健康な人でも毎日100万個のがん細胞ができているといわれています。
私達は免疫力(主にNK細胞)でこのがん細胞を退治しているのです。
大腸癌(がん)の中には親から子どもへと、高い確率で大腸癌(がん)のできやすい体質が受け継がれるものが
あります。
その代表が、家族性大腸腺腫症(大腸腺腫性ポリポーシス・FAP)と遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)です。
ポリポーシスとはポリープがたくさん(多い場合で100個以上)できた状態の ことです。
家族性大腸腺腫症は10代で腺腫が発生すると考えられています。
両親のどちらかがこの病気にかかっていた場合は、早目に大腸内視鏡検査を受ける必要があります。
遺伝性非ポリポーシス大腸癌(がん)は遺伝子の異常を修復する遺伝子に問題が生じていることが原因
と言われています。
しかし、家族性大腸腺腫症も遺伝性非ポリポーシス大腸癌(がん)も、人に感染する病気ではありません。