★甲状腺機能亢進症の検査・診断
甲状腺ホルモン(遊離チロキシン:FT4)と甲状腺刺激ホルモン(TSH)
を測定することで、診断できます。
さらにバセドウ病であることを確認するには、原因物質である
抗TSHレセプター抗体(TRAb)を測定します。
治療
★抗甲状腺薬治療、
★手術、
★アイソトープ治療
の3種類がありますが、
通常は抗甲状腺薬治療をまず行います。
抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)
は甲状腺ホルモンの合成を抑える薬です。
この薬で合成を抑えると、
4週間くらいで甲状腺ホルモンが下がり始め、2カ月もすると正常になって、
自覚症状はなくなり、完全に治ったようになります。
しかし、原因のTRAbが消えるのは2~3年後なので、
TRAbが陽性の間は抗甲状腺薬をのみ続ける必要があります。
いつまでもTRAbが陰性にならない時は、
甲状腺を一部残して切除する甲状腺亜全摘(あぜんてき)出術をするか、
放射性ヨードを投与して甲状腺を壊すアイソトープ治療をすることになります。
このどちらを選ぶかは、
甲状腺の大きさや年齢、妊娠の希望などを考慮して決定します。