保菌者全員に自覚症状があるわけではありませんが、
ピロリ菌に感染するとほとんどの人が萎縮性胃炎(慢性胃炎)となります。
そのため、症状の有無に関係なく検査することが大切です。
①尿素呼気試験
②胃カメラ検査
胃粘膜の炎症による発赤や萎縮の状態を確認し、胃粘膜の一部を採取し調べる検査です。
③血液検査(ABC検診)
ピロリ菌に対する抗体と、胃の炎症や萎縮度を調べる検査です。
ペプシノーゲン:胃の粘膜で生成される消化酵素のペプシンを作る物質です。
萎縮が進んだ胃がんになりやすいと言われています。
ピロリ菌は胃粘膜にダメージを与え、様々な病気の引き金になると考えられていおります。
④便中抗原検査
便をとり、便中のピロリ菌の有無を調べる検査です。
⑤尿中抗体検査
尿をとり、尿中のピロリ菌抗体の有無を調べる検査です。