逆流性食道炎とは、強い酸性の胃液や胃で消化される途中の食物が、食道に逆流して、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気です。逆流性食道炎は、もともと日本人には少ない病気といわれていましたが、食生活の変化などによって、最近患者さんが増えています。
①食道と胃の締まりが悪くなった
②胃に圧がかかる
③胃酸が多く出る
下部食道括約筋には胃の内容物が食道へ逆流するのを防ぐ機能あり
食べすぎ、脂肪分の多い食事、肥満や妊娠による腹圧の上昇などによって
下部食道括約筋が緩む➡胃酸が逆流しやすくなる
肉類などたんぱく質の多い食品によって胃酸の分泌が増え、胃酸が逆流する
ストレスによって食道が知覚過敏になり、僅かな量の胃酸の逆流でも症状が出る