岩国市の内科、胃腸内科、消化器内科、肛門科 やましたクリニック

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#胃カメラで分かる病気#胃腸科#消化器内科#岩国#やましたクリニック

★胃カメラで分かる病気

  • 食道癌
  • 胃癌
  • 急性胃粘膜病変

  • 食道ポリープ
  • 十二指腸癌
  • 萎縮性胃炎

  • 逆流性食道炎
  • 胃・十二指腸ポリープ
  • 十二指腸異所性胃粘膜

  • カンジダ食道炎
  • 胃・十二指腸潰瘍
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★検査の流れ

胃内視鏡は大人の小指ほど太さのスコープ:直径8~11mmくらいの細長い管状のものを

口から挿入して、食道、胃、十二指腸を観察します。

先端に内蔵されているCCD(ビデオカメラ)で、画像をモニターで観察し、同時に写真を撮ります。

通常、検査は10分程度で終わりますが、必要に応じ、胃の粘膜の一部を採取し(生検)、

組織検査をする場合もあります。

このときは、多少時間がかかります。

組織検査の結果がでるまでに2週間程度かかります。

当院では無痛内視鏡検査を目指しています。

スコープは無理に飲み込む必要は全くなく、医師が抵抗無く入れていきます。

呼吸も自然にできます。

医師、スタッフの指示に従い、全身の力を抜いて、ゆったりした気持ちで受けてください。

【画像】経口内視鏡検査のイラスト

【画像】胃内視鏡検査の目的

内視鏡検査時の鎮静剤・鎮痛剤の使用について

内視鏡検査の苦痛を軽減する目的で、検査前に鎮静薬(眠くなったり、気分を楽にするお薬)

の点滴注射を実施しています。患者さまのご希望を確認したうえ、医師の判断で、鎮静剤の注射を行います。
検査後はしばらく休憩していただきます(ベッドを備えていますので、十分お休みいただけます。)

 

★鎮静剤使用時の効果

  • 不安や緊張を和らげます。
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  • 内視鏡が喉を通過するときに起きる【嘔吐反射】を和らげます。
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  • 眠いような状態になり、苦痛、緊張を和らげます。
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  • 注射の効果に個人差がありますが、比較的楽に検査を受けていただくことができます。
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検査の手順

  1. 検査に関する問診を行います。

  2. 内容は、胃内視鏡検査の経験の有無、現在かかっている病気
  3. 、ふだん飲んでいるくすり、薬剤アレルギーの経験等です。
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  5. 胃のなかをきれいにするくすりを飲んでいただきます。(ガスコンドロップ)

【画像】胃の中をきれいにする薬を飲むイラスト

  1.  
  2. 入れ歯、コルセット、お腹を絞めている腹巻、ガードルなどをお取りください。
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  4. 胃の動きを抑えるくすりと鎮静剤を点滴注射します。
  5. (生理食塩水100ml・ブチルスコポラミン・ミダゾラム)
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  7. ゼリー状のくすり(キシロカインビスカス)をのど(咽頭)に10分ほど含み貯めていただきます。
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  9. その後、のど(咽頭)に麻酔のくすりをスプレーします。(キシロカインスプレー)
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  11. マウスピースをしながら、ウトウトし始めた時点で検査が始まります。
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  13. 姿勢:肩や首の力を抜いて、リラックスした姿勢で。呼吸:眠っている状態ですので、
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  15. スコープが入っている間も、呼吸は普通にできます。

【画像】内視鏡検査前の様子イラスト

★検査後の注意事項

 

  • お食事

    検査のあと1時間くらいは、のどに麻酔が効いています。
  • 1時間くらいたち、水を少量飲んでみて、むせないことを確かめてから食事をしてください。

 

  • お車の運転

  • 検査前に使用した注射の影響がしばらく残ります。
  • 1時間ほどクリニック内で静養してからお帰りください。
  • 鎮静剤の静脈注射をした方は、1日(24時間)お車の運転はしないでください。
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  • 組織をとった方(生検した方)

  • まれに組織をつまんだ部位から出血することがあります。
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  • 検査当日は激しい運動をせず、安静にしてください。

  • 飲酒や熱いお湯での入浴は、出血の原因となります。
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  • 当日は禁酒とし、シャワー浴程度にとどめてください。

  • 食事は、検査後2時間くらいして、「おかゆ」や「うどん」のような
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  • 消化のよいものをお摂りください。

  • 翌日からは、いつも通りで構いません。
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★リスクが上がる40歳を過ぎたら、ぜひ一度検査を

胃がんは早期にはほとんど自覚症状なく進行します。

いまだに発症率や死亡率が高い胃がんですが、早期発見と適切な治療により根治できる病気です。

そして、胃カメラ検査は早期胃がんを唯一発見できる検査なのです。

40歳を超えると胃がんリスクは上昇していきます。


そのため、40歳を超えたら定期的に胃カメラ検査を受けることで、

胃がんを進行させずに健康を長く保つことができるのです。


胃カメラ検査では、患部の粘膜を直接観察できるだけでなく、

検査中の組織採取ができるため幅広い疾患の確定診断ができます。

 

また、喉や食道、十二指腸も観察できるため、十二指腸潰瘍・がんや

食道がん、咽頭がん、喉頭がんなどの早期発見も可能です。

 

40歳を超えたら、そして胃に症状がある場合には、

できるだけ早く胃カメラ検査を受けるようおすすめします。

 

インフォメーション

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診療時間
09:00 - 12:30
14:00 - 18:00

【最終受付時間】午前12:00、午後17:30

【休診日】水曜午後、土曜午後、日曜、祝日