★痛風の原因となるプリン体
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プリン体とは、生物の遺伝物質である核酸(DNAやRNA)を構成する成分の総称であり、
生命活動に欠かせない重要な役割を持つ成分です。
プリン体はあらゆる生物の細胞内に存在するため、ほとんどの食品に含まれています。
プリン体は食事から摂取するだけでなく、新陳代謝によって古い核酸が分解、
エネルギー代謝によってプリン体が生成されています。
そして、プリン体が分解される過程で尿酸が作られます。
また、尿酸の原料は食物(特に肉類)にも含まれており、
これらを食べることによっても体内で尿酸が作られることになります。

我々の体内では、尿酸が毎日一定量つくられ、通常、尿酸は尿と一緒に体外へ排出され、
血液中の濃度は一定に保たれています。
しかし、
プリン体の過剰摂取
腎臓からの排泄能力の低下
体内で尿酸が過剰に作られる
といった要因が重なると、血液中の尿酸の濃度が上昇します。
血液中の尿酸の値が7を超えると高尿酸血症と定義されます
この高尿酸血症が長く続くと、溶けきれなくなった尿酸がやがて鋭い針のような形をした
「尿酸塩結晶」となり、関節やその周辺組織に少しずつ沈着すると、
体の免疫システムがこれを異物と認識します。
白血球がこの結晶を攻撃し始めると、その部位で激しい炎症反応が起こり、
あの耐え難い痛み、すなわち「痛風発作」が引き起こされるのです。