公益財団法人難病医学研究財団が運営(厚生労働省補助事業)する
潰瘍性大腸炎(指定難病97) – 難病情報センター (nanbyou.or.jp)
によりますと、
日本では、この40年間で潰瘍性⼤腸炎の患者数が増加しています。
わが国の潰瘍性大腸炎の患者数は166,060人(平成25年度末の医療受給者証および登録者証交付件数の合計)、人口10万人あたり100人程度であり、米国の半分以下です。

発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25~29歳にみられますが、
最近では⾼齢の発症者も増えています。
男女比は1:1で性別に差はありません。

虫垂切除をした人では発症リスクが低いことや、

喫煙をする人はしない人と比べて発病しにくいことが報告されています。

潰瘍性大腸炎は家族内での発症も認められており、何らかの遺伝的因子が関与していると考えられています。
欧米では患者さんの約20%に 炎症性 腸疾患(潰瘍性大腸炎あるいはクローン病)の近親者がいると報告されています。
