★魚

青魚も、血糖値を下げる食べ物としておすすめです。
魚に含まれる
EPAやDHAなどの多価不飽和脂肪酸は、
インスリンの働きを改善し、血糖値の上昇を抑える
効果があります。
反対に糖尿病や動脈硬化性疾患のリスクを高める「飽和脂肪酸」が多い肉類
と置き換えて取り入れることで、摂取脂肪酸の内容を改善することができます。
- イワシ
- サバ
- サンマ
★大豆製品

タンパク質と血糖値には、密接な関係があり、
筋肉が減少すると血糖値が高くなる
傾向にありますので、筋肉を作るタンパク質の摂取が重要です。
大豆製品は植物性食品でありながらたんぱく質を豊富に含むため、
主菜の食材として活用できるのが特徴です。
魚類と同様、肉類と置き換えることで、たんぱく質摂取量を維持しつつ、
飽和脂肪酸を減らすことができます。
また、納豆や蒸し大豆のような大豆丸ごとのものでは食物繊維も摂取できるため、
糖尿病にいい食べ物のひとつといえます。
- 豆腐
- 納豆
- 蒸し大豆
- 大豆ミート(ソイミート)
- 豆乳
大豆製品は形態によってさまざまな使い方ができるのが魅力です。
たとえば、豆乳は牛乳の代替として摂取脂質の改善に役立ちます。
また、大豆ミートでは肉類と変わらない感覚で食べられるため、
肉類が好きな方にもおすすめです。
★納豆

植物性タンパク質の代表格、
納豆は食後の血糖値の上昇を抑えるという
研究報告もあり、さらに発酵食品であるため腸内環境を改善します。
★高野豆腐
原料に豆腐が使われている、高野豆腐がおすすめです。
高野豆腐には私たちの腸内では消化できないたんぱく質である、
レジスタントプロテインが含まれます。
レジスタントプロテインは食物繊維に似た働きをもつ栄養素です。
糖質の吸収を緩やかにし血糖値の急上昇を防ぐ
ため、糖尿病の合併症を発症させるリスクを減らします。
ご飯のような糖質の多い食品を食べる前に高野豆腐を食べると、
血糖値の上昇を緩やかにしてくれるでしょう。