアルギン酸という食物繊維が豊富に含まれます。
海藻類は糖質が少なく低カロリーでもあるため、血糖値を下げるためには、
意識して食事に取り入れるとよいでしょう。
海藻類は調味済みの加工品が便利なほか、乾燥品が多く保存性に優れるのが魅力です。
それぞれ、自身の食事スタイルに合わせて、取り入れやすいものを活用する
のがおすすめです。
ただし、こんぶやわかめにはヨウ素も多く含まれます。
甲状腺機能が低下している場合は、摂りすぎないようにしてください。