大腸ポリープは、およそ40歳代から増えはじめ、年齢が上がるほどできやすくなります。
自覚症状がないため気づかない人が多いのですが、 60歳代になると2人に1人がポリープを
持っているとも言われています。また、女性に比べて男性に多くみられることも特徴です。
日本では、 大腸ポリープも大腸癌(がん)もこの20年間で増加の一途をたどっています。
ついに女性では結腸癌、直腸癌をあわせると癌死亡の第1位になりました。これは、日本人の
食生活が欧米化、つまり動物性脂肪の摂取量が増加し、植物繊維の摂取量が減少したことが
原因ではないかと考えられています。