検査・診断
血液検査で
甲状腺ホルモンと甲状腺刺激ホルモン
を調べます。
甲状腺ホルモンの値が正常よりも低ければ
甲状腺機能低下症
と診断されます。
甲状腺ホルモン値は正常でも
甲状腺刺激ホルモンが高い場合は
潜在性甲状腺機能低下症
の可能性があります。
甲状腺ホルモンが低い場合には
血中コレステロール値や中性脂肪が高く
なりやすく、放置すると動脈硬化が進行し
心疾患のリスク
が高くなります。

その他、
超音波検査
で
甲状腺の大きさや腫瘍性病変の合併の有無
を確認することも重要です。
中枢性甲状腺機能低下症では下垂体、視床下部MRIを撮影します。
原因
甲状腺そのものの働きが低下することで起こる
「原発性甲状腺機能低下症」、
甲状腺をコントロールしている
甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が少なくなって起こる
「中枢性甲状腺機能低下症」
があります。
原発性甲状腺機能低下症の原因として
圧倒的に多いのは
橋本病(慢性甲状腺炎)
で、ほかに
ヨウ素過剰
によるもの、
バセドウ病のアイソトープ治療や甲状腺手術後
に起こることがあります。
また、
抗がん剤や不整脈の薬、
インターフェロンなどの薬物による影響
悪性リンパ腫
アミロイドーシス
などの甲状腺浸潤性病変によるものがあります。
2024.06.11