④運動不足の人

2024.08.07
運動不足にはご用心
運動を十分に行わないと、血圧が高くなるリスクが高まります。
運動不足は、血流の悪化や肥満などにつながり高血圧になることがあります。
血管を拡張させて血流を促したり、血管の弾力性を保つ作用のあるNO(一酸化窒素)は血管の内側(血管内皮)で生成されていますが、運動によってNO(一酸化窒素)の生成は増加します。
逆に、運動不足によってNOが生成されにくくなり、血液の流れが悪くなったり
血管の弾力性が失われて血圧が上昇します。
⑤喫煙している人

たばこを吸うと血圧が10〜20mmHg上昇し、その状態が15分以上続くといわれています。
たばこの葉に含まれる
「ニコチン」には交感神経を刺激し血管を収縮させるため血管の内腔が狭まり血圧が上昇します。
また、たばこの煙に含まれる「一酸化炭素(CO)」も高血圧の原因になります。
一酸化炭素(CO)は酸素不足の状態で燃焼したときに発生する有害な気体です。
一酸化炭素は「ヘモグロビン」と結びつく力が非常に強いのが特徴です。
ヘモグロビンは血液中の赤血球に含まれる、体の各組織に酸素を運搬するたんぱく質です。
本来酸素と結びつかなければいけないヘモグロビンが、一酸化炭素と結びつくことで体は酸素不足に陥ってしまい、心臓が体の酸素不足を補おうとして心拍数を増加させるため、血圧が高くなります。
- 1日15本以上喫煙している
- 受動喫煙の機会が多い
アメリカの調査では、1日15本以上喫煙していると、
高血圧発症の割合が明らかに高くなるという結果が出ています。
さらに、受動喫煙もリスクがあると考えられているので注意が必要です。
また喫煙している人は、心筋梗塞や脳卒中を起こす確率も高くなります。
その他に肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクも高めます。
⑥疲労・ストレスが多い人

ストレスを溜めない工夫を
「競争心が強く、攻撃的で、せっかちな性格」
の血液型がA型の人は、「仕事などのペースもゆっくりした、のんびりした性格」のB型の人と比べて
狭心症と心筋梗塞の発症率と死亡率が2倍以上
になるとも言われております。
がんばりやで負けず嫌いな傾向の方は、
無理をしがちでストレスをためやすく、また
時間に余裕のない生活状況や、
マイナス思考、
常に不安感が抜けきらない環境
が血圧の上昇や心拍数の増加、血流の乱れを招き、虚血性心疾患の発症につながりやすい
のではないかと考えられています。
下記に該当する方は、これらのリスクを抱えている場合がありますので気を付けましょう。
- 精神的ストレスが多い
- イライラしやすいタイプ
- 約束をきっちり守るタイプ
- 他人から指図されることが苦手である
- 人任せにできず、自分でやりたいタイプ
- 競争心が強く、負けず嫌いである
- ライバルだと思う人がいる
- 会社の仕事を自宅まで持ち込む
- 自己主張が強いタイプ
- 攻撃的な性格である
- せっかちである
- 打たれ弱いタイプ
- 多忙で疲れている
長期間のストレスは血圧に影響を与えることがあります。
疲労やストレスがたまっていると、自律神経(交感神経と副交感神経)のうちの
交感神経が活発になり、
血管が収縮して血圧が上昇します。
また、交感神経が活発になると白血球の一種、好中球が増加し、血液の流れが悪くなって
血管が詰まる原因にもなります。
季節の変わり目など、気温や気圧の変動が大きい時も自律神経のバランスが乱れがちなので
要注意です。