潰瘍性大腸炎の治療の方法
多くの患者さんは適切な治療で通常の社会生活が可能ですが、
重症度により治療法が異なります。
比較的軽症の場合は、
5―アミノサリチル酸製剤
サラゾピリン

ペンタサ

リアルダ

の内服、
ステロイド薬
の内服を行います。
これらの薬剤の
坐薬

注腸製剤

を使用する場合もあります。
重症の場合は入院し、
サラゾピリンやペンタサ、リアルダの内服に加えて
ステロイド薬を静脈内投与します。
腸管を安静にするため
絶食とし、中心静脈栄養
が必要になることもあります。
白血球除去療法
は炎症の原因となる白血球を血液から取り除く治療で、
副作用が少ないことから最近注目されています。
病状によって
免疫抑制薬
を使用することもあります。
これらの治療で改善せず激しい症状が続く時や、
たびたび悪化して社会生活にさしつかえるような時には、
大腸を摘出する手術
が必要になります。
また潰瘍性大腸炎を発症して
10年以上たつと、大腸がんの発生
する危険性が高くなります。
大腸がんが発見された場合も大腸全摘手術が必要です。
潰瘍性大腸炎に気づいたらどうする



よくなったり悪くなったり(緩解と再燃)を繰り返すことが多いため、
緩解期になっても治療を中断しないことが大切です。
緩解期には厳しい食事制限は必要ありませんが、症状のある時には、
高脂肪食

繊維質の多い食事

を避け、
アルコール

香辛料

をひかえるようにします。
肉体的、精神的ストレスをきっかけに悪化することがあるため、
ストレス
を多く受けないような自己管理も重要です。
厚生労働省の特定疾患に指定されているので、申請すると医療費の補助が受けられます
2023.12.05