胃がんは日本における
がん死亡数の3位(男性2位,女性4位)です。
ピロリ菌感染が最大の原因です。
ピロリ菌
ピロリ菌感染が起こることにより萎縮性胃炎という状態になります。
正常な胃粘膜 萎縮性胃炎
そこから胃がんが発生します。
早期には無症状です。
【進行胃癌の内視鏡写真】
(オリンパスHP Endo Atlas より引用)
ただ、写真のように進行した胃がんとなると
食欲不振・体重減少・出血などの症状が出てきます。
胃がんからの出血はタール便とよばれる真っ黒な便がでます。
胃がんも大腸がんと同じく早期発見、早期治療が重要です。
ピロリ菌が陽性の方はまずピロリ菌の除菌が重要です.
しかしここで注意点があります.ピロリ菌の除菌をすることで
胃がんになるリスクは下げれます。
ただ、胃がんにならなくなるわけではありません。
ピロリ菌除菌後も定期的な胃カメラを行い胃がんがないかをチェックし、
早期の胃がんを早期発見・早期治療するのが重要です。