節酒
アルコールには血管を広げる作用があるため、一時的に血圧が下がると報告されていますが、
毎日アルコールを摂取したり、摂取量が多くなると、逆に血圧が高くなってしまいます。
飲酒習慣は血圧上昇の原因となると言われています。
「飲酒量を80%減らすと1~2週間のうちに降圧
を認める」
だけでなく
肝臓や他の臓器への負担も減らすことができます。
普段からお酒を飲む人は、飲む量や時間を決めたり、休肝日を作るなどの工夫から始めてみましょう。
アルコール摂取量の目安
厚生労働省の示す指標では、節度ある適度な飲酒は
「1日平均純アルコールで20グラム程度」
と定義しています。
20gとは大体、

- ●ビールなら・・・・・中瓶1本(500mL缶1本)
- ●日本酒なら・・・・・・・1合
- ●チュウハイ(7%)なら・・350mL缶1本
- ●ウィスキーやブランデーなら・・・ダブル1杯
- ●ワインなら・・・・・・・2杯弱
程度に相当し、
女性はその半分の量
にすべきとされています。
成人女性の適量
(エタノールが10~20mL/日)※男性の半分
- ビール中ビン0.5本
- 缶チューハイ350mlを0.5本
- 日本酒なら0.5合
このアルコール摂取量を目安に、自分にとっての“適量”を少なめに設定し、飲む時間は短く、
週2回は休肝日をつくって
毎日続けて飲まないようにするなど心掛け、アルコールと上手に付き合っていきましょう。
